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2023_J2_第17節・・理想を追い求める城福浩には、不満が残ったのだろうけれど・・でも、総体的な内容は、とても良かったと思う・・(山口vsヴェルディ、0-2)・・(2023年5月21日、日曜日)

よかった、よかった・・

総体的には「良いサッカー」で、結果も、しっかりと掴み取った。

まあたしかに・・

山口GKの寺門陸が、退場になったというコトもあり・・

乗り越えなければならない「新しい課題」が降りかかってきたわけだけれど・・さ。

そう、数的に優位になったからこそ、ヴェルディのホンモノの実力が、問われたっちゅうわけだ。

そこでの「課題」だけれど・・

まず何といっても、心理・精神的なスキができてしまう・・というポイント。

ダゾン試合後インタビューで、城福浩も言っていたけれど・・

数的に優位に立ったチームには、さまざまな視点の「難しさ」が出てくるんだよ。

インタビューに応える、城福浩・・

・・最高のサッカーから、相手の退場の後は、最低のサッカーに落ち込んでしまった・・

・・我々は、何としても3点目を奪わなければならなかった・・

たぶん、ハーフタイムには、(退場劇の後のサッカー内容について!?)強烈な「檄」を飛ばしたんだろうね。

でも、わたしの眼には・・

数的に優位になってからも、しっかりと質実剛健サッカーが展開できていた・・と、映っていた。

でも、まあ、たしかに・・

ボールを奪い返してからのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では、ボールがないところでのアクションの量と質に、課題は見えていた。

人の動きが沈滞気味になってしまったコトで(!?)、人とボールの動きの「リズム」を、うまく加速させられなかった・・とかね。

でも私は、全体的なサッカーコンテンツからすれば、冒頭で書いたように、良い内容のサッカーだったと思っているんだよ。

とにかく・・

監督の城福浩は、理想へ近づくための課題を見出すのが仕事だし、数的優位に立ったときの「悪魔のワナ」を心底理解しているだろうけれど・・

ここは、ネガティブなファクターを追求し「過ぎる」のではなく、城福浩が言う「最高のサッカー」を象徴した、先制ゴールシーンを振り返りましょう。

ダゾン試合後インタビューで、スコアラーの河村慶人も言っていたけれど・・

・・宮原(和也)が、余裕をもってクロスを上げられる状況になった・・

・・だからわたしも、ベストタイミングで、走り込むことが出来た・・

そう、自分をマークする相手の「眼前スペース」への、入り込み・・ね。

タメにタメ、最後の瞬間に、マークする相手に向かってくるクロスボールに、ズバッと最初に、ボールに触るんだよ。

まあ、「ニアポスト勝負」ってな言い方もされるわけだけれど、そうなったら、相手は、まさに「ノーチャンス」なんだ。

もちろん、その先制ゴールまでも、その後も、城福浩ヴェルディがブチかましつづけた、積極的&攻撃的ボール奪取プロセス(守備)は、機能していた。

だからこそ、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、人とボールの動きの「リズム」も、しっかりと加速させられた。

その体感こそが、勇気のリソース。

だからこそ、全員が勇気をもって仕掛けていけたんだ。

そう、バスケス・バイロンを追い越し、先制ゴールのアシストを決めた宮原和也のようにね。

もちろん、そのように軽快に人とボールが動けば、スペースだって効果的に攻略できるだろうし、次の最終勝負でも、「組織か個か!?」ってな感じの、オプションも広がる。

それにしても・・

以前は、勇気が足りず、「逃げ」の横パスやバックパスが目立っていたバスケス・バイロン・・

そんな彼がブチかます「個の勝負」は、何倍も、実効レベルをアップさせたばかりか、チームに、貴重な「勇気」ももたらしているよね。

その意味合いも、冒頭の「良かった・・」に、含まれているんだよ。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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