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2023_CWC(クラブワールドカップ)・・レッズは、立派なサッカーで、世界にアピールしてくれた・・日本サッカー人の一人として、称賛と感謝の拍手をおくります・・(レッズvsアル・アハリ、2-4)・・(2023年12月23日、土曜日)

アル・アハリ・・

エジプトのチャンピオンチーム・・

たしかに、とてもスマートな組織サッカーを魅せる。

また、エジプトが輩出した「世界のスター」、リバプールで大活躍するモハメド・サラー。

たしかに、彼の、エジプトサッカー・イメージへの貢献は、絶大だ。

また彼らは、組織サッカーを絶対ベースに、とても効果的に「個の勝負」もミックスしていく。

ボール奪取プロセス(守備)でも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)においても。

とはいっても、さ・・

わたしのヨーロッパ時代(1970-80年代)では、たしかに、エジプトは(アフリカ全般も)、個のチカラでは、世界でも認められていた(畏怖の念をもたられていた)けれど・・

でも、組織が・・ね。

フィジカル、テクニカルじゃ、まさに「世界レベル」ではあったけれど・・

タクティカル&サイコロジカルという側面じゃ、ヨーロッパ人エキスパートを安心させたモノさ。

・・あれじゃ、あいつ等は、まだまだ時間がかかる・・

・・何せ、組織ファクターでは、文化的なバックボーンがモノを言うからな・・

・・サッカーじゃ、自由な発想だけじゃなく、自己犠牲とかも含めた社会性のレベルも問われるわけだからな・・

・・ってな、感じで、当時のヨーロッパ人エキスパート連中は、エジプトを含めたアフリカを、まだまだ時間がかかるはずだって、そんなに警戒していなかったんだよ。

それが・・

その後30年で(国際化&情報化で!!)、アフリカサッカーのイメージが、格段にアップしたんだ。

このゲームでも・・

アフリカ代表のアル・アハリは、個のチカラを絶対ベースに、それを、しっかりと「組織プレー」にも転化できていたからね。

ということで・・

そんな強いアル・アハリに対して、我らが浦和レッズは、とても立派なサッカーを魅せつづけた・・というのが、このコラムの骨子なんだ。

たしかに前半は、かなり押し込まれる時間帯もあったし、ゴールも奪われてしまった。

とはいっても、レッズは、ボール奪取プロセス(守備)では、アル・アハリに、ほとんど、スペースを攻略させなかったんだよ。

そして後半・・

今度は、逆に浦和レッズが、イニシアチブを奪いかえしていくんだ。

その絶対ベースは、もちろん、ボール奪取プロセス(守備)。

それがうまくいっているからこそ、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)にも、人数をかけていける。

とにかく、後半のレッズは、とてもよかった。

高い位置でボールを奪いかえし、人とボールをしっかりと動かしながら、個の勝負でも、パスによる仕掛けでも、しっかりとスペースを攻略できていたんだ。

そして、まさに順当な、同点ゴールまで奪って魅せた。

でも・・

アル・アハリのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)が、個のチカラを「より」前面に押すようになってからは、その危険度が、増していったんだよ。

そう、カウンター気味の仕掛けに、殊の外パワフルなダイナミズムを魅せはじめたんだ。

そして・・

まあ、仕方ない。

でも・・

我らが浦和レッズが、ゲームのなかで、しっかりとした「内容」で、世界に、その存在をアピールしたことは確かな事実だったと思う。

さてこれで、レッズの今シーズンは、お開きということになりました。

でも私は・・

CWC決勝をレポートし、元日の、日本代表、タイ代表のトレーニングマッチを観戦した後は、アジアカップまで、久保建英をはじめとした、ヨーロッパサッカーをレポートするつもりです。

とにかく浦和レッズの皆さん、お疲れ様でした。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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