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2022_J2_第34節・・城福浩ヴェルディ・・実力伯仲の「J2」だからこそ、「何か」を超えていくための、選手たちの強烈な「意識と意志とイメージング」に支えられた「主体性プレー」を!!・・(金沢vsヴェルディ、2-1)・・(2022年9月4日、日曜日)

決して、サッカー内容が悪い(意識と意志とイメージングの質が悪い!?)というわけじゃない。

とはいっても、たしかに・・

ボール奪取プロセス(守備)での、「最後の半歩」というファクターでは、気抜けの「様子見」シーンも散見されたけれど・・

それでも、全体的なプレー内容、また「闘う意志」という視点では、決して、チームの「モラルダウン」という最低の状態に陥っているわけじゃ、決してない。

あっと、ボール奪取プロセス(守備)での「最後の半歩」というファクター・・

それは、決して、決定的なパス&クロスや、シュートをブロックするコトだけじゃない。

そうではなく、相手の仕掛けプロセスにおいて・・

特に、ボールがないところでの最終勝負アクションを抑え切れるだけの、マーキングやカバーリングの「極限イメージング」というニュアンスも、含まれるんだ。

だから、その対極にあるプレー現象として、前述した「無為な様子見」っていう表現を使うことにしているわけさ。

不確実なファクターが満載のサッカーは、やっぱり、究極の「心理スポーツ」なんだよ。

だからこそ、意識と意志とイメージングの「量と質」が問われる。

そして、そんな心理・精神ファクターの実効レベルが問われる、究極のボール奪取プロセス(守備)プレーを、最後の半歩って呼ぶことにしているわけさ。

あっと、城福浩ヴェルディ・・

全体的には、攻守にわたって、質の高いサッカーを魅せつづけていたとしても・・

そう、肝心の「最終勝負シーン」で、気抜けの様子見に陥ったら(そこで究極レベルの最後の半歩プレーを繰り出せなかったら!?)、結果は、重大なんだ。

もちろん、ボール奪取プロセス(守備)だけじゃなく、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、「コト」は、まったく同じ。

そう、「勝負はボールがないところで決まる」んだよ。

だからこそ、ボールがないところでの「イメージング」の量と質が問われるっちゅうわけだ。

たしかに、ボールがないところでのサポートの動き(フリーランニング)が足りな過ぎた・・とは言わないし、実際に、何度も、決定的スペースへの「全力スプリント」は、目撃した。

まあ、「そこ」にパスを出す勇気が足りない・・ってな視点があるのかもね。

だから、全体として、「何かが足りない」って感じていたのかもしれない。

あれほどゲームのイニシアチブを握って攻め込んだ後半でも・・

そう、最終勝負シーンでこそ、その効力が最大限に発揮される「クリエイティブなムダ走り」が、足りないって感じていたんだ。

その「成功メカニズム」を描写するのは、簡単じゃないけれど・・

・・何かが起きるかもしれない・・

そんな感覚をベースに、タテの決定的スペースへ、全力で、抜け出していく。

もちろん、その多くで、パスをもらえるわけじゃないし・・

逆に、自分が「いた」スペースを起点に、カウンターを浴びてしまうかもしれない。

それでも・・

そう、そこで発揮された「エイヤッ!!」の感性を、持ちつづけなきゃ、いけないんだよ。

それがあって初めて、「何か」を起こすことができる。

攻守にわたって、誰もが「同じイメージング」を描いている状況での(普通の!!)アクションではなく・・

そう、「何か」を超越し、誰もが、予想だにしないリスクチャレンジアクション・・

それも、ボールがないところでのアクション・・

それこそが、「何か」を生み出すんだ。

もう、これ以上、うまく表現できない。

でも、もう少し・・

その、「何か」を超越する勝負アクション・・

そのアクションがあったからこその(!?)ネガティブ現象や、それによる心理プレッシャー・・

それを克服したときに初めて、本物のブレイクスルーを「体感」できるんだ。

そんな、「何かを超越するアクション」については・・

世界サッカー史に残る「偉人」たちとも、何度もディスカッションしたっけね。

もちろん、その感性は、超絶の「天賦の才」に恵まれた天才選手たちには、よく分からないんだよ。

そうではなく、それは、普通の才能レベルの選手たちが、何かを超えようとする、普通で、地道な(勇気が要る!!)チャレンジなんだよ。

まあ、「その他大勢」レベルのプレイヤーだった私も・・

そんな、勇気が要る(!!)チャレンジを繰り返したことで・・

進化&深化につながる「ホンモノの価値」を、何度も体感できた。

あっと、ゲーム・・

たしかに、城福浩ヴェルディは、全体としては、良いプレーを魅せた。

でも、ここのところの、連敗というネガティブ現象を目撃させられるたびに、前述のような、とても微妙な評価や感性が、アタマをもたげてくるんだよ。

もちろん、それは、「視覚情報」による、単なる「感性評価」というコトかもしれないけれど・・

とにかく、「もっと出来る、もっとやれる・・!!」って、選手たち自身が、貪欲に「上」を志向しなきゃいけないと思うのさ。

実力が伯仲する「J2」だからこそ・・ね。

その感性のレベルアップについては・・

優れたプロコーチ、城福浩の「ストロングハンド」に期待するわけだし、彼には、それを達成できるだけの実力(経験と人間力)を備えている。

ガンバレ〜、城福浩〜〜っ!!


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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