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- 2023_J2_第6節・・サスガに城福浩・・後半への「イメージング修正」が秀逸だった・・さて、大いなる目標へ突き進む、城福浩ヴェルディ・・このまま進化・深化ベクトルを、波に乗せられるか・・(ヴェルディvs熊本、3-0)・・(2023年3月25日、土曜日)
- そうだよ・・
サッカーってさ、究極の「相対ボールゲーム」でもあるんだよ・・
ゲームを観ながら、そんな原則コンセプトに、思いを馳せていた。
その前半・・
16分に、城福浩ヴェルディが先制ゴールをブチ込むまでは、完璧に、彼らが、ゲームを支配していた。
ボール奪取プロセス(守備)でも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)においても。
でも・・
その先制ゴールの後からは、風向きが、完璧に向かい風になってしまうんだ。
そう、今度は熊本が、イニシアチブを握りつづけ、攻め上がっていったんだよ。
大木武が率いるロアッソ熊本。
彼らが魅せる、人とボールの動きは、軽快で、スマートそのもの。
もちろん、そこでのイニシアチブの絶対ベースは、ボール奪取プロセス(守備)だよ。
積極的に、前からプレスをブチかましてボールを奪い返しながら・・
次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では、とにかく、素早く、スムーズに、人とボールを動かして、背後スベースを攻略しようとするんだ。
良いネ〜〜・・
とはいっても、そんなゲーム展開を観ながら、私は、不満タラタラだった。
そう、城福浩ヴェルディが、熊本にイニシアチブを握られ過ぎ・・だってね。
イニシアチブ・・
その絶対ベースは、もちろん、ボール奪取プロセス(守備)の内実にあり。
より積極的に前からプレスを仕掛ける方が、自然と、イニシアチブを握るゲーム展開になるわけだからね。
そして相手は、徐々に、様子見(待ち!?)の姿勢が強くなっていく。
そんなジリ貧の展開でイニシアチブを奪い返す方法は、ホントに、一つしかない。
それは、相手の勢いに輪をかけた、「前からプレスのダイナミズム」をブチかましていくコト。
それが、うまくはまれば、今度は、相手が、次のボールの動きに対して、様子見(待ち)の姿勢に陥っていく。
そう、ヘネス・ヴァイスヴァイラーも言っていたように、「相手を勘違いさせる・・」っちゅうわけだ。
そんな、ゲームの「流れのメカニズム」を感じながら・・
やっぱりサッカーの絶対ベースは、究極の「心理ゲーム」なんだよ・・なんてね。
でも、後半・・
サスガに城福浩だよね。
しっかりと、「イメージ」を修正し、前半のような変な様子見(待ち)ではなく、しっかり、次、その次の相手パスレシーバーを意識してボール奪取プロセス(守備)に入るようになったんだ。
もちろん、一点を追いかけるロアッソ熊本の方が、前への心理ダイナミズムは、少しだけ上回っているように見えてはいたけれど・・
でも彼らは、実際には、ほとんど、決定的なスペースを攻略するようなシチュエーションを創り挙げられなかったよね。
まあ、一度だけ、ショート&ショートの素早いパスから、サイドの決定的スペースから、決定的なゴール機会を創りだしはしたけれど・・
とにかく・・
前半と後半の、実質的ゲーム展開のコノテーション(言外に含蓄する意味!)における、とても微妙な「差異」が、ものすごく興味深かった。
そう、サッカーは、究極の「意志のボールゲーム」なんだよ。
その「意識と意志とイメージング」のポテンシャルによって、ゲーム展開で、まったく違ったモノになっていく。
まあ、面白いよね・・
さてこれで、城福浩ヴェルディは、トップグループの仲間入りを果たした。
いまの彼らが魅せつづけている・・
ボール奪取プロセス(守備)での、ハードワークとリスクチャレンジ機会を、自ら「探しまくる!!」ってな、主体性プレーだったら、「大いなる目標」は、どんどん手に届くところまで引き寄せられる。
そう、他力本願じゃなく、あくまでも、テメー等で、引き寄せ、勝ち取るんだよ。
ガンバレ〜、城福浩ヴェルディ〜〜っ!!
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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