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2024_ ナデシコ・・オリンピック予選(その2)・・こんなギリギリの勝負だったからこそ、暑さにやられたサウジでの第一戦とおなじように、このゲームでも(その 終盤の勝負所での!)池田太の「采配」が、光り輝いていた・・(なでしこvs北朝鮮、2-1)・・(2024年2月28日、水曜日)

これは・・

もう、「手に汗にぎった・・」なんていう表現じゃ、足りない。

最後の最後まで・・

まあ、書くまでもないか。

それにしても・・

これだけのプレッシャーのなかで、何度も、冷や汗のミスを犯しながらも・・

しっかりと味方のミスを、カバーし合った池田太ナデシコに対して、心からの称賛と感謝の拍手をおくります。

DPRKの猛女たち・・

彼女たちが、どんなタイプやレベルのプレッシャーを感じていたのかは、知らない。

それでも・・

彼女たちが放散しつづけた、「勝ちたい、勝たなければ」という「オーラ」は、レベルを超えていた。

ところで、このゲーム・・

池田太は、熊谷紗希をセンターに据える、スリーバックで臨んだ。

大正解だったと思う。

何せ、DPRKの猛女たちは、ガンガン、放り込んでくるだけじゃなく、ガムシャラに、タテへ「突っ込んで」いくからね。

まず「そこ」を、はね返さなきゃ、どんどん、ナデシコの雰囲気が、不安定になっちゃう。

はね返す・・!?

いやいや、単純に「蹴り返し」たって、すぐにまた攻め込まれちゃうのがオチ。

だからこそ、熊谷紗希の「落ち着いた」ゲームメイクと、リーダーシップが大事だったんだよ。

もちろん、DPRKの猛女たちは、「放り込み」だけじゃなく、タテパスから、スピーディーなカウンターもブチかましたり、超絶パワーの勝負ドリブルをブチかましたり。

だからこそ、長野風花と熊谷紗希の「タテのコンビネーション」や、長谷川唯を中心にしたミッドフィールダーたちの、ボール奪取プロセス(守備)でのガンバリが、効いてくるんだよ。

もちろん、中央を固める、熊谷紗希を「コア」にする堅牢なスリーバックも含めてネ。

だからこそ、忠実でダイナミックなチェイス&チェック(寄せ)が、殊の外うまく、功を奏したんだ。

とはいっても・・

そう、後半になってからは、疲れから、チェイス&チェック(寄せ)の勢いは、明らかにダウンした。

特に、かなり「危ない雰囲気」に支配されていた最後の数分間は、観ているコチラも、身体を硬くせざるを得なくなったモノさ。

でも・・

そこで、またまた、池田太が、効果的なゲームマネージメントを、ブチかますんだ。

そう、古賀塔子と、植木理子を、グラウンドへ、送り込んだんだ。

特に植木理子の、最前線からのチェイス&チェック(寄せ)は、効いたと感じていた。

そこでのナデシコは、疲れから、「寄せ」のダイナミズムが、目に見えて減退していたからね。

そこに、フレッシュな「チェイサ−」が、「元気」を注入したっちゅうわけだ。

「あの」DPRKの猛女たちも、すこし面食らっていたっけ。

そんなふうに、勝負の流れを「引き寄せた」池田太の「采配」には、拍手しかない。

そう、猛暑サウジでの第一戦の選手交代も、そうだった。

そのときは、ナデシコの「屋台骨」とも言える、熊谷紗希と長野風花を、交替させたんだよ。

そして、わたしの眼には、その交替こそが、「暑さ」にやられていた、ナデシコ中盤の「パフォーマンス崩壊」を、ギリギリで抑制したって映っていたんだ。

とにかく、良かった。

ちょっと疲れた。

テーマは、ボール奪取プロセス(守備)のやり方にしても、人とボールの動きに代表される、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、いろいろあったけれど・・

今日は(も!?)、こんなトコロでご容赦あれ。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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