トピックス
- 2023_
久保建英_その2・・この、まったくの互角マッチを決着させるのは、「神様VARゴール」しかなかったっちゅうコトか?・・でも久保建英は、例によって、
攻守にわたって高みで安定した主体性プレーを魅せた・・(レアル・ソシエダvsバルセロナ、0-1)・・(2023年11月5日、日曜日)
- さすがに、世界トップクラス・・
スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の内実が、(前節クラシコ同様!?)秀逸の極みだった。
とにかく、両チームともに、人とボールの動き、そして「そのリズム」が、ハンパなかったんだ。
ても・・
そう、そこでのキーファクターは、やっぱり、ボール奪取プロセス(守備)にあり・・だったんだよ。
とにかく、すべてに速く、そして、巧みで力強い。
・・攻守の切り替え・・チェイス&チェック(寄せ)・・マーキング&カバーリング・・局面デュエル・・協力プレスの輪(人の集散)・・「最後の半歩というファクター」でも・・
そして、久保建英は、そんなダイナミックな、ボール奪取プロセス(守備)の流れに、しっかりと、ホントに立派に、乗りつづけていた。
その実効レベルが、ハンパなかった。
そうね・・
ハードに「行くトコロ」と、ソフトに「待つトコロ」の、メリハリの実効レベルが、とても高かったとも表現できそうだね。
それは、もちろん・・
「あの」ダビド・シルバから教えられ、「それ」を、自分のイメージングのなかに、しっかりと採り入れ、自分のモノにしているコトの証。
・・というか、久保建英のインテリジェンスの証ってなコトなんだろうね。
そう、素晴らしい主体性プレー。
それも、「あの」世界最高レベルのサッカーでの存在感だからね・・
素晴らしい。
・・ということで、世界最高レベルの両チームの激突。
とにかく、目まぐるしく攻守が入れ替わる。
だから、間断なく、チャンスとピンチも、入れ替わる。
そんな、エキサイティングなゲームの流れを追いながら・・
・・そうそう、コレこそが、「世界」なんだよ・・
・・まあ、今さらだけれど、とにかく、世界最高レベルの「個」が、攻守にわたって、最高の忠実(主体性!!)レベルで、「仕事」を探しまくっている・・
・・そんな、究極の主体性プレーだからこその、リスクチャレンジのオンパレード・・
・・だからこそ、両チームともに、チャンスを創りだしつづけられる・・
・・そしてだからこそ、両チームともに、究極の「ピンチ」を、体感し、防ぎつづけられる・・
・・もちろん、我々、観る方にとっても、究極のエキサイトメントの連続っちゅうわけだ・・
・・ってなコトを、考えながらの観戦だった。
あっと、テレビ中継テクノロジー(カメラのズーミングワーク!?)。
それが「しっかり」としているからこそ、「俯瞰レベル」で、気持ちよく観戦できたっちゅう側面もある。
ゲームの流れ全体を、スタジアム観戦のように、しっかりと「体感」できるっちゅうわけだ。
このテーマだけれど・・
昨日、国立でおこなわれたルヴァンカップ決勝での、フジテレビ中継テクノロジー(ズーミングワーク)も、素晴らしかったっけ。
そのポイントを書き忘れたから、遅ればせながら・・ってな感じで指摘させてもらいます。
それにしても、最後の最後におとずれた、神様ドラマ・・
そう、最後の最後の瞬間に起きた、VARゴール。
興奮の(落胆の!?)極みだったね。
ということで・・
このゲームで感じた、もう一つのポイント。
それは、レフェリングの実効レベルだった。
そう、「Jリーグ」でハバを利かせている「普通のフットボールコンタクト」ってな視点。
その判断基準で、頻繁に観られた、ファールの「流し」。
このゲームでは、その「微妙な判定」での「有意差」も、感じられたっけ。
そう、このゲームだけじゃなく、プレミアやブンデスなど、フットボールネーションでの勝負マッチじゃ、まさに「腑に落ちる」レフェリングが、気持ちいいんだよ。
それに対して・・
「J」での、「普通のフットボールコンタクト」ってな、「何らかの(根拠のない!?)御輿」に乗った、「流し判定」が気持ち悪い。
ということで・・
テレビ中継テクノロジーだけじゃなく、レフェリングについても・・
しっかりと、フットボールネーションから、学んで欲しいよね。
あっ、もちろん、サッカー内容そのものもね・・
積極的&攻撃的な、究極の「主体性プレー」のコト・・さ。
あっ・・スミマセン・・語りすぎ!?
ということで、久保建英。
攻守にわたる、実効レベル高い「主体性プレー」は、どんどん進化&深化しつづけている。
いや、とても高いレベルで「安定している」ってな表現が、正しいかも。
とにかく、これからも、主体的に考えつづけて欲しいよね(哲学レベルの深みを探る旅!?)。
ガンバレ〜、久保建英〜〜・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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