2022_Ｊ2_第4節・・堀孝史ヴェルディは、勝負マッチという貴重な学習機会で得られる課題を、しっかりと咀嚼（そしゃく）し、次に活かしていかなきゃいけない・・（群馬vsヴェルディ、0-1）・・（2022年3月13日、日曜日）
まず、苦言から（スミマセン・・）・・そう、こんな低級ダゾン・カメラワーク（ズーミングワーク）は、久しぶりだったという話題。
とにかく、フラストレーションが、溜まりまくった。
こちらは、ボールがないところでの、攻守両面の（両チーム選手たちの！）イメージング内容を体感したいのに・・。
結局は、グラウンド上の現象（結果！）しか、後追いで確認するしかない。
たしかに、ゴールに近づいてきたら、両チーム選手たちの、攻守イメージングを体感できるわけだけれど・・さ。
そうではなく、わたしは・・
組み立ての段階で、どのように、両チーム選手たちの「意識と意志とイメージング」が、ぶつかり合っているのか（攻守の集中デュエル！？）を、感じたいんだよ。
フ〜〜ッ・・まあ仕方ない・・
ということで、試合・・
構図は、明らかだったね。
群馬は、完璧に「整った」ブロック守備をベースに、ボールを奪い返した次の瞬間には、タテへ、素早く、仕掛けていこうとする。
もちろん、彼らの守備のチーム戦術イメージは、「リトリートして受けて立ち、そこからカウンター・・」ってな低級なモノじゃない。
そうではなく、あくまでも、できるかぎり前から、積極的＆攻撃的なボール奪取プロセスをブチかましていこうとするんだ。
「整った」守備ブロックを絶対ベースにしてね。
そして、ボールを奪い返したら、とても危険な仕掛けプロセスをブチかましていく。
そのプロセスには、もちろん、色々なタイプはあるけれど・・
その底流に流れる「仕掛けのベーシックイメージング」が、チームでうまくシェアされているのが、特筆だった。
まあ、わたしの表現だけれど・・
彼らの攻撃では、とにかく、ボールの動きを「止める」ことなく、シンプルに、タテへ（！）仕掛けていく・・という強い意志が感じられたんだ。
そして、放り込みも含めたクロス勝負、ミドル弾などに代表される最終勝負も、あくまでもシンプルにブチかましていく。
大事なコトは・・
群馬が、かなり高いレベルで、勝負イメージングをシェアできているっちゅうこと。
だから、こぼれ球への「寄せ」、クロス状況やスルーパス状況での、決定的な（小さな！）人の動きが、とても危険に「シンクロ」するんだよ。
そんな群馬の「徹底サッカー」を観ながら・・
また、攻めあぐむヴェルディを観ながら・・
・・これは、最後は、やられっちゃうかもしれないな〜〜・・
・・なんて、感じていた。
たしかに、堀孝史ヴェルディは・・
忠実で効果的なボール奪取プロセス（守備）を絶対ベースに、しっかりと、次の仕掛けを展開できていたし、何度も、ゴール機会の雰囲気は、創りだせていた。
特に、スーパーな勝負をブチかましつづけた新井瑞希の、スピーディーでスキルフルな仕掛けは、インプレッシブの極みだった。
でも、最終勝負の決定的シーンでは、群馬プレイヤーたちの「最後の半歩」の前に、はね返されちゃうんだよ。
そんな群馬の、強烈な「意識と意志」が集約された最終勝負を体感しながら、「これは難しいネ・・」なんて、弱気の感性がアタマをもたげていた。
大槻毅さんは、よい仕事をしている。
それ以外でも、ヴェルディでは・・
まさに「群馬のツボにはめ込まれた」ような、無様な（アロガントな！？）ミスパスからの大ピンチを、何度も見せつけられた。
そんなコトも、「こりゃ、今日は、ヴェルディの日じゃない・・」って感じた背景にあったのさ。
そんなネガティブな感性に苛（さいな）まれていたからこそ・・
山本理仁の、勇気が爆発的に放散されたかのようなドリブル＆股抜きシュート＆決勝ゴールには・・
思わず、「ヨ〜〜シッ！！」なんて、頓狂な声を出しちゃったよ。
とにかく・・
堀孝史ヴェルディは、この4試合（貴重な学習機会！）で体感した「様々な課題」を、しっかりとプロセスすることで（自分のなかで反芻することで）、次の進化＆深化につなげなきゃいけない。
その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト（コントラバス奏者）藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
”Football saves Japan”の宣言に賛同します（写真は、宇都宮徹壱さんの作品です）。