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- 2023_J2_第13節・・前半の絶対チャンス、そして後半のイニシアチブ掌握という現象も含めて、何か、フラストレーションばかりが溜まった勝負マッチだった・・(ヴェルディvsジュビロ、0-0)・・(2023年5月3日、水曜日)
- 前半は我慢して、後半に勝負をかけていく!?
前半の城福浩ヴェルディは、「それ」で意思統一されていたらしいのだけれど・・
・・というよりも、前半は、絶対に失点しない・・っちゅうコトだったのかもしれない。
そうだね〜・・
たしかに、前半のヴェルディについては、より「注意ぶかく」プレーしていたってな印象が残った。
要は・・
・・ボール奪取プロセス(守備)での「寄せエネルギー」は、より安定させ、ポジショニング・バランス・オリエンテッド(!?)なイメージでボールを奪い返す・・
・・そして、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、人数を「かけ過ぎず」、より落ち着いて仕掛けていく・・
たしかに前半のヴェルディは、そんなイメージのゲームを展開していた。
でも彼らは、そんな「落ち着き」のなかでも、ビッグチャンスを創りだしてしまうんだ。
CKやフリーキックで、二つの、絶対ゴール機会も創りだしたんだよ。
タラレバだけれど・・
あの二つのチャンスで、ゴールを奪えていたら・・
シナリオどおりの(それ以上の理想的な!?)ゲーム(勝負)展開にできたっちゅうコトか。
そう、落ち着いたゲーム展開のなかで(ピンチに陥らず!?)、(ショート)カウンターやセットプレーでゴールを奪ってしまう・・とかね。
そして、後半・・
ヴェルディは、立ち上がりから、積極的&攻撃的に、ボールを奪いにいった。
だから彼らが、完璧にイニシアチブを握るのも道理だった。
でも、肝心のトコロで・・
そう、堅いジュビロ守備を、崩し切れないんだよ。
両サイドの、バスケス・バイロンとマリオ・エンゲルスは、積極的に仕掛けていくけれど・・
そんな仕掛けの「流れ」を先刻ご承知のジュビロディフェンスは、効果的にカバーリング網をきずいて、潰しちゃう。
そう、うまく「ウラの決定的スペース」を攻略できない城福浩ヴェルディなんだ。
どうなんだろうね・・
わたしは、そんな歯がゆいゲーム展開を観ながら・・
・・スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)のリズムが単調に過ぎる・・
・・もっと、ロングパスとか、ロング(ミドル)シュート、早めの放り込み(アバウトなクロス)など「も」ブチかましていかなきゃ、相手をビックリさせられない(不安な心理に落ち込ませられない)・・
・・そう、ジュビロに、ボール奪取プロセス(守備)で、すこし「過ぎたるアクション」をさせるように仕向けることで、彼らの守備バランスを崩せるかも・・
・・ってなコトを考えていた。
つまり後半は・・
イニシアチブを握りはしたけれど・・
攻撃&仕掛けの「変化」を演出できないことで・・
ジュビロ守備にとって、まったく「怖くない」スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を繰り返すばかりだったっちゅうコト。
まあ、最後の最後に、一度だけ、バスケス・バイロンのドリブルから(相手を引きつけたことで!)、うまくタテの決定的スペースを突けたシーンを創りだせたけれど・・
最後は、集中力150%のグラッサに、カバーされちゃった。
全体としては、それが後半での、唯一のチャンスらしいチャンスだった。
あれほどイニシアチブを握っていたにも、かかわらず・・ね。
なんか、様々な意味合いで、フラストレーションばかりが溜まった勝負マッチではありました。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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