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2022_J2_ 第33節・・この試合は、ヴェルディの順当負けってな評価が、フェアだと思う・・最後まで、攻守にわたって、強烈な意識と意志とイメージングをブチかまし つづけた大木武ロアッソに乾杯っ!!・・(ロアッソ熊本vsヴェルディ、1-0)・・(2022年8月28日、日曜日)

さすがに、優れたプロコーチ、大木武に率いられた、ロアッソ熊本だ。

最後の最後まで、攻守ハードワークとリスクチャレンジへの「意識と意志とイメージング」が、減退することがなかった。

皆さんも観られたとおり、このゲームでロアッソが魅せつづけた、強烈な「闘う意志」は、称賛に値するんだよ。

たしかに、後半にはヴェルディの「反攻」に押し込まれ、ピンチに陥るシーンはあった。

それでも彼らは、そんな劣勢からも、強烈な意識と意志にあふれたボール奪取プロセス(守備)のダイナミズムをダウンさせることがなかった。

だからこそ、ヴェルディにペースを奪われそうになりながらも、押し込まれ「つづける」のではなく、しっかりと押し返せたんだよ。

そんな・・

相手に押し込まれそうになる「ネガティブな流れ」を断ち切り、逆に押し返せたコトこそが、大木武の「優れたウデ」を象徴していたって感じていた筆者なのだ。

そう、物理的にだけじゃなく、心理・精神的な視点でも・・ね。

そんなロアッソ熊本だったけれど・・

彼らは、前からプレスのボール奪取プロセス(守備)だけじゃなく、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、しっかりと人とボールを動かす、優れたプレーを魅せた。

まあ、たしかに、「組織プレー」にミックスしていくべき「個の勝負」という視点では課題はあった。

それでも彼らは、人とボールを、素早く、広く「タテ」へ、動かしつづけるコトで、しっかりとスペースを攻略し、ゴール機会を創りだしたんだよ。

とにかく、立派な、積極的&攻撃的サッカーではあった。

対するヴェルディ・・

皆さんも、ご覧になったとおり、後半になってやっと、ボール奪取プロセス(守備)でも、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、「勇気」を奮い立てはじめたんだ。

それを象徴していたのが、攻撃&仕掛け)でのサポートアクションの、加速。

それがなければ、組織サッカーの内実を、アクティブに加速させられるハズがない。

そして、そんな「組織的な流れの好転」があったからこそ、「個の才能プレー」も、効果的にミックスさせられるようになった。

そう、後半になって、やっと、ホントにやっと、「組織」と「個」が、高質にバランスするスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)をブチかませるようになったんだ。

そんな流れが、チーム全体を勇気づけないはずがない。

ボール奪取プロセス(守備)や、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の流れが、明らかに高揚していくんだよ。

でも・・

そう、前述したように、ロアッソ熊本が放散する「闘う意志エネルギー」は、レベルを超えていた。

ヴェルディのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)に勢いが乗ってきたら、そうは簡単に止められないよね。

でもロアッソ熊本は違った。

彼らは、守備イメージングを、とても正確&効果的に「シンクロ」させながら・・

マーキング、カバーリング、協力プレスへの集散、最終勝負シーンでの「最後の半歩」にいたるまで、その実効レベルを高揚させつづけたんだ。

そんなところにも、優れた心理マネージャーでもある、大木武の「ウデ」を感じていた。

ということで、このゲームは、ヴェルディの「順当負け」という評価がフェアだと感じていた筆者だったのさ。

とにかく、彼らには・・

後半に魅せたダイナミックサッカーのイメージを「高みで安定させる」イメージトレーニングを積むことで、この敗北の悔しさを「次」の成果につなげて欲しいと願います。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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