トピックス


2022_J2_第38節・・城福浩ヴェルディは、これまでのフラストレーションを、グラウンドに叩きつけるかのような、とてもハイレベルで爆発的な「主体性プレー」を魅せてくれた・・(ヴェルディvsモンテディオ山形、1-0)・・(2022年9月24日、土曜日)

城福浩ヴェルディ・・

このゲームの内容は、とても、良かった。

何がって!?

もちろん、 攻守にわたる、意識と意志とイメージングの内実だよ。

それが高質だから、「意志」が問われる、ボール奪取プロセス(守備)でのチェイス&チェックやカバーリング、はたまた「最後の半歩」などのクオリティーが明確にアップする。

また、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも・・

特に、ボールがないところでのサポートの動きや、パスレシーブの爆発的フリーランニングにも、勢いが増す。

そう、彼らは、攻守にわたる、素晴らしい「主体性プレー」を魅せつづけたんだ。

ということで、このゲームでの注目ポイント・・

それは、一点をリードしてからの、最後の時間帯。

そこで、城福浩ヴェルディが魅せつづけた、まさに究極の「主体性プレー」と呼べるサッカーが素晴らしかった。

彼らは、各自が、攻守ハードワークを、全力で探しまくっていたんだよ。

特に、ボール奪取プロセス(守備)での、集中したコンビネーションは、秀逸だった。

・・チェイス&チェック(ボールへの寄せ)・・

・・その動きに合わせるような、カバーリング、インターセプト狙い、協力プレスへの集散・・

そんな、チームプレーが、素晴らしいハーモニーを奏でていた。

そう評価ができたのは・・

もちろん、ダゾン中継のカメラワーク(ズーミングワーク)が、とても良かったから。

ボールがないところでの、ポジショニングバランス、ポジショニング修正、カバーリングやインターセプトを狙う「猛禽類の眼」・・などといった見所を、余すことなく視認できた。

だからこそ、強烈な「意識と意志」が込められた「主体性プレー」に、舌鼓を打てたっちゅうわけだ。

チト、失礼かもしれないけれど・・

久しぶりに、名将、城福浩の「良い仕事コンテンツ」を体感させてもらった。

相手は、優れたプロコーチ、ピーター・クラモフスキー率いる、強いモンテディオ山形だからね。

だからこそ、この、内容と結果が「一致」した勝利には、特別な意義があると思う。

そういえば・・

ダゾン福田浩大アナウンサーが、こんな、城福浩の言葉を披露してくれたっけね。

・・選手たちは、全員が、進化したい、深化したいって思っている・・

・・彼らは、そんな思いを共有しているんですよ・・

いいね〜・・。

とにかく、最後まで、全力で、「自分の弱さに打ち勝って」欲しいと思う。

ガンバレ〜、城福浩ヴェルディ〜〜


============

ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

-------------------

あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


============

最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


===============

 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

==============

 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





[ トップページ ] [ Jワンポイント ] [湯浅健二です。 ]
[ Jデータベース ] [トピックス(New)] [ 海外情報 ]