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2022_WM_31・・ 3位決定戦・・結局最後は、実力で上回るクロアチアが勝利を収めた・・でも、単なるダークホースから、「底力」を備えた実力チームとして存在感を発揮した モロッコにも称賛と感謝の拍手をおくりたい・・(クロアチアvsモロッコ,  2-1)・・(2022年12月17日、土曜日)

いままでのW杯で、一番エキサイティングな3位決定戦だったかもしれない。

フジテレビ解説の中村俊輔も語っていたように、グループリーグで対戦したときとは、雰囲気が、まったく違った。

そりゃ、そうだ、何といっても、一発勝負なんだから・・

とにかく彼らは、勝ちたかったんだよ。

だから、流れのなかでの局面デュエルの「熱量」の次元が、一段階も、二段階もアップしたっちゅうわけだ。

ボール奪取プロセス(守備)でも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)においても。

不確実だからこそ、究極の「心理ゲーム」でもあるサッカーの面目躍如。

とにかく・・

局面デュエルに至るまでの、両チームの「攻守イメージング」のせめぎ合いには、わたし自身の学習機会という視点でも、見所が満載だったんだ。

ところで・・

モロッコのボール奪取プロセス(守備)だけれど・・

解説の中村俊輔も、語っていたように・・

最初のチェイス&チェックの「寄せの勢い」を、うまく調整していたよね。

そのことで、インターセプトやトラップ瞬間のアタックを狙うタイミングを、全員で、正確にシェアする(イメージングをシンクロさせる)っちゅうわけだ。

そして、クロアチアが「仕掛け」に入ったときには(その直前には!?)、ボール奪取プロセス(守備)の輪を、瞬間的に、タイトに凝縮させ、局面デュエルを有利に展開しちゃうんだ。

とにかく、モロッコのボール奪取プロセス(守備)は、とても、とても洗練されているんだよ。

モロッコがブチかます、ボール奪取プロセス(守備)は、強いはずだ。

そんな彼らは、決して、受け身に、守備ブロックを固めるのではなく・・

常に、積極的、攻撃的にボールを「奪い返しに」いく。

そう、森保一ジャパンのようにね。

あっと、とはいっても・・

もちろん、クロアチアのボール奪取プロセス(守備)だって、とても洗練されているし、強力だよ。

クロアチアが1点リードして入った後半。

そんな、クロアチアの、ものすごく堅いボール奪取プロセス(守備)の真骨頂が、炸裂しつづけた。

ガンガン攻め上がるモロッコ。

だから、今度は、クロアチアが、うまく調整した「最初のチェイス&チェック」を展開するんだよ。

そして、激しく、巧妙に、ボールを奪い返してしまう。

カバーリングの妙!?

まあ、そんな感覚的な部分もそうだけれど、やっぱり、何といっても、一人ひとりが、最高の集中力で、ボールの「動き」をイメージング(予想)しているっちゅうことだね。

だから、クロアチアのボール奪取プロセス(守備)からは、とても洗練した「イメージング・シンクロ」の機能性を感じたわけだ。

そこでの高質な「主体性プレー」という視点も含めて、いろいろな意味で、とても価値ある「学習機会」ではあった。

特に・・

そう、モロッコが、強烈な「前からプレス守備」をブチかましてきた、最後の15分。

そこでクロアチアが魅せた、素晴らしく「イメージング連動」するボール奪取プロセス(守備)は、秀逸の極みだった。

彼らは、ボールを奪い返した後でも、「あの」強烈な、モロッコのプレッシングにも、まったく動ぜず、落ち着いてボールを前へ展開できていた。

そんなシーンを観ながら・・

・・お~〜っ、さすがに、東欧のブラジル・・

・・なんて、思っていた。

まあ、何度かは、ミスでボールを奪われ、ピンチに陥るシーンはあったけれど・・さ。

へへっ・・

でも・・

そう、後半ロスタイムも、あと30秒でタイムアップという、最後の最後のタイミング・・

そこで飛び出した、エンネシリの、次元を超えた「高さ」からの、スーパー・キャノン・ヘディング。

観ている誰もが、フリーズしたでしょ。

わたしも、思わず、「アッ!!」ってな、頓狂な叫びが口をついてしまった。

その、ものすごい勢いのキャノン・ヘッドは、わずかに、ほんの僅かに、バーを越えていった。

ホント、ビックリしたし・・

大会中、何度もあった「神様スクリプトのドラマ」が、一瞬、アタマをよぎったモノさ。

でも、終わってみれば・・

やはり・・

そう、実力チームのクロアチアが、ある意味で(!?)順当に、3位の称号を手にした。

もちろん・・

大会を通じて、単なるダークホースから、実効ある「底力」を備えた実力チームとして、世界サッカー地図に名乗りを挙げたモロッコにも、称賛と感謝の拍手をおくらなきゃいけない。

ちょっと、もう、アタマが回らなくなった。

ということで、今日は、こんなところです。

明日(あっ・・今日か)の決勝を楽しみに、ベッドに入ります。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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