トピックス
- 2023_J2_第34節・・前半と後半の「ゲーム変化」を観ながら、不確実なサッカーだからこその、もっとも大事なマネージメント能力というテーマに思いを馳せていた・・(ヴェルディcvs山口、2-0)・・(2023年9月9日、土曜日)
- 良くなっているヴェルディ・・
選手たちも、その事実を、しっかりと体感できているって感じる(自信と確信の深化!)。
それこそが、これからの「ホンモノの勝負」に向けて、もっとも大事なポイントなんだよ。
そう、不確実なファクター満載のサッカーは、究極の「心理ボールゲーム」だからね。
気持ちと意志の「持ちよう」で、グラウンド上のプレー内容が、まったく別物になっちゃうんだ。
このゲームでも・・
前半は、まったく「手も足も出なかった」山口が、後半には、プレー姿勢が、まったく別物になり、サッカー内容も、大きくアップしたんだ。
エスナイデルの檄が効いた!?
もちろん、そこにゃ・・
2点をリードしていたヴェルディの「意識と意志パワー」が、すこし曇りはじめた・・という側面もある。
それでも、「上から下まで大きな差がないJ2」という観点からも・・
心が(ステレオタイプの戦術プランから!?)解放されたときには、ランキングでボトム範囲のチームだって、「これほど高質なサッカー」を展開できるんだよ。
ところで、この前半と後半の「様変わり」だけれど・・
やっぱり、その背景ファクターには、両チームの、ボール奪取プロセス(守備)があったと思う。
前半は、攻守ハードワークとリスクチャレンジ姿勢マンマンのヴェルディが、内容的に、山口を圧倒し、チャンスを創りだしつづけた。
でも・・
そう、後半は、失うモノが「ある」山口が、「このままじゃ降格圏にはいっちゃう!!」ってな感じで、攻守ハードワークとリスクチャレンジ姿勢を倍増させたんだ。
そう、攻守にわたる主体性プレーの内実が、大きくアップしたんだ。
主体的に、攻守ハードワークとリスクチャレンジを探しまくれるようになれば、そりゃ、美しい質実剛健サッカーに近づいていける。
ただ、少しでも、そうほんのチョットでも、「意識と意志パワー」がダウンしたら、今度は、最低の「受け身サッカー」に落ち込んでしまう。
このニュアンスを理解するコトが、とても大事なんだ。
そう、「ほんのチョットでも、消極的で受け身の姿勢」が見えた次の瞬間には、そのネガティブ・ヴィールスが、チーム全体に蔓延しちゃうんだよ。
前半の山口は、その立ち上がりに、積極的&攻撃的なボール奪取プロセス(前からプレス守備)をブチかまそうとしたけれど・・
逆に、ヴェルディに、その「前への勢い」の逆を突かれ、イニシアチブを握られながら、繰り返しゴール機会も創りだされちゃう。
自信がないから、仕事を探そうとせず、「アナタ任せ」の受け身プレーに終始する。
でも、そんな山口だったけれど・・
後半は、まったくの別人になってグラウンドに登場してくるっちゅうわけだ。
ホント、微妙だよね。
選手たちの「心の持ちよう」によって、プレー内容が、まったく違ったモノになっちゃう。
なんか、巷じゃ、「戦術論」がハバを利かせているようだけれど・・
そんな、どんな(カッコいい!?)戦術プランだって、それに「命を与える」のは、選手たちの「心」なんだよ。
だからこそわたしは・・
プロ監督は、戦術メカニズムに対する理解は当たり前として・・
その陰に隠れた、「もっとも大事な資質」としての「心理マネージメント能力」を、磨かなきゃいけないんだよ。
城福浩に、乾杯・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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