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2022_J2_第42最終節・・この、シーズン最後の2試合には、ビデオなどを駆使して、しっかりと「反芻」する価値が、詰め込まれている・・そう、来シーズンへ向けてネ・・(ヴェルディvs岡山、2-0)・・(2022年10月23日、日曜日)

・・(来シーズンへ向けて!?)プレーオフへ進出できなかった悔しさを(より深く!?)体感するためにも、このゲームは勝たなければならない・・

試合前のダゾンインタビューで、城福浩が、そう、厳しい表情で語っていた。

そして、その言葉通り・・

城福浩ヴェルディは、我慢強く、粘り強く、攻守にわたって、優れた主体性プレーを魅せつづけた。

特に、ボール奪取プロセス(守備)が素晴らしかった。

その根幹ファクター・・

・・素早く効果的な、攻守の切り替え(トランジション)・・

・・しっかりと相手アクションを見極める、実効レベルの高いチェイス&チェック・・

・・忠実で、粘り強いマーキング&カバーリング・・

・・もちろん、局面デュエルでの、ダイナミズムと巧みさも、着実に、進化&深化している・・

・・そんなだから、協力プレスへの集散という「インテリジェント連動アクション」が、うまく機能するのも道理・・

その、インテリジェント・アクションだけれど・・

その根幹は、何といっても、強烈な「意識と意志とイメージング」に支えられた、「最後の半歩」だ。

もう書くまでもないだろうけれど、わたしは、最後の半歩ファクターとして・・

・・決定的パスやクロス、そしてシュートをブロックするだけじゃなく、マーキング&カバーリングでの、ギリギリの勝負イメージング(予測能力!!)を研ぎ澄ますコトも含める。

その、優れたボール奪取プロセス(守備)の内実は、少なくなる傾向にある失点数などの「数字」にも、着時に現れてきている。

もしかすると、それは、「J2」で成果を挙げるために、もっとも重要なファクターかもしれない。

とにかく・・

城福浩がチームを受け持ってからというもの・・

前述の、ボール奪取プロセス(守備)ファクターの全てで、選手たちの「意識と意志とイメージング」の内実が、大きく進歩したと感じる。

また、次の、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも・・

そう、人とボールの動きが、無為なボールキープではなく、より「シンプル」に、タテへ向かうようになったんだ。

もちろん、その「チーム戦術イメージング」は、プロコーチの哲学による。

だから、そのことについては、ディスカッションしない。

とにかく、そのやり方で、しっかりと結果を出しているのだから・・

あっと、この、リーグスケジュール最後の2試合には・・

内容で、とても貴重なコノテーション(言外に含蓄される意味)が内包されていたっけね。

もちろん、戦術ファクターや、心理・精神的ファクターは、言うまでもないけれど・・

それ以上に重要だったのが・・

選手たちの「確信レベル」が、大きくアップしたコトだと思う。

そう・・

・・このサッカーだったら、来シーズンは、確実に、「昇格リーグ」の一角を占められる・・

そんな、自信と確信こそが、選手たちの「向上心(モティベーション)」を、無限に増幅させる。

アルビレックス、そして(今日の)岡山と闘った、リーグ最後の2試合。

そこでは、選手たちは、普段とは次元の違う「相手の圧力」を感じていたコトでしょ。

そう・・

・・コイツ等は、強い(弱くない!?)・・

・・ってね。

スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)においても、ボール奪取プロセス(守備)でも。

だからこそ・・

そう、この2試合で体感したエッセンスを、次のシーズンへ向けて、しっかりと記憶タンクに収めるだけじゃなく、何度も、何度も、しっかりと「反芻」しなきゃいけない。

そのためにも、ビデオを駆使した「イメージトレーニング」には、格別の「貴重な価値」があるんだよ。

とにかく、大いなる希望という心理エネルギーを駆使しながら、来シーズンへの「覚悟」を、大きく高揚させて欲しい。

わたしも、自分自身の学習機会としても、しっかりと、城福浩ヴェルディを、追いかけますよ。

ガンバレ〜〜・・

城福浩ヴェルディ〜〜


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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