トピックス
- 2022_J2_第17節・・前半と後半のコラム内容のギャップ・・とてもドラマチックだったから、そのままアップすることにした・・(秋田vsヴェルディ、3-3)・・(2022年5月21日、土曜日)
- そうそう、それだよっ、それっ!!
強烈な「意識と意志とイメージング」がハイレベルに集約した、攻守にわたる「主体性プレー」。
もちろん、ボール奪取プロセス(守備)での、素早く効果的な攻守の切り替え(トランジション)と、チェイス&チェック(寄せ!)の勢いが、すべてのスタートラインだよ。
「それ」があるからこそ、チーム全体に、強烈な「心理パワー」がみなぎっていく。
そして、次のスペース攻略プロセス(攻撃)にも、勇気がみなぎっていく。
そこで魅せつけた、攻守にわたる、ダイナミズムが詰め込まれた「主体性プレー」だけれど・・
相手が、あの、強烈な「闘う意志」を前面に押し出す「ブルー・サンダー」秋田だからね。
そんな、強烈な意識と闘う意志をブチかましてくる相手だったからこそ・・
そこで、まった引かずに積極的&攻撃的ファイトを魅せつづけた堀孝史ヴェルディが「体感」した内容には、特別な価値があると感じていた。
そう、大いなる目標を達成するためにね。
わたしは・・
この日の素晴らしいサッカーを観ながら、こんなコトを思っていた。
願わくば・・
この、スーパーな主体性プレーが、様々な意味で、チームの、物理的&心理的な「根幹」になって欲しい。
とにかく・・
このレベルの、強烈な意志が込められた「主体性プレー」をつづけられれば、かならず、結果を、自分たち自身で「掴みとれる」までに進化&深化できるはず。
そう、大いなる目標を達成するためにね。
・・と、そこまでは・・
攻守のサッカー内容でも、秋田を凌駕していたことで、希望に満ちあふれて、ポジティブに書き進んでいたわけだけれど(ゲームを観ながら、完全ブラインドで書き進んだ!)・・
でも・・
そう、そこから、信じられないドラマが起きてしまうんだ。
そう、秋田がブチかました同点ドラマ。
もちろん、サッカーだから、こんなコトが、日常茶飯事だって分かってはいるサ。
でも、そのプロセスのなかでヴェルディが「はまり込んだ」、心理的な悪魔のサイクルが、あまりにもヒド過ぎたことで、言葉を失っていたんだよ。
セットプレーからの3失点。
そのプロセスでは、前述した「意識と意志のパワー」が、まったく影を潜めてしまった。
そう、ヴェルディ選手たちのプレー姿勢が、まさに「様子見」に落ち込んでしまい、その奈落の底から、まったく這い出せなくなってしまったんだ。
中盤でのセカンドボールを主体的に(!)奪えなくなっただけじゃなく、最終勝負シーンでも、「最後の半歩」を、まったく繰り出せなくなってしまった。
ダイナミズムが何倍にも跳ね上がった秋田の「勢い」を、「眺めて」しまったことで、すべてのボール奪取プロセス(守備)が「後追い」のリアクションサッカーに落ち込んでいくヴェルディ。
それじゃ、秋田がブチかます、前への勢いを抑えるコトなんて、出来るはずがない。
わたしは、そんなゲーム展開を観ながら・・
サッカーが、究極の「心理ボールゲーム」であるという事実を、再認識させられていた。
追い上げる秋田の、攻守にわたるアクションの内実は、何倍にも跳ね上がった。
逆にヴェルディのアクションは、完璧に、矮小化してしまった。
フ〜〜ッ・・
ということで、ポジティブな感性から、奈落の底に突き落とされてしまった筆者なのだった。
前半と後半のコラム内容(ニュアンス)のギャップ・・
これは、自分自身にとっての貴重な「学習教材」として記憶に留めておくべき・・と、「このまま」アップすることにしました。
- ============
- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
- -------------------
- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
-
============
最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
===============
重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
==============
ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
-
[ トップページ ] [
Jワンポイント ] [湯浅健二です。
]
[ Jデータベース ]
[トピックス(New)] [
海外情報 ]