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			 2023_ACL決勝の2・・素晴らしい闘いを魅せた我らが浦和レッズ・・あなた方には、「アジア・チャンピオン」という称号が、ふさわしい・・(レッズvsアル・ヒラル、1-0)・・(2023年5月6日、土曜日) 2023_ACL決勝の2・・素晴らしい闘いを魅せた我らが浦和レッズ・・あなた方には、「アジア・チャンピオン」という称号が、ふさわしい・・(レッズvsアル・ヒラル、1-0)・・(2023年5月6日、土曜日)
 
 
 やった〜〜っ!!! やった〜〜っ!!!
 
 よしっ、よしっ、よしっ、よしっ・・
 
 それでも最後は、「フ〜〜〜ッ!」ってな感じで、力が抜けた。
 
 とにかく・・
 
 あまり経験したことがない、特別なテンション(緊張感)だったんだ。
 
 もちろん、ゲーム展開についてだよ、ゲーム展開。
 
 オイルマネーで世界中から「才能」を集めている(国内選手は、全員が代表プレイヤーたち!)アル・ヒラル。
 
 皆さんも観られたとおり、彼らは、優れた「個の才能」を前面に押し出すような戦い方をブチかましてくるんだ。
 
 そう、第1戦と同様にね。
 
 そんなスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)は、「読みやすい」から、あまり怖くない!?
 
 いやいや・・
 
 いくら、戦術的に、稚拙なスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)だって・・
 
 (偶発的に!?)一瞬「空いたスペース」から、ドカンッってな感じのミドルシュートをブチかましたり、危険なクロスを送り込んだり。
 
 たしかに、戦術的に「ハイレベル」なスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)じゃない。
 
 それでも、そこは、不確実なファクターが満載のサッカーだから、何が起きるか分からない。
 
 だからわたしは、最後の最後まで、お恥ずかしながら、ドキドキだったっちゅうわけさ。
 
 それでも、そんな不確実なサッカーだからこそ(!?)・・
 
 我らが浦和レッズが、最後まで、まったく「闘う意識と意志」をダウンさせることなく、最高の「集中力」で闘い切ったコトは、特筆の称賛に値するんだよ。
 
 「あの」ホセ・カンテだって、ボール奪取プロセス(守備)で、最前線から、しっかりと爆発し(=フルスプリントのチェイス&チェック=寄せ)ていた。
 
 彼も、そこでの、極限のテンションを、敏感に、感じていたっちゅうコトなんだろうね。
 
 だから、攻守にわたって、爆発的な主体性プレー(フルパワー!)を魅せる場面もあった。
 
 どうなんだろうね、ホセ・カンテ。
 
 わたしは、彼のポテンシャルについては、まだまだ、クエスチョンマーク満載なんだ。
 
 要は、意識と意志パワー(=主体的な攻守ハードワークとリスクチャレンジの内実)について、まだまだ、疑問符の方が先に立つっちゅうコトさ。
 
 でも、このゲームでは、わたしの評価が、少し上向いたのは確かな事実だった。
 
 とにかく・・
 
 このゲームでは、マチェイ浦和レッズ全員が、まったくサボらず、攻守にわたって「爆発」しつづけていたっちゅうコトが言いたかった。
 
 それは、日本サッカー界に、勇気エネルギーを流し込むのに十分なパフォーマンスだった。
 
 そう、この瞬間、浦和レッズは、日本サッカーの「アイデンティティ」になったんだよ。
 
 いつも書いているけれど・・
 
 わたしは、アイデンティティを、「誇りのリソース」って定義するんだ。
 
 何せ、サッカーは、人類史上で、最高パワーを秘める「異文化接点」だからね。
 
 だから、この成果は、すぐにでも、世界中に波及する。
 
 たしかに、いま、日本スポーツ界の最高アイデンティティは、何といっても、大谷翔平でしょ。
 
 でも野球は、「構造的」に、個人競技だからね。
 
 だから私は、ホントに、よかったって思っているのサ(笑)。
 
 でも今日、この時点では、なんといっても浦和レッズが、「日本スポーツの最高アイデンティティ」という称号を、欲しいままにしていたのは、誰もが認める事実だと思う。
 
 浦和レッズが、日本サッカーに為した、有形、無形の「価値」は、計り知れないんだよ。
 
 同じ日本のサッカー人として、彼らに対して、心からの称賛と感謝の拍手をおくります。
 
 さてゲーム内容についてだけれりど、やっぱり・・
 
 第1戦で表現したように、ボール奪取プロセス(守備)での、ものすごくハイレベルな忍耐力、調整力が「モノを言った・・」ってな表現に落ち着きそうだね。
 
 その第1戦コラムでは、二つのテーマに集中したっけね。
 
 一つは、レッズが魅せつづけた、粘り強いボール奪取プロセス(守備)。
 
 そして、個の能力に頼り切るアル・ヒラルの、低次元のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)。
 
 レッズのボール奪取プロセス(守備)は、高質な、戦術理解がベースになっているんだ。
 
 一つひとつのグラウンド上の現象を観ていれば、いかにレッズ選手たちの、最後の半歩(予測能力)というファクターが高いレベルにあるかが分かる。
 
 そう、彼らは、アル・ヒラルの、次の仕掛けプロセスが、しっかり「見えて」いたんだ。
 
 もちろん、前述したように、不確実なサッカーだから、ピンチシーンは、どうしても発生しちゃう。
 
 それでも今日のレッズは、西川周作先生をはじめとした「優れた経験」が、存分に活きていた。
 
 あっと・・
 
 もちろん、ダブルボランチ(岩尾憲&伊藤敦樹)と最終ラインの、さまざまな意味合いを内包する「イメージング・コンビネーション」が素晴らしかったコトは言うまでもないし・・
 
 最前線の4人(興梠慎三、小泉佳穂、大久保智明、関根貴大)が魅せつづけた、攻守にわたる、積極的&攻撃的にハードワークを探しまくる「主体性プレー」に対しても、称賛の拍手しかない。
 
 とにかく、ホント、よく闘った。
 
 あなた方には、「アジア・チャンピオン」という称号が、相応しい。
 
 ホントに、おめでとうございました。
 
 
 
 
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- ところで・・
 
 チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
 
 以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、 その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。 その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
 
 彼女については、このページやあのページを参照してください。
 
 私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
 
  その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。 その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
 
 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
 
 「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
 
 ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
 
 また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
 
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- あっと・・
 
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
 
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
 
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
  
 
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
 
 
 
- 
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 最後に「告知」です。
 
 どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
 
 一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
 
 
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
 
 自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
 
 ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
 
 もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
 
 
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
 
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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
 追伸:わたしは ”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。 ”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
 
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