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- 2023_J2_第19節・・PK、セットプレーからの失点とはいえ、その後のゲーム運びからすれば(城福浩のテーマ表現)、ヴェルディの完敗としか言いようがない・・(ヴェルディvsベガルタ、0-2)・・(2023年6月4日、日曜日)
- まあ、ヴェルディの「完敗」だね。
もちろん・・
何としてもゴールを奪いにいかなきゃいけないヴェルディは、全体的に攻め上がり、完全にイニシアチブは握りつづけた。
でも・・
そう、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では、まったくといっていいほど、期待に胸震えるようなゴール機会を創りだせなかったのも、確かな事実だった。
総体的な評価は、ベガルタがブチかますボール奪取プロセス(守備)が、とてもダイナミックで忠実、そしてクレバーだっちゅうコトになるんだろうか。
とにかくベガルタのボール奪取プロセス(守備)は、主体性という視点でも、立派だった。
また、ヴェルディ視点では・・
「あんな」スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)じゃ、相手を「振りまわす」なんていうシーンを演出できないのも道理。
そう、ボールをもっても(まあ部分的にはスペース攻略って呼べるようなシーンもあったけれど)、うまく人とボールを「動かせず」に、ベガルタに「追い込まれ」て、ボールを失うばかり。
・・もっとヒトが動いて、ボールを動かさなきゃダメだ・・
・・なんで、そこで無為にポールをキープしちゃうんだよ・・
・・もっと軽快にパスをつなげなければ、ドツボにはまるばかりじゃネ〜か〜・・
・・等など、観ているコチラも、ドロドロのフラストレーションに、はまり込んでしまった。
フ〜〜ッ・・
たしかに、2点を追う後半が押し詰まった時間帯では、二度ほど、クロスから、チャンスになりそうなシーンは創りだした。
それでも、うまく合わせられないとか、ベテランGK林彰洋の勇気ある飛び出しに防がれちゃうとか・・。
ところで、ベガルタのボール奪取プロセス(守備)だけれど・・
彼らは、しっかりとコミュニケーションを取っているって感じる。
指示し合うことで、互いに使い、使われる、とても有機的な「連動ディフェンス」を魅せていた。
特に、局面デュエルでの素晴らしい「意志の炸裂」は、この勝利が、彼ら自身が「奪い取ったモノ」だって誇れると感じた。
いいね〜・・
そんなアクティブ&ダイナミックなベガルタに対して、ヴェルディの雰囲気は、まさに「寡黙」。
味方を「鼓舞」するようなリーダーシップが、まったく見えてこないコトも含めて、仕掛けイメージングの連動性が、感じられないんだよ。
そう、単発の仕掛け・・
だから、寸詰まりのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を、無為に積み重ねていくだけになっちゃう。
また、スペースに入り込めるようなシーンでも・・
(意志が込められていない!)中途半端なフリーランニングが原因で、勇気マンマンのベガルタにボールを奪われ、カウンターを喰らう。
フ〜〜ッ・・
あまりネガティブなコトばかりを「書きなぐる」ようなコトはしたくないけれど・・
とにかく、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、勇気、意識と意志のなさが、チクチクと感じられ、不快そのものってなネガティブ観戦になってしまったんだよ。
まあ、でも、とはいっても・・
そう、このゲームでは、チーム全体が、心理的な「悪魔のサイクル」に取っ捕まったけれど・・
城福浩ヴェルディのチカラは、こんなモノじゃない。
次の一週間で、城福浩を中心に、しっかりと、「意識と意志」を立て直してくれるハズです。
期待しましょう・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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