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- 2023_J2_第30節・・いまのヴェルディに必要なのは・・強烈な「意識と意志パワー」が集約した主体性プレー・・それこそが、次のステップにつながる「唯一の」リソースなんだ・・(秋田vsヴェルディ、0-1)・・(2023年8月13日、日曜日)
- さすがに、闘う意志が集約したチームだ。
そう、吉田謙が率いるブラウブリッツ(ドイツ語で、青い稲妻)秋田。
とにかく、ボール奪取プロセス(守備)での「寄せ」がハンパない。
だから、その寄せを信じるチームメイトたちも、次、その次ってな感じで、ヴェルディの人とボールの動きを「ぶちこわし」にいく。
前半は、殊の外、そんな彼らのプレーイメージが、ツボにはまりつづけた。
でも・・
そう、後半になってからは、徐々に、ヴェルディが、イニシアチブを握りはじめるんだ。
そんなゲーム展開の「変容」は、どちらかといったら、秋田プレイヤーたちの「疲れ」が背景にあったように感じる。
そう、次、その次の(ヴェルディの)バスレシーバーへの「寄せ」が、徐々に、遅れはじめたんだ。
そうなったら、ヴェルディの、人とボールの動きの「リズム」が、アップしていくのも道理。
どうなんだろうね・・
ドイツへ出張していたことで、このところの彼らのサッカーを体感できていないわけだけれど・・
とにかく、ヴェルディが「ネガティブなドツボ」にはまるパターンは、決まっているよな。
そう、自分たちの「リズムイメージング」で、人とボールを動かせなくなったとき。
そして、次、その次のフリーランニング(パスレシーブの動き)が停滞しはじめ、人とボールの動きもダウンすることで、相手に簡単にボールを奪われてカウンターを喰らう・・
そんな「悪癖」を、何とかしなければ、いけない。
そこでの唯一の「策」は・・
何といっても、相手の勢いに「輪をかけたパワー」で、ボール奪取プロセス(守備)でのダイナミックな寄せをブチかますんだ。
中盤の三人(稲見哲行、森田晃樹、齋藤功佑)は、とてもハイレベルな才能に恵まれている。
でも・・
そう、この三人から、味方を𠮟咤・鼓舞するようなリーダーシップは、感じられない。
もっと、この三人が主軸になって、チームの雰囲気を引っ張っていかなきゃいけない。
それこそが、これからの勝負の時期で、もっとも大事なファクターなんだと思うわけだ。
とにかく・・
ゲーム全体としては、秋田に「勝負ペース」を握られていたのは、確かな事実だよね。
そんなゲーム内容は、いまのヴェルディならば、「自分たちで」何とかできる。
それが、このコラムで言いたいことなんだ。
そう、強烈な「意識と意志パワー」が集約した主体性プレー・・
それこそが、次のステップにつながる「唯一の」リソースなんだよ。
この、ラッキーな勝ち点3を無駄にしないためにも、その絶対ベースを、見つめ直して欲しい。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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