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2025_ACLの8・・新監督、スティーブ・ホーランドに率いられるマリノス・・これまでとは、少し趣の異なったチームコンセプトで、リーグでの存在感を誇示する!?・・(マリノスvs上海申花、1-0 )・・(2025年2月12日、水曜日)
上海申花は、ものすごいダイナミズムで、積極的&攻撃的に仕掛けてきたネ。
もちろん、ボール奪取プロセス(守備)に、その「傾向」が如実に、現出してくる。
そう、とにかく、チェイス&チェック(寄せ)が、ハンパなく厳しいんだよ。
それが、多くの時間帯で、上海申花がイニシアチブを握りつづけた、要因だった。
それに、ボール奪取プロセス(守備)だけじゃなく・・
そう、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、個のチカラ(特長)を前面に押し出す、危険なチャレンジを、魅せるんだ。
そして何度か、マリノス守備が振り回される、危険な雰囲気のピンチ場面も、創りだされた。
そこで、ハタと考えるわけだよ。
そう、個のチカラに秀でているチームの場合、その多くで、それが、チーム戦術的な「諸刃の剣」とも言える、歴史が証明している「ネガティブな現実」をね。
そう・・
「そこ」で、人とボールの動きの「リズム」に「歪み」が生じちゃうコトが、多いわけだからサ。
歪み・・
それは、チームメイトたちの、次のパスレシーブ(スペース攻略)に関する「イメージングの統一」に、乱れが生じちゃうということ。
まあ、ボールがないところでのアクションの量と質がダウンするという「問題」が生じてしまうっちゅうコトだね。
対するマリノス・・
彼らは、やっぱり、人とボールの動きのリズム・マネージメントが、チームのなかで統一されている。
だから、ボールがないところでのアクションの量と質で、上海申花を上回るアドバンテージを演出できるっちゅうわけだ。
たしかに、これまでと比べれば、「ポゼッション系」のパスは、減ったよね。
そう、より、タテへ「動く傾向」がつよくなっているということ。
ということで・・
マリノスのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でのアドバンテージだけれど・・
それは、やっぱり、ボールがないところでのアクションの「量と質」の内実のアップに拠るところが大きいよネ。
あっと・・
「スペース攻略」の意味は、ある程度フリーなボールホルダーを創りだすっちゅうコトだけれど・・
それは、ひとえに、人とボールの動きと、その軽快なリズムにかかっているんだ。
そして、そこで、もっとも大事なポイントは、そのリズムを、チーム内で、しっかり共有できているかどうかっていうコトなんだ。
彼らは、「どのタイミングで、どこに、ボールが動いてくるのか・・」を、しっかりとイメージングできているっちゅうことさ。
その「イメージング共有」があるからこそ、前述したように、ボールがないところでのアクションの量と質も、おのずとアップしていくんだよ。
そして・・
その「ボールなしアクション」の内実(コラボレーション)が、うまく高揚すればするほど・・
美しい、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションを、どんどん創出できるようになるっちゅうわけだ。
言わずもがなだけれど・・
この、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションこそが・・
近年のワールドトレンドでもある、強化(組織)ディフェンスを突き破り、スペースを攻略していくための、もっとも効果的な「武器」なんだよ。
もちろん、この上海申花のように、個の力に長けた外国人選手による、「ゴリ押しの個の勝負」によっても、スペースを攻略できるコトも(たまには)あるわけだけれどサ。
でも、世の中には、ディエゴ・マラドーナとか、リオネル・メッシなどといった、「超」天才は、そんなに多くないっちゅう現実が、あるんだよ。
へへっ・・
あっと、マリノス・・
この勝利で、グループ4位を確実なモノにしたそうな。
そう、これで、決勝トーナメント・フェイズで、日本人同士の「対戦」は、なくなったということ。
よかった・・
ということで、今シーズンのマリノス・・
最終ラインの、ジェイソン・ニキョーネスとか、ボランチのジャン・クルードといった、外国人のインテグレートも含め・・
少し、「これまでとは趣の異なった」チーム戦術イメージをもって、リーグでも存在感を魅せつけてくれるコトへの期待が、高まります。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、
その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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