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2024_ACL 決勝・・まさに粘勝・・素晴らしい逆転勝利だった・・ところでリターンマッチ・・アルアインは、イニシアチブを握って攻め上がってくるんだろうか?・・彼 らは、そんな「やり方」は得意じゃないって感じるんだけれど、さて〜・・(マリノスvsアルアイン、2-1 )・・(2024年5月11日、土曜日)

すごいっ!!

ホントに、よく、逆転勝利を、もぎ取った。

ということで・・

この劇的な勝負マッチのテーマは、「個vs組織」ってな構図かな。

皆さんも、ご覧になったとおり、フィジカル要素で、特にスピード(高さ)とパワーで、アルアインに、かなりの味バンテージを握られた。

でも、アルアインは、それだけじゃなく、戦術的な理解でも、秀でていたよ。

特に、ボール奪取プロセス(守備)においてね。

それは・・

そう、ボール奪取プロセス(守備)での、戦術的なマーキングやカバーリングで、そのクオリティーの高さが、伺えたんだ。

彼らは、「ここぞっ!」ってなシチュエーションでは、必ず、忠実に、最後まで、マークに付いて戻ってきた。

また、味方が「やられそう」になったら、忠実に、そのカバーリングに、効果的に急行していった。

まあ、そう書いたら、「個vs組織」という構図じゃないではないか・・なんて言われそうだけれど・・

採りあげたいのは、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でのイメージングの「相違」なんだよ。

それも、最終勝負の「仕掛けプロセス・・」ね。

アルアインは、途中までは、人とボールを動かすけれど、最後のトコロは、やっぱり「個の勝負」に懸ける傾向が、強い。

そう、やっぱり彼らは、スピード(高さ)突破力(パワー)を、前面に押し出そうとするんだ。

それに対して、我らがマリノスは・・

ボール奪取プロセス(守備)では、ギリギリのトコロで、しっかりとしたマーキング&カバーリングを、機能させつづけたコトは言うまでもないけれど・・

スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、イメージングは・・

まさに、アルアインとは、対照的だったんだ。

もちろん、個の勝負では、うまく決定的スペースを攻略できないこともあったわけだけれど・・

とにかく彼らは、そんなディスアドバンテージを、活発な、人とボールの動きでカバーし、何度も、決定的ゴール機会を創りだしたんだよ。

ところで、マリノスが抱える、フィジカルのディスアドバンテージ・・

そんな、グラウンド上の「勝負ファクターの差」は、選手たちが、もっとも切実に感じていたはず。

にもかかわらず、マリノスの強者どもは・・

まったく、「その差」に動じることなく、勇気をもって、全力で競り合い、ボールを奪い返し・・

全力で、人とボールを動かし・・

そして全力で、ボールがないところで、決定的スペースへ、走り込んでいった。

ところで、わたし・・

お恥ずかしながら・・

失点してからの時間帯、かなり沈み込んでしまったんだ。

そう、「あの」フィジカルの差を、体感させられていたからね。

また、最終ラインの重鎮、エドゥアルドも、ケガで、交替してしまった。

だから、「う〜ん」って、考え込んでしまったんだよ。

でも、時間の経過とともに・・

マリノスの強者どもは、わたしのネガティブ心理を、はね返してくれたんだよ。

そう、彼らは、勇気をもって仕掛けつづけ、何度も、ゴール機会まで創りだしちゃうんだ。

そんな、マリノスの強者どもの、フッ切れた闘う姿勢を感じ、こちらが勇気づけられたモノさ。

わたしは、同じサッカー仲間の一人として、彼らを、心から称賛し、感謝の拍手をおくっていた。

最後に一つだけ・・

リターンマッチでは、アルアインは、勝たなきゃいけなくなったわけだけれど・・

彼らは、ガンガン攻め上がって(攻め込んで)くる!?

フムフム・・

わたしは、彼らが、ゲームを支配して、攻め上がる(圧倒的に攻め込んでいく!?)という展開は、「得意じゃない」って思っているんだよ。

そう、実は、彼らは、「守りのチーム」なんだ。

だから、しっかりと守って、カウンターを仕掛けていくという「やり方」は得意だけれど、イニシアチブを握り、攻め上がる(攻め込んでいく!?)となると・・

それに、彼らは・・

そんなふうに、ゲームを支配したって、人とボールをうまく動かせるわけじゃないからね。

そのコトは、この試合でマリノスが逆転した後の、アルアインの「攻め方」を観ていたら、分かる。

彼らは・・

相手が攻め上がり、後方の「人数と組織」が「薄くなったスキ」を突いていくってのが、アルアインのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、主たるイメージングのように思うんだ。

さて、リターンマッチは、どんな勝負マッチになるだろうか。

いまから、楽しみで、仕方なくなってきたよ。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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