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- 2012_ヨーロッパの日本人_プレミアでも素晴らしい香川真司・・・・(2012年8月26日、日曜日)
- 大したものだネ〜〜、香川真司。
プレミアリーグ第2節、ホームでのフラム戦。ウェイン・ルーニーは、ベンチスタートだったんだぜ・・それは、単に(出場メンバーの!)ローテーションシステムの一環だった!?・・さて〜〜・・
この試合での香川真司。
たしかにプレミア初ゴールは決めたけれど(典型的なゴッツァンゴール・・でも「そこ」にいたことは特筆の感覚だとは思う・・)、開幕戦ほど、チームメイ
トから、ボールを預けなければいけない(信頼の置ける!?)チャンスメイカーとして「積極的に探された」というわけじゃなかった。
要は、開幕戦ほど、彼にボールが集まらなかった・・ということです。
その意味合いについては、まだまだ、中心プレイヤーとしてのチーム内ポジショニングを確立するまでには時間を要する・・っちゅう表現に留めておきます。
また、その背景には、開幕戦で、あまりにも香川真司が「目立ち過ぎた」というコトがあったのかもしれない・・と考えるのは、ひねくれた見方だろうか!?
いや、私はそうは思わない。なんてったって、マンUは世界選抜なんだぜ。グループを構成するのは、まさに世界の強者。一人ひとりが、自分が最高だと思い込んでいる連中なんだよ。
そんな強者が、横に香川真司がパスレシーバーとしてポジショニングしたって、簡単にボールを渡すはずがない。
例えば、右サイドバックのバレンシア。彼は、多くのケースで、香川真司を「目立たせる」よりも、自分が目立ちたい・・っちゅう、自らが中心になった積極的な仕掛けプレー(まあ、ドリブル勝負のことだよね)を展開した。
ということで香川真司。
彼が、そんな「雰囲気」を敏感に感じ取れないはずがない。
立ち上がりの10分を過ぎたあたりから、明らかに、香川真司のプレー姿勢が変わった・・と感じた。要は、より積極的に、攻守の汗かきプレーに「も」精進しはじめたんだよ。
それまでのように、スペースへ走り抜けずに、味方ボールホルダーの「横」にポジショニングを取ることで、パスの受け皿になるような(ちょっと高慢
な!?)プレー姿勢ではなく、積極的に、攻守にわたる汗かきプレーをこなすことで、チームメイトに、よりポジティブに受け容れられようとした!?
少なくとも私は、そう感じた。もし「そう」だとしたら、香川真司の(日本的な感覚で言う!?)インテリジェンスは本物だね。
たぶん香川真司は、攻守にわたる汗かきプレーこそが、自分に対するシンパシーを最大限に高める・・という、チーム内における相互信頼メカニズム(チーム
内ポジショニングに関するチームメイトたちのポジティブん認知までの効果的なプロセス!?)を熟知しているんだろうね。いや、「それ」は、単に、日本人的
な態度に過ぎないのかもしれない。
とにかく、香川真司が「仕掛けの流れ」に、汗かきプレーも含めて、しっかりと「乗る」ようになってからは、開幕戦と同様に、香川真司に「も」ボールが集まりはじめたんだよ。
そうそう・・とにかく、謙虚なプレー姿勢を前面に押し出すことこそが、世界の強者の集団であるマンUであっても、成功へのもっとも効果的な「近道」なんだよ。
もちろん、ポジティブな自己主張を怠ってはならないけれど、香川真司が才能に恵まれているからこそ(!)、前述したような謙虚なプレー姿勢を「まず」押し出すこともまた、自分のチーム内ポジショニングを強化するための、もっとも効果的な方策なんだと思う。
誤解を恐れずに言えば・・、個人主義の欧米文化で「も」、謙虚であることの価値は絶大だということです。まして、香川真司ほどのハイレベルな才能に恵まれたからこそ、特に謙虚になることには、特段の価値があるっちゅうわけです。
とにかく、香川真司が、プレミアで「も」抜群の存在感(グループ内ポジショニング)を築きつつある・・ということが言いたかった。
それは、本当に、素晴らしいコトですよ。とにかく、いまの香川真司は、日本にとっての、かけがえのないアイデンティティー(誇り)になったと思うわけです。良い良い・・
彼に対して「も」、限りのない期待が高まりつづけます。
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さて、これで、わたしのHPはしばらくお休みということになります。
今日から海外へ2週間ほど出掛けなければならなくなったのですよ。ということで、次のコラムは、日本代表のワールドカップ予選(イラク戦)ですかね。それでは、また〜〜・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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