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2018_ACL・・悔しいネ〜、ホントに・・(フロンターレvsメルボルン、2-2)・・(2018年3月7日、水曜日)

なんか、ホントに、とても悔しい。

サッカーの「質」で圧倒し、ゲームを支配していたにもかかわらず・・

そりゃ、この引き分けに納得できる人なんて、いるはずがないでしょ。

ところで、相手のメルボルン・ビクトリーだけれど・・

彼らは、モダンな組織サッカーを志向している。

そう、「Aリーグ」の強豪である彼らもまた、美しく勝つサッカーを標榜しているんだよ。

でも・・

そう・・、だからこそ逆に、フロンターレが展開する、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションの「質」が際立っていたとも言えそうだ。

それも、牛若丸(中村憲剛)抜きで・・

何度、素晴らしい人とボールの動き(そして、その軽快なリズム!)によってメルボルン守備ブロックを翻弄し、決定的スペースを攻略したことか。

でもゴールを決められず、結局は、後半ロスタイムのPKで同点に追い付かれてしまった。

もちろん、「あの」鬼木達さんのことだから、この悔しい引き分けという「結果」から、チーム戦術の方向性に何らかの「調整」を加えようなんていう愚は犯さないでしょ。

まあ、前回の(上海上港と対戦した!)ホームゲームのときも、内容では一日の長がありながらもツキに見放された・・という悔しい印象が残っているよね。

いま、ネットで、上海上港vsウルサンの経過を追いかけながらコラムを書いているんですよ。

この時点では、まだ「1-1」・・あっ、「2-2」になっちゃった〜。

なんか、こんな期待を書くのは不謹慎な気がするけれど・・

もう、こうなったら、上海上港に(予選リーグで!)突っ走ってもらい、ウルサンとの二位争いに賭ける・・というのが現実的かもしれない・・

へへっ・・

ということで・・

最後に、ちょっと気付いたポイントを書き添えておきます。

それは、ダイレクトで送り込む、決定的(ロング&ミドルの!)スルーパス・・というテーマ。

牛若丸が交替出場してから一度だけ、こんなシーンがあった。

軽快なリズムでボールを動かしているフロンターレ。

そして最後に、牛若丸に(これまたダイレクトで!)パスが出された。

その直前のタイミングだったね。

(たぶん)小林悠が、爆発ダッシュで決定的スペースへ抜け出したんだ。

自分に向けてダイレクトパスが出されるコトを「感じていた」牛若丸は、同時に、その小林悠の決定的フリーランニングも「感じていた」んだよ。

次の瞬間、牛若丸が、これまたダイレクトで、決定的(ミドル!)スルーパスを出したんだ。

結局「そのパス」は、浮きすぎて失敗しちゃったけれど、私は、その、ダイレクトパスのタイミングを連鎖させる「イメージ・シンクロ・コンビネーション」を観ながら、「それだっ!!・・それだよっ!!!」って心のなかで叫んでいたっけ。

その興奮の叫びには、フランストレーションが溜まっていたっちゅう背景があった・・

そう、前半から、何度も、同じようなチャンスで、決定的なダイレクトパスが出ないシーンがつづいていたんだ。

決定的スペースへ抜け出した味方がいるのにもかかわらず、結局パスをトラップしたことで、その決定的なダイレクト・コンビネーションの流れが断ち切れてしまった・・とかね。

もちろん、そんな「イメージ・シンクロ・コンビネーション」は、最高レベルに難しい。

でも、フロンターレが目指しているのは、「そのレベル」の、人とボールの動きの「連動性」でしょ。

たしかに、牛若丸であれば、高い確率で、そのタイミングで決定的なダイレクトパスが出る。

だからチームメイトも、牛若丸にパスが出た(出そうになる!?)瞬間に、ウラの決定的スペースへ爆発ダッシュする。

そう、決定的なイメージ・シンクロ・コンビネーション。

でもチーム全体としては(前回の上海上港戦コラムで書いたように!?)、まだまだボールがないところでの動きの量と質に課題をかかえているっちゅうわけさ。

だからこそイメージトレーニングが大切なんだよ。

あっと・・

ちょっと悔しさが膨張し過ぎて、長くなってしまいそう・・

ということで、今日は、このあたりで・・

あっと・・上海上港vsウルサンヒョンデ・・

結局「2-2」のまま終了した。

ということは、この時点で、フロンターレは、ウルサンに「勝ち点4」の差をつけられてしまっているっちゅうことだね。

たしかに難しいチャレンジではあるけれど、彼らのチカラからすれば、予選リーグ突破は、決して高望みじゃない。

とにかく、やるしかない・・


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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