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- 2022_J2_第8節・・堀孝史ヴェルディが魅せつづける勝負強さの絶対ベースは、言うまでもなく、強烈な意識と意志(攻守ハードワーク!)に支えられた、効果的なボール奪取プロセスだよ・・(ヴェルディvsトリニータ、1-0)・・(2022年4月3日、日曜日)
- ・・ほら〜〜っ!!・・
・・肝心な勝負所での「人の動き」が観られなかったじゃネ〜か・・
例によって、ダゾンのカメラワーク(ズーミングワーク)が、微妙に「寄り過ぎ」なんだよ。
そのことで・・
右サイドからのクロス勝負というシーンで、ボールとはかなり遠いところから決定的スペースへ走り込んだ梶川諒太の動きが、まったく確認できなかったんだ。
言いたいことは・・
中盤でも、後方でも、ボールを持っている選手「と」、最前線のパスレシーバーの両方を、できる限り、一つの画面上に捉えるというコンセプトが徹底されていないというコト。
まあ、とはいっても・・
最初は、あり得ない程の「寄り過ぎアングル」だったのが、ディレクター氏からの指示で(!?)、時間を追うごとに、少しは改善したのも事実ではあったけれど・・。
とにかく・・
ボールにばかり意識を集中させちゃいけない。
サッカーは、組織的なパスゲーム(Association Football)なんだよ。
ということで、今日も(これで4試合つづけてだぜ!)フラストレーションを溜めながらの観戦っちゅうことになったわけさ。
フ〜〜ッ・・
さて、ゲーム・・
その立ち上がり・・
優秀なプロコーチ、下平隆宏に率いられた(鍛えられた!?)トリニータが、前からガンガンとボールを奪いにきた。
そして、呉屋大翔や長澤俊を中心に、ゴール機会まで創りだしてしまう。
呉屋大翔は、後半でも、ゴールを奪うという視点で、抜群の存在感を魅せていた。
でも、徐々に・・
そう、堀孝史ヴェルディも、ペースを奪い返していくんだ。
そしてゲームが、ダイナミックな動的均衡マッチへと高揚していく。
そんな、ゲームの流れが変容していくプロセスも、とても興味深かった。
そう・・
ボール奪取プロセス(守備)こそが、「全て」のスタートラインという、サッカーの普遍的コンセプトを体感させられていたっちゅうことさ。
その守備の目的だけれど・・
それは、ボールを奪い返すコトであり、ゴールを守るのは、単なる結果にしか過ぎない。
だから、ここでいうボール奪取プロセス(守備)とは、互いに、積極的にボールを奪いにいった・・という意味ね。
そして、そんな強烈な意識と意志に支えられているからこそ・・
最終勝負シーンでは、両チームともに、しっかりと「最後の半歩」を繰り出せていたんだ。
そりゃ、誰もが心躍らされる、魅力的な動的均衡マッチになるのも道理ってワケさ。
ところで・・
ゲームの残り20分あたりから(一点をリードする!)堀孝史ヴェルディが魅せつづけた、粘り強いボール奪取プロセス(守備)。
そこでの意識と意志は・・
前述したように、守るのではなく、あくまでも、次の仕掛けをイメージングした攻撃的なボール奪取をイメージングしている。
そんな積極的&攻撃的なイメージングがあったからこそ、下平隆宏トリニータがブチかます怒濤の攻めに動ずることなく、ほとんどチャンスらしいチャンスを創らせなかった。
そこで、堀孝史ヴェルディが魅せつづけたボール奪取プロセス・・
素早く効果的な攻守の切り替えをベースに・・
爆発的なチェイス&チェックからの、効果的なカバーリングやマーキング、協力プレスへの集散を、とてもうまく機能させつづけた。
以前にも、こんな、一点を(とても安定して!!)守り切るゲームがあったよね。
そこで学んだ「確信的な意識と意志」が、ここでも、しっかりと活かされていた!?
まあ、そういうコトなんだろうね。
まだまだ先は長いけれど、このような、攻守ハードワークを探しまくる「主体性プレー」をつづけていれば、着実に、チームは進化&深化を遂げていくに違いない。
そう、大いなる目標を目指してね・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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