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2024_
皇后杯、決勝・・我らが女子サッカーは、順調に、進化&深化をつづけてている・・そして、わたしの今シーズンの活動にも、火を入れてくれた・・(アルビ
レックス新潟レディースvs浦和レッズレディース、1-1, PK=4-5)・・(2025年1月25日、土曜日)
「そうなんだよ・・女子サッカーは、内容が、どんどん良くなっていることで、その観戦も、とても楽しめるよな〜〜・・」
いま、わたしの娘の従兄弟2人が、カナダ、バンクーバーから遊びに来ている。
彼らは、両人とも、カナダでサッカーをやっている。
そんな彼らも、女子サッカーの着実な隆盛プロセスを、認識しているっちゅうことサ。
そう、アメリカでも、カナダでも、女子サッカーは、とても盛んなんだよ。
そのコトについては、「このコラム」も、ご参照あれ。
ということで・・
この決勝については、そんな2人と、一緒に観戦することにしたんだ。
というか・・
「おいっ・・オマエたちも、一緒に観戦して、その印象を教えてくれ・・」
・・ってなノリで、東京観光など二の次に、強制的に(!?)決勝を観戦させたっちゅう次第。
そして両人とも、異口同音に・・
「へ〜〜・・日本の女子サッカーって、めちゃくちゃ、レベルが高いじゃにないか〜〜」
・・って、感嘆しきりだったんだ。
たしかに、この決勝・・
両チームが、試合イニシアチブを、積極的&攻撃的に奪い合うなど、ダイナミックでエキサイティングな内容だった。
特に・・
両チームGKが魅せつづけたスーパーセーブは、特筆モノだったよね。
彼女たちが、「決定的ピンチ」を防ぐたびに、フリーズさせられたモノさ。
ところで、「なでしこ」について・・
澤穂希を中心に、世界の頂点に立った2011年ドイツ女子W杯。
当時の彼女たちは、組織サッカーという視点で、世界の女子サッカーに、一石を投じたんだ。
それまでは、スピードやパワー、また、個の勝負プレーばかりを、前面に押し出す、かなり偏った(!?)サッカーが主流だったんだよ。
そこに、我らが「なでしこ」が、一石を投じたっちゅうわけだ。
そう、サッカーの「組織プレー」を前面に押し出すことで、世界に頂点に立ったんだよ。
わたしは、ボーフムで行われたグループリーグ初戦から、フランクフルトでおこなわれた、アメリカとの決勝まで、たくさんのゲームを楽しんだ。
そのコトについては、「2011年のコラム倉庫」を参照してください。
また、ナデシコが引っ張った、「個から組織へ」ってな、女子サッカーの「進化プロセス」についても、「コアコラム・シリーズ」で、「こんなコラム」もアップしたから、そちらも、ご参照あれ。
あっと・・
今日の、決勝だけれど・・
そこでは・・
ボールを止めて蹴るという基本技術から、ボール奪取、スペース攻略の「戦術的なイメージ・シンクロ」まで・・
彼女たちが、日進月歩で、進化&深化を、つづけているコトを再認識できた。
今シーズン皇后杯における準々決勝、準決勝、そしてこの決勝では、そんな確固たる事実を、噛みしめていたんだよ。
ボール奪取プロセス(守備)にしても、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)にしても・・
基本技術がしっかりとしているからこそ、次の、スペース攻略プロセスや、ボール奪取プロセスでも、しっかりとした組織サッカー(イメージング)を、光り輝かせていた。
たしかに、このレベルのサッカーを観られるんだから、観客も、増加の一途をたどるはずだ。
さて、WEリーグ・・
これまでは、INAC神戸、日テレベレーザ、そして浦和レッズレディースが「三強」だったわけだけれど・・
ここからは、確実に・・
そう、アルビレックス新潟レディースも、内容をともなったカタチでに、そこに割って入るでしょ。
最後に、わたしの活動について・・
このところ、欧州サッカーに舌つづみを打っていたけれど・・
日本選手の活躍以外は、どうも、キーボードに向かう気力をアップさせられなかった。
でも、今日、我らが「なでしこ」が誇示した、素晴らしいサッカーが、わたしの「セルフ・モティベーション心理プロセス」に、再び、火を入れてくれたように感じる。
さて、わたしのサッカーシーズンも、幕を開けそうな感じになってきた。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、
その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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