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2015_アジアカップ(20)・・二つ目のレンタカーストーリー(あははっ!)・・錦織圭については、無責任に語れなくなってしまった・・(2015年1月28日、水曜日)

そうそう、昨夜の、レンタカーでの帰り道。

結局シドニーへ帰り着いたのは深夜1時を回っていたのですが、もしかしたら、その到着時間を30分ほど短縮できたかもしれないんですよ。フ〜〜・・

クルマには、大住良之さん、後藤健生さん、田村修一さん、そして私と、一癖(くせ)も二癖もある、平均年齢が高いオッサン連中。

そりゃ、多岐にわたる話題で盛り上がるのも道理。だから、まったく眠くならなかったし、時間を忘れた。それだけでも、彼らと一緒に行ったことは大きな価値だった。でも・・

あっと、その前に、レンタカーに掛かった費用についてもお話ししておかなければいけませんよね。

日本の、パレスチナとの初戦が行われた12日のニューカッスルへも、レンタカーで出掛けたんだけれど、そのときも、後藤健生さんと田村修一さんが同乗することになった。

でも、彼らが同乗することは短期的に決まったし、どうせ、一人でもレンタカー移動をしたわけだから・・と、レンタカー費用をシェアしたいとの彼らの申し出を、丁重に(!?)断った。

でも・・

そう、遅れてオーストラリアへやって来た大住良之さんも、このレンタカーツアーに参加したいということで(電車の時間を気にする必要がないとか、ホテルを 変える面倒が要らなくなるといったアドバンテージ!!)、彼らと話し合った結果、「レンタカー費用をシェアするのが、精神衛生上も健康的・・」ということ になったんだ。まあ、私も納得。

その時点で、レンタカー移動は、昨夜の準決勝と、30日の三位決定戦の2日が予定されていた。

ということで、ニューカッスルへの、クリエイティブな珍道中。

そしてここから、冒頭の、「30分早くシドニーに帰り着けたかも・・」というストーリーに入っていくわけなのですよ。

実は、試合後に「いざ、シドニーへ・・!」とスタジアムを出発したまではよかったのだけれど、前述したように、ハナシが「弾みすぎて」、シドニーへつながる高速道路への分かれ道を、ミスしてしまったんだ。

後から考えたら、例によって、カーナビに「悪さ」をされたに違いないと確信するようになった。

そういえば、その分かれ道について、カーナビは一言もアナウンスしなかったし、同乗の皆さんも、何も聞かなかった・・と口を揃えていたからね。

とにかく、我々は、シドニーではなく、まったく方向違いの高速道路をひた走ることになってしまったんだよ。

そしてカーナビが、「次の出口で、高速道路を出てください!!」なんていうけれど、例によって、その出口が、まったくカゲもカタチも見えない。

このカーナビ。まさか、ブラジル製じゃないだろうな!!

まあ、それは冗談として、要は、カーナビ内の「情報」が古いっちゅうことだ。

困った。

何せ、ここはオーストラリアだからね。ひとたび町を離れたら、後は、次の町まで人が住んでいる気配がないんだからね。ということは、高速道路の出口もない。

私は、「こりゃ、マズい・・」って感じ、中央分離帯を「突っ切って行こう」とも考えた。でも・・

そう、我々が走っていたのは、この、「バカ・カーナビ」にインプットされていない新しい高速道路みたいなんだよ。だから、中央分離帯には、しっかりとガードレールが設置されている。

う〜ん、困った。どしたら、いいの?? このまま、次の町まで100キロ近く走らせられたら目も当てられない。

そんなコトを考えるだけで冷や汗が出るじゃないか。でも・・

そう、15分も走ったら、やっと出口の表示が出てきたんだよ。皆、一様にホッと胸をなで下ろした。でも・・

そう、高速道路を出られたのはハッピーだったけれど、その高速道路の「対向車線」へつながる道路が分からない。その標識も、まったくない。また、真っ暗で、よく分からない。

ドイツだったら、我々のようなケースを想定し、常に、逆方向への表示が出ているものなのに・・。

もう、こうなったら度胸だ〜っ!!

もしかしたら、一方通行を、何度か逆走しちゃったかもしれない・・。でも、周りには、クルマも灯りまったく見当たらないからね。

そして、そんな風に迷っているうちに、本当にやっと、「Newcastle / Sydney」という高速道路の標識を見つけたんだ。

そして、やっと、本当にやっと、胸をなで下ろすことができた。

それにしても、この、バカ・カーナビには腹が立つ。

そんな、こんなで、シドニーまでは順調に帰り着いたんだけれど、今度は、大住良之さんをホテルへ送るときにも、カーナビに「悪さ」をされてしまったんだよ。

とにかく、ディスプレイに表示される交差点や道路がないんだから笑い事じゃ済まない。もう、アタマにきた。明日、レンタカー営業所に文句をいわなくちゃ。

そんな、こんなで、何度かクルマを停車させ、その都度、カーナビをリセットし直すことで、やっと、本当にやっと、大住良之さんをホテルへ送り届け、我々も無事にホテルまでたどり着いたっちゅう体たらくだったのです。

