トピックス
- 2022_J2_第9節・・堀孝史ヴェルディは、正しいベクトル上を、ひた走っていると思う・・だからこそ、反省の体感が、とても大事なんだ・・(ヴェルディvs熊本、2-3)・・(2022年4月9日、土曜日)
- サスガに、大木武だね・・
ロアッソ熊本は、攻守にわたって、創造的なダイナミズムを、放散しつづけていた。
そう、意志のサッカー・・ね。
そんな、強烈な「意識と意志」が込められたボール奪取プロセスを絶対ベースに・・
(それがあるからこそ!)次のスペース攻略プロセス(攻撃)でも、クリエイティブなムダ走りが満載のリスクチャレンジをブチかましていける。
彼らもまた、正しいサッカーを繰り広げる「強いチーム」の一つだね。
対する、堀孝史ヴェルディ。
ボール奪取プロセス(守備)でも、スペース攻略プロセス(攻撃)でも、決して、熊本の後塵を拝しているわけじゃない。
それでも・・
そう、部分的には前半も、また後半の立ち上がり15分〜20分あたりまでのサッカーは、いただけない。
特に後半の立ち上がり・・
熊本に勝ち越しゴールを奪われただけじゃなく、その後も、一度、二度と、決定的スペースを攻略され、ゴール機会までも献上してしまった。
まあ、幸いにも1失点だけで「済んだ」けれど・・
とにかく、部分的には前半もそうだったけれど、特に、後半立ち上がり20分分あたりまでの、闘う意志が感じられない、覇気のない「プレー姿勢」には、まったく納得できない。
熊本がブチかます、ボール奪取プロセスの勢いに「呑み込まれてしまった」時間帯のコトね。
でも、その後の堀孝史ヴェルディは・・
選手交代によって、再び、エネルギーが充填された(!?)ダイナミックなプレーを、繰り出していけるまでに復活するんだよ。
たしかに、「あの」決勝失点シーンは、残念至極だったけれど・・
それでも、何人かの選手を交代させてからの堀孝史ヴェルディは・・
「攻守ハードワークとリスクチャレンジ」への積極的&攻撃的なマインドによって、まさに、まったくの「別物チーム」へと生まれ変わったんだよ。
だからこそ、敢えて、言う。
部分的には前半も、そして前述した後半立ち上がり時間帯での、「意識と意志とイメージング」が足りないプレー内容・・
それは、ビデオを観ながら、しっかりと体感し、「自分のモノ」にする努力を怠っちゃいけない。
・・あっ・・あそこのチェイス&チェックじゃ、少し様子見になったかもしれない・・
・・あっ・・あそこの局面デュエルじゃ、闘争心が足りなかったかもしれない・・
・・あっ・・あそこのマーキングは、十分にタイトじゃなかった・・
・・あっ・・あそこのカバーリングが遅れていた・・
・・等など。
とにかく、考えつづけ、自覚し、自分自身で工夫するコト(ホンモノの自己主張!!)こそが、次のステップへ進化&深化していくための、絶対条件なんだよ。
その意味でも・・
この、強い熊本との勝負マッチは、とても貴重な学習機会だったと言える。
とにかく・・
堀孝史ヴェルディは、正しいベクトル上を、ひた走っているコトだけは、確かな事実なんだ。
- ============
- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
- -------------------
- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
-
============
最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
===============
重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
==============
ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
-
[ トップページ ] [
Jワンポイント ] [湯浅健二です。
]
[ Jデータベース ]
[トピックス(New)] [
海外情報 ]