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2018_J3・・YSCC樋口靖洋監督も、とても良い仕事をしている・・来週水曜日のレッズとの天皇杯が楽しみだ〜!・・(YSCCvsザスパクサツ群馬、0-0)・・(2018年6月1日、金曜日)

フ〜〜ッ・・

すごかったネ〜、極限の、コンパクトサッカーのぶつかり合い。

最後の最後まで、互いに、ギリギリまでプレッシングサッカーをブチかましつづけたんだよ。

でも・・

そう、攻守にわたって、なるべく多く「数的優位のカタチ」を創りだそうとする両チームだったけれど、全体的な内容では、樋口靖洋さんが率いる「YSCC」に一日の長があった。

樋口靖洋さんは、マリノス時代に、「The CoreColum」において、「ゲーム戦術と対処戦術・・的」なテーマで「コラム」をアップして以来の再会ということになった。

とにかくこのコラムでは、樋口靖洋が、とても良い仕事をしていることを声高に叫びたいのさ。

それも、相手は、「あの」布啓一郎が率いるザスパクサツ群馬だからね・・。

トータルフットボールを志向する布啓一郎。

彼もまた、「寄せ」と実際のボール奪取アクションがうまく「連動」する素晴らしいプレッシング守備と、そこからの一気の(それも広く鋭い!)ショートカウンターをブチかます攻撃サッカーを志向しているんだよ。

だから試合は(特に後半は!)局面でのデュエル勝負が連続する、ものすごくエキサイティングな展開を魅せたっちゅうわけだ。

観ているこちらも、手に汗にぎっていた。

でも・・

そう、そんな「強烈なせめぎ合い」で、終始優位に立ったのがYSCCだったんだ。

彼らは、攻守ハードワーク豊富に、とてもうまく連動するコンパクトなボール奪取プロセスから、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションを主体に、危険な最終勝負をブチかます。

そして、何度も何度も、決定的チャンスを創りだすんだよ。

でも・・

そう、決められない。

最終勝負のチャンスなのに、変な(ミエミエに過ぎたり、逆に難しすぎるような)ミスパスをしてみたり、シュートを「明後日の方向」へ蹴ってみたり。

もちろん、布啓一郎率いるザスパクサツ群馬のディフェンスが、最後の瞬間まで気を抜くことなく、ギリギリの半歩を繰り出しつづけてシュートをブロックしたという背景要因もある。

また、ザスパクサツ群馬だって、何回かは、カウンターから決定的チャンスを創りだした。

ということで・・

前半は眠くなったけれど、後半は、そんな、両チームの強烈な意志が炸裂しつづける「コンパクトサッカーのぶつかり合い」になったことで、眠気がブッ飛んだぜ。

フ〜〜ッ・・堪能した。

・・そうなんですよ・・我々は、ゲームのイニシアチブを握るなかで勝ち切るというターゲットイメージをもっているんです・・

・・今シーズンは、そのベクトルを、うまく活性化させられていると思っています・・

・・だからこそ今シーズンは、そのベクトルの中身をもっと充実させられると確信していますよ・・

樋口靖洋監督が、そう胸を張っていた。

アグリーだね・・

あっと・・ところで・・

その、強烈に積極的な攻撃サッカーを志向するYSCCが、来週の水曜日に、天皇杯で、レッズと対戦するんだったっけ。

・・そうですね・・

・・たぶん、イニシアチブはレッズに握られるゲームの流れにはなるでしょうが、それでも我々は、自分たちのサッカーを、とことん突き詰めていくつもりですよ・・

そう、樋口靖洋が、目を輝かせていた。

こりゃ、来週の水曜日が楽しみで仕方なくなったじゃありませんか。

ガチンコ勝負!?

うん・・

とはいっても、もちろん、個の能力で上回るレッズがイニシアチブを握るでしょ。

でも・・

そう、だからこそ、YSCCにも、大いなるチャンスが転がってくるっちゅう見方もできる。

とにかく、水曜日の天皇杯を堪能しましょう。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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