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2023_J2_ 第11節・・渡邉晋モンテディオには、称賛と(日本サッカーへの!)感謝の拍手しかない・・また城福浩ヴェルディは、この連敗を、次に活かすための「心の 仕事」を積み重ねるしかない・・(ヴェルディvsモンテディオ山形、1-2)・・(2023年4月22日、土曜日)

サスガに、渡邉晋・・

モンテディオ山形は、最後の最後まで、攻守にわたって、ギリギリの「主体性プレー」をブチかましつづけたじゃないか。

そう、選手たちは、攻守ハードワークとリスクチャレンジを、積極的&攻撃的に、探しまくったんだ。

不確実なファクターが満載のサッカーは、究極の「心理ボールゲーム」。

たしかに、全体的なチーム総合力という視点じゃ、城福浩ヴェルディに、一日の長がある。

でも、その「差」をはね返すようなモンテディオ山形の「魂の闘い」は、称賛に値する。

サッカーの内実を決定づける要素・・

フィジカル、テクニカル(スキル)、タクティカル、サイコロジカル、そしてツキ・・

この日のモンテディオ山形は、少なくとも、サイコロジカル(心理・精神ファクター)で、城福浩ヴェルディを上回っていた・・と、思う。

その事実を、如実に感じさせられたのは・・

モンテディオ山形が「1点」をリードして入った後半のゲーム内容。

モンテディオ山形は、全体的に押し込まれているにもかかわらず、ボールを奪い返した次の瞬間には、チャンスの芽を感じ取った「誰も」が、ガンガン、前へ、サポートしていった。

それが・・

そう、モンテディオ山形の「突き放しゴール」を呼び込むんだ。

これで、モンテディオ山形のリードは、2点に広がった。

先制ゴールにしても、その後に創りだした、何度かのゴール機会にしても、彼らは、カウンターのチャンスをのがサカなった。

まあ、「突き放しゴール」は、決定的な一発スルーパスが功を奏したわけだけれど・・

そんなモンテディオ山形・・

決して彼らは、受け身にゴール前を固め、一発のカウンターチャンスを狙う・・ってな、低次元サッカーなどじゃなかった。

そうではなく、リードしていた後半でも、モンテディオ山形は、あくまでも積極的&攻撃的に、ボールを奪い返すチャレンジをブチかましつづけたんだ。

とにかく・・

スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、全力での押し上げ・・

そして、次のボール奪取プロセス(守備)への、これまたフルスプリントでの「戻り」・・

そんなハードワークとリスクチャレンジに込められた、究極の「意識と意志パワー」には、称賛しかない。

・・何としても、勝つゾっ!!・・

彼らの闘いには、そんな、強烈な「意識と意志パワー」が、肌身に感じられたんだ。

もちろん・・

前述したように、サッカーの「質」では、疑うことなく、城福浩ヴェルディに軍配が挙がる。

でもモンテディオ山形は、そんな実力差を、意識と意志のチカラで、十分以上に「埋め合わせた」。

わたしは、そんな彼らの闘いを観ながら、前述したように、サッカーが「ホンモノの心理ゲーム」だという絶対的な事実を、再び、噛みしめていたんだ。

さて・・

フォームを、抜群のペースでアップさせていた城福浩ヴェルディが、連敗を喫した。

それも、さまざまに「微妙」な要因で(!?)下位に沈んでいるジェフユナイテッド千葉とモンテディオ山形に、足許をすくわれた。

彼らは、「強い」城福浩ヴェルディに対して、最後の最後まで、素晴らしい「魂の闘い」をブチかましつづけ、そして結果を、もぎ取った。

逆に、勝ち点を「もぎ取られた」城福浩ヴェルディが、やるコトは、もちろん、その悔しさを、次、その次の相手にブチかませるように、「心の仕事」を積み重ねるしかない。

ある賢人が言っていた。

そう、人は、「良いコト」からよりも、悪い出来事からの方が、何倍も、学べるモノなんだ・・

ガンバレ〜、城福浩ヴェルディ〜〜ッ・・


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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