トピックス
2025_Fuji
フィルム-スーパーカップ・・両雄は、「美しく勝つ」という魅力あるサッカーの大原則(哲学)を、しっかりと踏襲している・・それこそが日本サッカーを、
世界でも、光り輝かせる・・(ヴィッセルvsサンフレッチェ、0-2)(2025年2月8日、土曜日)
さて、2025年シーズンがはじまった。
望むべくは、最高の気合いポテンシャルで、ゲーム観戦に入れれば、よかったのだけれど・・
実は、体調を崩してしまい(風邪!?)、チト「ふわふわ」ってな感じの観戦になってしまったっちゅう体たらくだったんだ。
ということで、この試合については、ポイントだけを、短く、短く・・
それにして、ミヒャエル広島サンフレッチェ・・
ミヒャエル・スキッベの哲学の浸透もそうだけれど、ジャーメイン良や、快速フォワード中村草太など、新戦力も、うまくインテグレートされてきていると感じる。
その、ミヒャエルの哲学・・
・・スリーバックをベースに、両ウイングバックをうまく使い、サイドから崩していこう・・
・・トルガイ・アルスランを中心に、より、人とボールの動きを活性化していこう・・
・・その「動きのリズム・マネージメント」を、チームで、しっかりと共有していこう・・
・・そして、もっとも重要な、積極的&攻撃的な前からプレスを徹底しながら、ボール奪取プロセス(守備)の機能性を限界まで高めていこう・・
・・等など・・
とにかく、そんなミヒャエルの戦術哲学が、より、徹底してきていると感じる。
ということで、今年のミヒャエル広島サンフレッチェ「も」大いに期待できるね。
ところで、日本テレビの解説・・
もちろん、北澤豪や槙野智章については、うなづくトコロが多いけれど・・
たまに入ってくる「カタチ解説」が、鼻につく。
イレギュラーするボールを足であつかうことで、とても不確実なサッカーだから・・
そう、その基本的なメカニズム理解にいて、決して「カタチ」から入っちゃいけないんだよ。
・・スリーバックだから・・ウイングバックとの「タスク」の受け渡し・・ボランチのポジショニング・・
・・等など、鼻につくコトこの上ない。
あのね・・
サッカーは、スペースをめぐる、だまし合いのボールゲームなんだよ。
決して、「幾何学」で測れるようなボールゲームなんかじゃない。
もちろん、基本的なポジショニングバランス(戦術タスク・バランス)を基本にする「次のアクションイメージング」は大事。
それをベースに、選手たちは、ボールを奪い返そうとするし(守備)、スペースを攻略しようとする(攻撃)わけだ。
スペース攻略=ある程度フリーなボールホルダーの創出・・ね。
そのときとか、その前の段階で・・
選手たちが、周りとの「瞬間的なポジショニングバランス」までイメージしてプレーしているって!?
ふざけるなよ・・
もちろん、基本的なポジショニング(戦術タスク)のバランスは大事だけれど・・
最後の瞬間は、ボールを奪い返すため、またスペースを攻略するため、選手たちは、チェイス&チェック(寄せ)を仕掛けたり、フリーランニングをブチかますなど、「意志」を爆発させるんだよ。
もちろん、互いのポジショニング(戦術タスク)を、うまくバランスさせる「作業」は大事さ。
でも、それは、決して、「カタチから入るプレ−」なんかじゃなく、瞬間、瞬間における、状況の変化を、敏感&的確に「感じとり」、「意志のチカラ」で、積極的&攻撃的に、主体性プレー(攻守ハードワークとリスクチャレンジ!)をブチかましていくのさ。
その「自由さ」こそが、サッカーの、根源的な魅力であり、そのメカニズムを理解した次の瞬間から、自分のレベルを、次の次元へとアップさせられるんだ。
あっ・・ちょっと入れ込みすぎ!?
スミマセン・・
サッカーは、幾何学とはまったく違う、究極の意志の(主体性プレー=自由な)ボールゲームなんだよ。
そのことが言いたかった(再認識をお願いしたかった)のです。
とにかく・・
今シーズンの、ミヒャエル広島サンフレッチェへの期待が天井知らずになったというのが、(わたしにとつての!?)このコラムの骨子かな。
もちろん・・
そう、吉田孝行ヴィッセルの総合チーム力が、劣っているわけじゃ、決してない。
両チームともには、「美しく勝つ」というサッカーの大原則(哲学)を、しっかりと踏襲した、クリエイティブなチームなんだよ。
そんな両雄が、リーグで魅力を放散しているからこそ、日本サッカーが、世界でも存在感を発揮できるようになっているコトの、絶対ベースだっちゅうわけさ。
そのコトが言いたかった。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、
その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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