もう、ホントにアタマにきていたけれど、でも・・

コレが最後のエピソードになるけれど・・。そう、パーキング。

前回は、そのときのコラムでも書いたように、センター中のセンター(中心街)というロケーションのホテルに泊まったことで、まったくといっていいほどクルマを駐車するスペースがなかった。

だから、目の玉が飛び出るほど高い立体駐車場へ入れるしかなかった。まあ最後はホテルの割引チケットで助かったけれど・・。

でも、今回わたしが泊まっているホテルの周りには、路上に駐車スペースがあるんだよ。

夜中の2時。私は、路肩に立てられている、駐車に関するインストラクション標識を、注意深く、ホントに注意深く、読んだんだ。

そして、その駐車スペースには、翌朝の10時まで、料金を支払うことなく、クルマを駐車していいことを確信した。

ホテルの人は、危ないから・・と、駐車ハウスに入れることを薦めていたけれど、私が借りたクルマは、フルカバーの保険に入っているから、まあ、何があっても大丈夫でしょ。

だから、ホテル真向かいに空いていた路上の駐車スペースにクルマを駐め、そのまま部屋へ戻ってベッドへもぐりこんだっちゅう次第。

そして明朝の7時には起き出し、そのままレンタカーを返却した。

ということで、今回は、パーキングコストも、ものすごく割高な、レンタカー営業所によるガソリン代行給油コストもかからなかった(ガソリンは、大住良之さんを送った後に24時間営業のガソリンスタンドで満タンにした!!)。

ということで、このコラムと前回のレンタカーストーリー(1月13日にアップしたこのコラム)と併せて読まれたら面白いかも。あははっ・・

まあ、とにかく、朝から(強い雨の中をレンタカーを返却したから、チト濡れてしまったけれど・・)、ちょっと元気になる達成感を味わうことができたっちゅう次第でした。

さて、今日は、一日中雨らしいし、錦織圭とワウリンカ、ジョコビッチ対ラオニッチという勝負マッチを、とことん楽しもう。

錦織圭についての無責任トークは、後で・・えへへっ・・

_____________

フ〜〜・・

勝つと思っていたから、「あんな」前段の書き方をしちゃったけれど、「こうなると」どうも・・なんて、だらしのない筆者なのです。

・・サーブでは、明確にワウリンカに一日以上の長がある・・

・・また、ベースラインでの打ち合いでも、互角・・というか、片手バックハンドのワウリンカの方が、イニシアチブを握るシーンが多かったという印象・・

結局、この日の錦織圭は、松岡修造がいう「スーパーゾーン」に入ることなく、今年の全豪オープンを終えてしまった。

でも、ちょっと、次につながり、世界にもアピールするような、ポジティブ印象が残ったシーンを二つほど書かせてください。

一つは、第2セットの第10ゲーム。

錦織圭が、サービス側だったワウリンカをギリギリまで追い詰めたゲーム。「あれ」は勝負の分かれ目だったし、プレー内容の「流れ」からすれば、錦織圭にも十分すぎる程のチャンスがあった(錦織圭が、自ら、チャンスを引き寄せた!!)。

そしてもう一つが、第3セットの「タイブレーク」で、5つの「マッチポイント」というギリギリの崖っぷちをしのいで、一旦は追いついた「粘り」。そのとき のフッ切れたショットには、まさに「昨年のブレイクスルーのエッセンス」が込められていた。でも、その直後のドロップショットが・・

その二つのシーンでは、素人ながら、明確に、「完璧に世界トップ」というオーラを放散する「強いときの錦織圭」を見た感じがしたモノです。

スミマセン、またまた語ってしまって・・。

これで、オーストラリアに「日本」がいなくなってしまった(この表現を誤解されないようお願いします・・ネ)。

残念至極だけれど、私は、今後のための学習機会としても、三位決定戦も含めたアジアカップの残り2試合を見届けて帰国するつもりです。

まあ、明日は、「My Biography」でつづけていた、奥寺康彦ストーリーをフィニッシュさせましょうかね。

それでは、また三位決定戦で。

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 最後に「告知」です。

 実は、ソフトバンクではじめた「連載」だけれど、事情があって、半年で休止ということになってしまったんですよ。

 でも、久しぶりの「ちゃんとした連載」だったから、とてもリキを入れて書いていた。そして、そのプロセスを、とても楽しんでいた。自分の学習機会としても、とても有意義だったしね。

 そして思ったんですよ、この「モティベーション機会」を失ってしまうのは、とても残念だな〜・・ってね。

 だから、どこかで連載をはじようかな・・と、可能性を探りはじめた。そこでは、いくつか良さそうなハナシもあったし、メルマガでもいいかな・・なんてコトも考えた。

 でも・・サ、やっぱり、書くからには、できるかぎり多くの方々に読んでもらいたいわけですよ。でも、可能性がありそうな(メルマガも含めた)連載プラットフォームとしては、やはり私のホームページにかなうモノはなかった。

 ということで、どうなるか分からないけれど、とにかく、私のホームページで、新規に、連載をはじめることにしたのです。

 一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

 そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

 とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書こうかな。もし、うまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れてから立ち上げた新ビジネス」、そして「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

 ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、一週間ごとにアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

 もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

 まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・

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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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