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2023_J2_第14節・・この勝利は、城福浩ヴェルディの「勝者メンタリティー」を、より強固なモノにしたという意味でも、とても貴重だった・・(長崎vsヴェルディ、1-2)・・(2023年5月7日、日曜日)

あのギリギリのせめぎ合いのなか、城福浩ヴェルディは、ホントによく勝った。

とはいっても・・

試合後インタビューで城福浩が語っていたように、サッカーの内容からすれば、「順当な勝利」という表現もありだとは思うけれど・・さ。

そう、サッカーの「質」という視点では、たしかに、ヴェルディに一日の長があったと思うわけさ。

そんな評価の絶対ベースは、言うまでもなく、ボール奪取プロセス(守備)の内実にあり。

とにかく全員が、しっかりと仕事(ハードワーク!)を探しまくっていたんだ。

特に・・

決勝ゴール(=初ゴール!)を叩き込んだ、先発CFの山田剛綺。

最前線からのチェイス&チェック(寄せ)の勢いが、交替する最後の最後まで、まったく陰りがなかった。

そんな「プレー姿勢」があってこそ、チームメイトからの、ホンモノの信頼を勝ち取れるんだ。

彼には、素晴らしく、プロキャリアを積み上げはじめたコトに対して、オメデトウと言いたいネ。

とにかくヴェルディは、試合全体をとおして、山田剛綺に代表されるボール奪取プロセス(守備)ハードワークを、粘り強く、そしてクリエイティブに積み重ねたんだ。

それこそが・・

そう、次につながる絶対ベースとも言える、主体性プレーなんだよ。

そんな主体性プレーこそが、城福浩のウデの本質・・!?

また彼らは、ボールを奪い返してからのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、しっかりと、イメージング内容をシンクロさせていた。

そう、彼らは、効果的に、人とボールの動きの「リズム」を共有できていたんだ。

わたしは、結果としての良いコンビネーションについて・・

そこで起きた細かな戦術プレー(選手のイメージング)を語るのは、あまり、好きじゃありません。

それって、あくまでも、選手個々のイメージングの発露だから・・さ。

ただ、その個々のイメージングが、うまくリンクされ、優れたコンビネーションを生み出したときは、「スゲ〜〜ッ!!」って感じの、低俗なコメントはするけれど・・ね。

へへっ・・

とにかく、不確実な要素が満載のサッカーでは、「定型」なんて、存在しないんだよ。

よく、聞くんですよ・・

・・トライアングルを作れ〜〜っ・・

・・ってな、変な指示やコメント。

違うんだよ。

それは、単に・・

スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の「目的」を達成しようとするイメージングの結果なんだ。

そう、パスを、うまく受けようと動いたことで(!?)出来上がった「三角形」だったんだよ。

だから、選手たちに、トライアングルを作らせようとする(カタチから入る!?)コーチングなんて、オレに言わせれば、まさに、狂気の沙汰なんだ。

へへっ・・

あっと、蛇足。

とにかく、城福浩ヴェルディは、本当によく闘い、貴重な「勝ち点3」をゲットした。

「あの」残り数分で長崎がブチかました、放り込みからの絶対ピンチを、乗り越えて・・ね。

GK マテウスに、拍手っ!!

とにかく・・

この勝利は、さまざまな意味合いで、城福浩ヴェルディの「勝者メンタリティー」を、より強固なモノにしたという意味でも、とても貴重だった。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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