トピックス
- 2022_J2_第19節・・ギリギリのせめぎ合い・・たしかに引き分けに終わったけれど、選手たちは、充実感に浸っていたに違いない・・そう「次」につながる心理パワーの充填ね・・(ヴェルディvsアルディージャ、1-1)・・(2022年5月28日、土曜日)
- どうなんだろうネ・・
この試合についての、ヴェルディ選手たち自身の印象は??
たぶん・・
このところのゲームとは比べものにならない程の充実感にあふれていたのじゃないだろうか。
彼らは、最後の最後まで、攻守にわたって、主体的に、全力で闘い抜いたんだ。
もちろん、この「全力」という表現は、攻守の切り替え(トランジション)の次の瞬間からブチかます、強烈な勢いのチェイス&チェックやカバーリングに集約される。
そう、ヴェルディ選手たちは、強烈な「意識と意志とイメージング」をもって(覚悟をもって!?)ゲームに臨んでいたんだよ。
そうそう、それだよ、それっ・・
わたしは、たしかに結果は引き分けだったけれど、この闘う意志こそが、「次」につながる、価値ある「積み上げ」になったと確信していたんだ。
相手は、新監督、相馬直樹によって「生まれ変わった」大宮アルディージャ。
彼らもまた、さまざまな意味で、強烈な「意識と意志とイメージング」をベースに、ギリギリまで闘い抜いた。
とにかく・・
いろいろと紆余曲折のあった、ダイナミックな動的均衡マッチだったんだ。
たしかに前半は、堀孝史ヴェルディが、積極的&攻撃的なボール奪取プロセス(守備)を絶対ベースに、イニシアチブを握り、何度も、決定的チャンスの「流れ」は創りだした。
でも、後半は・・
そう、カウンターの流れから、同点ゴールを「もぎ取られ」ただけじゃなく・・
その後も、アルディージャに主導権を握られてしまう時間帯もあったんだ。
そこでは、例の(!)、寄せやマーキング、最後の半歩の「甘さ」などが原因で、2度、3度、決定的ピンチに見舞われた。
ただヴェルディは、「そこ」で落ち込むことなく、徐々に、勝ち越しゴールまでも奪いとれるほどの本物チャンスを創りだせるまでに押し返したんだ。
そう・・
そんな紆余曲折を経た「ホンモノの闘い」があったからこそ・・
引き分けたとはいえ、ヴェルディ選手たちが、様々な意味を内包する「充実感」を体感していたはずだと思うわけさ。
この、限界まで突き詰めるようなギリギリの闘うマインドの「体感」こそが、次につながるんだよ。
- ============
- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
- -------------------
- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
-
============
最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
===============
重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
==============
ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
-
[ トップページ ] [
Jワンポイント ] [湯浅健二です。
]
[ Jデータベース ]
[トピックス(New)] [
海外情報 ]