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- 2023_J2_第2節・・「寄せ」というテーマ・・結果は、下平隆宏トリニータの順当勝ち・・もちろん城福浩ヴェルディにも、大いなる光明は見えていたけれどネ・・(トリニータvsヴェルディ、1-0)・・(2023年2月26日、日曜日)
- やっぱり、寄せだよ、寄せ・・
あっと・・
ボール奪取プロセス(守備)での、チェイス&チェックのコトね。
それは、まさに「意識と意志パワー」の集大成なんだ。
さすがに、トリニータの優れたプロコーチ、下平隆宏。
その「寄せ」と、次のマーキングやカバーリングが、とても高質にリンクしているじゃないか。
彼は、とてもよい仕事をしていると思うよ。
トリニータ選手たちの、寄せの勢い(=意識と意志とイメージングのポテンシャル!)は、最後の最後まで、高質の極みだったんだよ。
素晴らしい・・
ということで・・
前半に創りだした二つの「決定的ゴール機会」も含めたサッカー内容からすれば・・
下平隆宏トリニータの「順当勝ち」とするのが、フェアな評価だと思う。
ところで、その「寄せ」について、ハナシを展開したら・・
ハイプレスとか何とか、いろいろな表現はあるけれど・・
そこには、それを、「どのように」展開していくのかというテーマもある。
下平隆宏トリニータのように、「常に、ガンガン」ってな「やり方」は、とてもシンプルで分かりやすい。
だから、チーム全体の「動き」を、「統一」させ易い。
対して、このゲームでの城福浩ヴェルディのように、状況を観ながら、「行くトコロ」と「ウェイティングするトコロ」のメリハリをつけるのは、そう簡単じゃない。
そう・・
ウェイティングから、「ガツンッ!」と行くとなったら、その瞬間にチーム全体が、次、その次・・と、協力プレスへの集散を、うまく連動させられなきゃいけない。
また「ウェイティング」のシチュエーションになったら・・
それぞれのポジショニングバランスで、相手の人とボールの動きを「見極め」ながら、次の「寄せ」をマネージするような「クレバーさ」が、求められる。
そう、考えるサッカー・・ね。
これは、よく使われる表現のディスカッションだけれど・・
マン・オリエンテッドな、ボール奪取プロセス(守備)か・・
ポジショニングバランス・オリエンテッドな、ボール奪取プロセス(守備)か・・
まあ、ボール・オリエンテッドなサッカー・・ってな表現もあるけれど・・さ。
一つの「傾向」だけれど・・
「ウェイティング」をイメージベースにした、「メリハリを効かせた寄せ」にトライする場合・・
チーム全体のイメージングを、瞬間的に「統一」させなきゃいけないわけだけれど・・
それは、そう簡単なコトじゃないんだよ。
逆に、下平隆宏トリニータのように、最後の最後まで「ハイ・テンポで!」ってな「寄せチャレンジ」だったら、どうしても、時間を追うごとに、「勢い」はダウン傾向になる。
そして・・
そう、そんな「物理的なダウン」が、チーム全体の「意識と意志とイメージング」を、意図する以上に、奈落の底に突き落としたりする。
難しいネ・・
さて・・
城福浩ヴェルディにとっては、とても残念な結果になってしまったけれど・・
それでも、チームにとっては、逆に、有意義な「学習機会」だったとも言える。
そう、「メリハリを効かせる寄せ」を基盤にしたボール奪取プロセス(守備)を、もっと上手く機能させるための「イメージ的なヒント」を得られたかもしれない・・っちゅう意味合いでね。
また、それ以外のポジティブ現象にも言及したいネ。
例えば・・
守備ブロックの、ハイレベルな「イメージング」は言うに及ばず・・
変な「バックパスや横パス」に「逃げる」ことが、チームにとって大きなマイナスになるコトを、しっかりと反省し、この試合では、とてもアグレッシブなパフォーマンスを披露した、バスケス・バイロン・・
足が速く、高さも十分、そして、優れた「闘う意志」も魅せた、ドイツ人プロ、マリオ・エンゲルス・・
齋藤功佑と森田晃樹が展開した、攻守にわたる、高質な協力作業・・
加藤蓮の、勇気ある積極ドリブル勝負・・
・・などなど、ポジティブな「チーム要素」も、感じられた。
とにかく、城福浩が・・
良いコトからよりも、ネガティブな出来事からの方が、より「多く」を、体感とともに学習できる・・という大原則にのっとって、これまでのように「順調に!」、チーム総合力を進化&深化させつづけてくれることを、願って止みません。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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