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- 2017_ACL(決勝の1)・・立派なサッカーを展開したレッズ・・それにしてもアル・ヒラルは強い・・(アル・ヒラルvsレッズ、1-1)・・(2017年11月18日、土曜日)
- フ〜〜ッ!!・・
テレビ中継を見終わったときの素直な情緒でした。
たしかにアル・ヒラルは強い。
とても能力の高い「個」が、しっかりと攻守ハードワーク(組織プレー)にも心血を注ぐ。
彼らの攻撃では、「抑えどころ」をイメージし難いんだよ。
もちろん、大きなサイドチェンジからのサイド攻略というイメージはあるけれど、それにしても、臨機応変だから、つかみ所がない・・というのが本当のトコロだろうね。
しっかりと人とボールが動きつづけるなかで、あくまでもダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションをベースに、チャンスとあれば、どんどんとドリブル突破にもチャレンジする。
もちろん最終勝負にしても、中央ゾーンを攻略するだけじゃなく(ワントップのハルビンのポストプレーと身体をうまく使って相手を抑えながらのシュートは絶
品!)、クロスからの(ニア&ファーポストゾーン両方を狙う!)鋭いクロスあり、逆サイドへの大きなロビングあり、ドリブルからのミドルやロングシュート
あり・・等など。
監督のアルゼンチン人、日本でもプレーしたラモン・ディアスは、ホントに良いチームを創り上げたと賞賛せざるを得ない。
良いチーム・・
それは、あくまでも攻守ハードワークを絶対ベースに、しっかりと人とボールを動かしつづけるというイメージが徹底されているということかな。
たしかに現役時代のラモン・ディアスは、組織イメージと個人勝負イメージが、ものすごく高い次元でバランスしていたよね(だから個人プレー絶対のディエゴ・マラドーナに疎まれた!?)。
そんなラモン・ディアスに率いられたアル・ヒラル。
彼らのハイレベルな「組織と個の融合サッカー」を観ながら、「やっぱり監督のイメージが全てだよな〜・・」というテーマに思いを馳せていた。
もちろん、自らのチーム構築イメージを、秀でた心理マネージメントで、しっかりとチームに根付かせる手腕も含めて・・ネ。
レッズ・・
彼らは、「あの」強いアル・ヒラルに対して、ものすごく立派なサッカーを展開した。
でも、アル・ヒラルの超強力オフェンスを抑え切るのは、そんなに簡単じゃなかったよね。
とにかく「あの」強いレッズ守備が、何度も、ウラを突かれそうになったわけだから。私は、テレビを観ながら、何度もフリーズしていた。
もちろん、それでもレッズ守備は、徐々にアル・ヒラルの「仕掛けイメージ」を、しっかりとアタマに投影することで、身体が対応できるようになっていった。
そう、アル・アハリがブチかます次の仕掛けに対する「予測(アンティシペーション)内容」が、どんどん的確になっていったんだ。
それは、第二戦へ向けての、ものすごく基調な価値だった。
テレビじゃ、「貴重なドローだ〜っ!!」なんて言っていたけれど、皆さんも体感されている通り、もちろんレッズにホームアドバンテージなどは、ない。
まあ、数字的な(仮説的イメージの!?)机上の空論ホープはあるにしても・・ネ。
でも私は、「そんな厳しい状況こそが、いい!!」と思っているんだ。
レッズの強者たちは、(だからこその!)ものすごくニュートラルな感性と強烈な闘う意志をもって、第二戦でも、立派な闘いを展開してくれるに違いないと確信しているのさ。
テレビ観戦だし、思考が途切れてきたから、いまは「こんなところ」でアップすることにします。
とにかく、お互いに、第二戦で表現されるはずの、ギリギリ勝負のコノテーション(言外に含蓄される意味)を、とことん楽しみましょう。
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ところで・・
私の、とても近しい友人である「カーラ・ライフ」さんが経営する、鎌倉にある「シーキャッスル」というドイツレストラン。
今年、実に「60周年」を迎えたんだよ。
そのシーキャッスルについては、HPはないから、「このページ」や、「あのページ」、「こんなページ」、またご自分で検索されたページなどをご参照あれ。そのインプレッションでは、「カーラ」が、とても丸くなっているっちゅうことだけれど・・へへっ・・
また、カーラについては、「My Biography」シリーズでも書いたっけね。
彼女が登場するコラムは、こちら(その1、その2、その3)ですかね。
とにかく機会があったら、是非、カーラのところで、ドイツ料理に舌鼓を打ってください・・ネ。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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