トピックス
- 2019_CWC・・決勝・・こんな、互いに攻め合うエキサイティングな決勝マッチは、久しぶりだね・・堪能させてもらった・・(フラメンゴvsリバプール、0-1)・・(2019年12月22日、日曜日)
- インフルエンザは、かなり、癒えてきた。でも全快という状態からは、まだほど遠い。
フ〜〜ッ・・
この件については、昨日の天皇杯準決勝コラムもご覧あれ。
ということで、短く、短く・・
・・たぶん、世界中の多くのエキスパートが、予想を裏切られた!?・・
・・そう、誰もが、フラメンゴが、「あの」世界選抜リバプールに対して、ここまでタメを張れるとは思っていなかったハズなんだ・・
・・とにかく、フラメンゴ監督ジェズスには、拍手しかない・・
・・何せ、「あの世界選抜」に対して、これほど果敢に前からプレス守備(攻撃サッカー)をブチかましていき、そして多くの時間帯、ゲームのイニシアチブまでも牛耳ったんだから・・
・・あっ、それだけじゃく、何度か、決定的スペースを攻略したゴール機会(決定的チャンス)までも創り出した・・
・・ここ最近の、CWC決勝の構図・・
・・「世界選抜チーム」が、ゲームのイニシアチブを握り、対する南米チャンピオンが、ブロック守備からのカウンターでワンチャンスを狙う・・
・・だから観る方にとっては、ほぼ、血湧き肉躍るエキサイティングマッチにはならなかった・・
・・でも今年は・・
・・だからこそ、フラメンゴのポルトガル人監督ジョルジェ・ジェズスには、心からの感謝を表したいのだよ・・
・・いや、たぶん、本質的な「構図ニュアンス」のバックボーンは・・
・・彼は、蛮勇を振り絞ったんじゃない・・
・・そうではなく、冷静な分析から、このやり方で、世界選抜をも撃破できると確信していたんだ・・
・・とにかく、最高にエキサイティングな決勝になったバックボーンを創造したジェズス監督の功績を讃えたい・・
・・試合・・
・・前後半立ち上がりのフィルミーノの決定的チャンス・・
・・解説の岡田武史も言っていたけれど・・
・・たしかに、その(前半立ち上がりに2本つづいた!)一発ロング勝負が決まっていたら、もう勝負の行方は決まっていたかもしれない・・
・・また後半の立ち上がりにも、フィルミーノが、左ポスト直撃弾をブチかました・・
・・フラメンゴのサッカー内容が、とてもインプレッシブだったから、そんな決定的ピンチを観ながら・・
・・「あ〜あ、やっばり、良いサッカーだったけれど・・」ってな感じで、終わっちゃうのかな・・なんて思っていた・・
・・でもフラメンゴは、そんなピンチにも、決してメゲず、それまでの積極的な攻撃サッカーの勢いを増幅させちゃうんだ・・
・・よくトレーニングされたチーム・・素晴らしいプロコーチ・・
・・それにしても、ゲームの内容自体は、たしかに世界のトップレベル・・
・・世界超一流の強者どもが、秘術を尽くした攻防を繰り広げる・・
・・局面デュエルの内実でも、周りの攻守チームプレーにしても・・
・・これからビデオを何度も観察しながら、もっと細かく分析しようとは思うけれど・・
・・彼らは、攻守にわたって、瞬間的に「次のプレー」をイメージングする・・
・・ボール絡みのプレー・・ボールがないところでのプレー・・
・・そんな様々なイメージングが、とてもスムーズに、そして正確に「リンクし連動し」つづける・・
・・リンクと連動・・
・・守備では、最初のボールへの寄せアクション(チェイス&チェック)が、次のボール奪取アクションのイメージング内容を創り、それが、周りにどんどん連鎖していく・・
・・攻撃でも・・
・・ボールに絡んでいくチームメイトの周りで、3人目、4人目が(まさに自然に!)動き出す・・
・・そんなイメージングのシンクロ状態こそが、「世界」の証ってことでしょ・・
・・そして、そんな組織的なイメージリンクがスペース攻略につながり、そこから、ものすごく危険な「ドリブル勝負」も、生み出すってわけだ・・
・・サッカーだから、同じ状況は二つとない・・
・・だからこそ、ビデオを何度も見直すことで、そのプレーの本質を、アタマの記憶タンクに詰め込んでいく・・
・・そう、そこで記憶された「シチュエーション」にはまりそうになったら、考えなくても、その状況での効果的なアクションイメージが浮かび、同時に(オートマチックに!)カラダが動くようになるまでね・・
・・それこそが、「ビデオを駆使した効果的なイメージトレーニング」と呼ばれるモノの本質・・
・・だからコーチは、イメージトレーニング素材を、厳選し、そのプレーの内実コノテーション(言外に含蓄される意味)をしっかりと伝えるコーチの「言動スキル」が、チーム力の向上という視点で、決定的な意味をもってくるのさ・・
・・ということで、この試合には、そんな、ものすごく貴重なイメージトレーニング素材にあふれていたと「も」感じていた筆者なのであ〜る・・
・・へへっ・・
・・あ〜、熱が上がっていきそう・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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