トピックス
- 2022_WM_19・・
ノックアウト_3・・そりゃ、実力では、フランスが抜けている・・でも、そんな現実のなかでもポーランドは、リーグでのネガティブイメージを払拭するよう
な立派な闘いを披露した・・(フランスvsポーランド, 3-1)・・(2022年12月5日、月曜日)
- そりゃ、個のチカラの「単純総計」っちゅう視点じゃ、フランスに、一日以上の長がある。
そのことは、誰もが認めるところでしょ。
でも、この試合でのポーランドは、まさに「イメチェン」の積極サッカーを展開するんだよ。
予選リーグでは、受け身で消極的サッカーが目立っていたポルスカ。
でも、「受けるサッカー」だったら、「あの」フランスには、まったくノーチャンスだよね。
その現実を、しっかりと理解しているポーランドは、戦術的に、ある意味、フッ切れた闘いをするって心に決めたんだろうね。
まあ、フッ切れざるを得なかった!?
だって・・
「組織と個のバランス」という視点で、世界トップの実力を有する、現役の世界チャンピオン、フランスが相手なんだから。
でも、もちろん、バランスを崩し過ぎたカタチで攻め上がったら、ムバッペやデンベレっちゅう天才連中のスピーディーなカウンターに、ブチ切られちゃう。
だから・・
そう、ポルスカは、(森保一ジャパンのように!?)守備を、まさに「ボール奪取プロセス」って捉えるんだ。
決して、受け身にならず(ゲーム戦術というカタチにこだわり過ぎすに!!)、ボールを奪い返すコトに集中するイメージングを脳裏に描くんだ。
そうすれば、おのずと、「より」積極的なボール奪取プロセス(守備)を展開できるし、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)にも、勢いが乗っていく(人数をかけられる!)。
この、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での人数だけれど・・
十分に人数をかけられれば、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションに代表される、人とボールの動きを、加速させられるっちゅうわけだ。
そう、相手ディフェンスのイメージングの「ウラ」をつき、より可能性高くスペースを攻略していく可能性をアップさせられるんだ。
ゲーム立ち上がりは、かなり攻め込まれたポーランドだったけれど・・
時間の経過とともに、ペースを上げていくだけじゃなく、ゴール機会まで、二度、三度と、創りだすまでに、勢いを増幅させていくんだよ。
これは・・
もしかしたらポーランドが、サッカー的な「ツキ」に恵まれることで、「ギリギリの勝負プロセス」に持ち込めるかな・・
そんなコトまで考えはじめていた、後半44分、コトが起きてしまう。
ジルーが、オフサイドのギリギリタイミングで、決定的スペースへ抜け出す・・
そこへ、ムバッペから、ベストタイミングで、スルーパスが通されちゃったんだ。
こうなったら、才能ストライカーのジルーが、シュートを外すはずがない。
そして、フランスの先制ゴールが決まった。
さて、後半・・
ポーランドが、一点を追いかけるというゲーム展開。
そこでのタクティカルな判断が、難しい。
そう、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、人数&ポジショニングバランスというテーマ。
そのバランスを「崩し」、攻撃への人数をかけ過ぎたら、フランスのカウンターで、ムバッペとデンベレのスピードに、ブッちぎられちゃう危険性が大きくなってしまう。
でも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)にかける人数が少なすぎたら、もちろん、勢いを加速させられない。
でもポーランドは、そんな「微妙なバランス」を、しっかりとマネージするんだ。
それは、立派なゲームマネージメントではあった。
彼らの、インテリジェンスの高さが、うかがえる。
とはいっても、そこは、才能の宝庫、フランス守備。
ポーランドのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を、とてもステディーに「受け止め」てしまうんだよ。
フランスが、「個の天才」を、うまく「積み上げた」効果的ディフェンスを展開するんだ。
ゲームが、前半のように、落ち着いていく。
もちろんポーランドは、より積極的に攻め上がろうとしているにも、かかわらず・・ネ。
そして後半29分、カウンターから、ジルー、デンベレ、ムバッペの才能が、炸裂する。
最後は、ムバッペが、才能ゴールをブチ込んでしまう。
そのムバッペは、後半46分にも、スーパーシュートを決め、自身の2点目を奪った。
でも、とても頑張ったポーランドが魅せた「イメチェン」、そして後半の「バランスの執れた反攻」は、見所満載ではあった。
それが、タイムアップ直前の、レバンドフスキーのPKとなって、報われた!?
とにかく、この強いフランスは、ワールドカップ連覇も、完全に視野に入っているよね。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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