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2022_WM_10・・ 最初のドイツ戦では、幸運を授け、このゲームでは「あり得ないアンラック」を見舞ってくれた、サッカーの神様・・まあ、それもまたサッカーさ・・というこ とは、次のスペイン戦では、完璧にフッ切れた森保一ジャパンが観られる!?・・(日本vsコスタリカ、0-1)・・(2022年11月27日、日曜日)

まあ、タイトルの通り、これが「サッカー」っちゅうコトだね。

簡単に、箇条書きで、内容を振り返ります。

・・とにかく、ゴール機会を、うまく創りだせない森保一ジャパン・・

・・でも、前半の立ち上がりには、タテへの勢いがあった・・

・・ところが、時間の経過とともに、どんどん、その勢いが失われていった・・

・・コスタリカの、人数をかけたボール奪取プロセス(守備)が、とても高質で厳しいイメージングで、ステディーだった・・

・・そして、仕掛けが「うまくいっていないな〜」というネガティブ心理によって、リスクへチャレンジしていく「心理エネルギー」が、見るからに減退していった・・

・・それでは、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)が、うまく回るはずがない・・

・・そう、攻撃&仕掛けでは、勇気をもった積極性こそが問われるんだ・・

・・そして心理が、「ミスをしたくない・・」ってな、後ろ向きの姿勢にダウンしていった・・

・・たしかに、まさに神様スクリプトってな決勝ゴールを奪われてからは、リスクチャレンジの量と質はアップしていった・・

・・でも、その積極的な「仕掛けのリズム」が、しっかりとチーム内でシェアされていないという側面も見て取れた・・

・・だから、三笘薫とか伊東純也が、ドリブルで仕掛けてしくシチュエーションでも・・

・・そう、受け手が、様子見になり、ボールがないところでのサポートの動きに(2人目、3人目のフリーランニングなど!)勢いが乗っていかなかった・・

・・だから、ニアゾーンまでドリブルで入り込んだ三笘薫の「折り返し」に、相手ディフェンダーの「眼前スペース」へ入り込んでいく選手が、いなかった・・

・・いや、相手の眼前スペースへ入り込もうとする意志はあったと思う・・

・・でも、そんな危急状態での、コスタリカの「守備イメージング」のレベルは、高かった・・

・・だから、「タテへの仕掛けプロセス」を、うまく成就させられない・・

・・そう、コスタリカ守備がイメージできない「仕掛けの変化」こそが望まれたにもかかわらず・・

・・また・・

・・何が何でも、タテへ仕掛けていくという、爆発的な攻撃マインドも、十分じゃなかった・・

・・ガンガン、ミドル弾をブチかましたり、アーリークロスを放り込んだり・・

・・ドリブラーが、完璧にフッ切れた「勢い」で、突破にチャレンジするとか・・

・・周りが、その「仕掛けの流れ」を、しっかりとサポートし、奪われた次の瞬間から、ゲーゲンプレスをブチかますとか・・

・・とにかく、ゲームの流れ(選手たちの意識と意志!!)を、変えなきゃいけなかったんだよ・・

・・そこじゃ、まず何といっても、前からプレスの「勢い」を、何倍にもアップさせるべきだった・・

・・そう、ボール奪取プロセス(守備)こそが、全てなんだ・・

・・それさえ活性化すれば、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)だって、「流れ」を大きく好転させられる・・

・・やっぱり、リーダーシップか!?・・

・・そう、落ち込んでしまったネガティブな心理(壁)をぶち破れるだけの「強烈な刺激」で、チームを鼓舞できるようなリーダーね・・

・・この刺激クリエイターというテーマじゃ、「このコラム」も、ご参照あれ・・

・・その刺激で倍増する、攻守にわたるアグレッシブ・マインド・・

・・オレが、ボールを奪い返してやる・・

・・(そこから)オレが仕掛けていく・・

・・オレがチャンスの流れを創ってやる・・

・・オレが、シュートをブチかましてやる・・

・・そんな、エネルギッシュな「オーラ」が、感じられなかったのは、残念だった・・

・・もちろん、疲れもあっただろうから、そんなに簡単じゃないのは分かる・・

・・まあ、仕方ない・・

さて・・

残り1試合。

まず、これから6時間後にキックオフされる、スペイン対ドイツの結果をみてみましょうね。

ちょっと落胆気味で、これ以上書くエネルギーを創出できないという体たらくの筆者でした。

悪しからず・・


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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