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2015_クラブW杯(6)三位決定戦・・またまた「レベルを超えた(勝負)強さ」を証明した(観ている者を魅了した!!)サンフレッチェ・・(サンフレッチェvs広州恒大、2-1)・・(2015年12月20日、日曜日)

強い、強い、サンフレッチェ。

相手が「あの」広州恒大だからね、もう、ホント、大声で快哉を叫んでしまいましたよ。心のなかで・・じゃなくて、実際に声を出してね。

いいね〜・・このエンスージアズム。へへっ・・

ということで、強いサンフレッチェ・・というテーマ。そのコトについては、新連載「The Core Column」で今年の8月に発表した「このコラム」も、参照して下さい。

そこで書いた「基本的なコンテンツ」に加えて・・というか、このゲームに触発されたことで別な表現がアタマに浮かんだから、ちょっと「それ」に触れてみようと思いました。

でも、なるべく簡単に。何せ、バルセロナとリーバープレートが対峙するファイナルまで、あと1時間半しかないわけだから・・サ。

ということで、最初のテーマは、守備。

何か、チマタでは、サンフレッチェのサッカーが(あまりにも強すぎるから!?)詰まらない・・なんていう声をチラホラ聞くんだよ。

例えば、「彼らのサッカーは、しっかり守ってカウンターが基本でしょ・・」とかね。

そうかな〜・・

たしかに、「守り倒す」ような時間帯やゲームもあるよね、でも決して彼らは、守備ブロックをガチガチに固め、そこからのカウンター「しか狙っていない」っちゅう「リアクション的」なサッカーじゃないんだよ。

たしかに守備ブロックは、堅い。とても、堅い。

そこでは、(考えつづけ・・勇気をもって実行していく!!)守備のチーム戦術が、本当に、素晴らしく機能しつづけていると思う。

まず彼らは、前からのボール奪取が叶わなかったら(!)スッと下がり、まず、ポジショニングバランス(互いの距離!)を絶対的なベースに守備組織を構築しちゃうんだ。

そして、スムーズに、そして効果的に相手マークを受け渡していく。

そのなかで、ボール奪取イメージング(相手攻撃を抑制していくプロセスイメージング!?)では、最高にクリアな意識と、それを実行してく強固な「意志」が光り輝く。

でも、もちろん「ディフェンスの初動」は、チェイス&チェックだよ。

そして、それを「合図」に、周りが、スムーズに、そして効果的に連動アクションに取りかかるっちゅうわけだ。

この、サンフレッチェが展開する「ボール奪取プロセス」は、ホントに、本当に、ものすごく深く、広い学習機会だと感じる。

とにかく、彼らの「バランスと動きに関する(メリハリのある!)連動イメージングコンテンツ」は、秀逸の極みなんだよ。だから、動きに無駄がない。

もちろん、効果的ハードワークの基盤である「クリエイティブなムダ走り」は存分にブチかますよ。でも、ここでいう動きは、それとは違う、ものすごく効果的な具体的(連動)アクションの積み重ねっちゅうわけだ。

時間がないから、次のポイントへいきまっせ・・

それは、サンフレッチェの、全体的に押し上げる組織攻撃(高いポゼッションベースの攻撃)。

彼らの「それ」もまた素晴らしいレベルにある事実の論拠としては、一点をリードされたサンフレッチェが、しっかりとゲームの流れのイニシアチブを握りながら(高いポゼッションで!)、組織的に攻め上がり、そしてチャンスを作り出しつづけた・・という事実がある。

要は、サンフレッチェは、(ショート)カウンターだけじゃなく、ゲームの流れのイニシアチブを握りながら、組織的に(全体的に)押し上げるサッカーでも、素晴らしいクオリティーを備えている・・ということです。

彼らがブチかます、サイドからの必殺アタック・・ダイレクトパスを駆使した組織コンビネーション。ホント、素晴らしい。

もちろん逆に、広州恒大に、とても危険なカウンターを浴びたシーンもあった。でも、「それ」にしても、まさに「ミニマム」だったと思う。

要は、イニシアチブを握り、全体的に押し上げながら組織サッカーをブチかましていくなかでも、戻りが「超速」で忠実というコトも含めて、相手の必殺カウンターを、最大限に「抑制」できていたっちゅうことです。

もちろん広州恒大は、「前後分断気味」のサッカーだよね。

そう、中国代表メンバーが主体の強烈に堅牢なディフェンスブロックと、ブラジル人の「才能オフェンス」、そしてそれらを抜群の機能性でリンクする「パウリーニョ」・・ってな構図。

だからこそ広州恒大のカウンターは、とても危険なんだよ。

それでもサンフレッチェは、しっかりと、質実剛健にはね返しつづけた。まあ、一度だけ、大ピンチに陥ったけれど・・サ。まあ、それもサッカーだから・・。

ということで、もうそろそろグラウンドへ(記者席へ)行かなきゃいけない。

後で、他に気付いたポイントがあったら書き足しますよ。ということで、記者席からアップします。

では〜・・

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 最後に「告知」です。

 実は、ソフトバンクではじめた「連載」だけれど、事情があって、半年で休止ということになってしまったんですよ。

 でも、久しぶりの「ちゃんとした連載」だったから、とてもリキを入れて書いていた。そして、そのプロセスを、とても楽しんでいた。自分の学習機会としても、とても有意義だったしね。

 そして思ったんですよ、この「モティベーション機会」を失ってしまうのは、とても残念だな〜・・ってね。

 だから、どこかで連載をはじようかな・・と、可能性を探りはじめた。そこでは、いくつか良さそうなハナシもあったし、メルマガでもいいかな・・なんてコトも考えた。

 でも・・サ、やっぱり、書くからには、できるかぎり多くの方々に読んでもらいたいわけですよ。でも、可能性がありそうな(メルマガも含めた)連載プラットフォームとしては、やはり私のホームページにかなうモノはなかった。

 ということで、どうなるか分からないけれど、とにかく、私のホームページで、新規に、連載をはじめることにしたのです。

 一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

 そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

 とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書こうかな。もし、うまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れてから立ち上げた新ビジネス」、そして「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

 ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、一週間ごとにアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

 もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

 まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・

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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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