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- 2020_ACL_FC東京・・まさに粘勝・・良かった・・それにしても上海からの2チームは、ともにディフェンスがハードだネ・・「荒さ、汚さ」という視点でもね・・(上海申花vsFC東京、1-2)・・(2020年11月27日、金曜日)
- ヨ〜〜シッ!!!
それにしても、チェ・ガンヒ上海申花。
ものすごい勢いの「フィジカル・サッカー」じゃありませんか。
もちろん、「荒さ・汚さ」というニュアンスも含めてネ。
それを象徴していたのが、あの、ディエゴ・オリヴェイラへの、上海申花26番の、あり得ないダーティーファール。
「あれ」がレッドじゃなかったら、いったい・・
フ〜〜ッ!!
そんなフィジカルサッカーに対して、FC東京は、あくまでも冷静に、そしてクレバー&スマートに、組織サッカーを展開する。
もちろん、その組織のなかに、ディエゴ・オリヴェイラやレアンドロ、はたまた永井謙佑らが、「個のドリブル勝負」というスパイスを加味することは言うまでもない。
また守備でも、しっかりとした「イメージングの連動性」から、決して、スペースに入り込ませなかった。
まあ確かに、後半、2点を追い掛ける上海申花がブチかました「パワープレー」では、ある程度の危険性は感じたけれど・・
それでも、あくまでも「フィジカル」を前面に押し出す「チカラ業」の攻めには、スペースを攻略していこうとするスマートな意図は、まったく感じられなかったよね。
だから、不安な気持ちは、まったく、なかった。
そうそう、上海申花のディフェンス。
彼らのプレーには、「局面デュエルでは、絶対に負けない・・」という、強烈な闘う意志が、あふれ返っていたいたね。
とにかく、ものすごい「勢い」のチェイス&チェックと忠実マンマークを絶対ベースに、決して諦めずにFC東京に食らいつき、ボールを奪い返そうとするんだ。
そこで魅せつづけた強烈な意志のプレーは、たしかに賞賛に値する。
そう、マリノスが苦労させられた、上海上港ディフェンスのようにね。
でも、やっぱり、攻撃では、創造性や想像性の象徴である人とボールの動き(組織サッカー)という視点で、何かが欠けている。
やっぱり、ホンモノの自由がない社会文化という体質的な課題・・!?
あっと、FC東京・・
前半に創りだした、永井謙佑の二つの絶対チャンスと、レアンドロがブチかました、無回転のミドル弾(ものすごいブレ球・・相手GKに心からの拍手を!)。
そんな「三つの絶対チャンス」を決められなかったこともあって(!?)、何か、心のなかが冷めていくのを感じていたんだ。
そんなだったから・・
後半16分にレアンドロがブチ込んだ、まさに唐突な先制ゴールに、「ガ〜ンッ!」とアタマを殴られた感じがしたモノさ。
そして、ガッツボーズで身体にチカラを入れ直し、スッと、背筋を伸ばしていた。
そう、再び、全身全霊で、ゲームに入り込んでいくためにね。
とにかく、勝ててよかった。
でも、攻撃での「個の牽引車」ディエゴ・オリヴェイラの容体が心配だ。
もし彼が、次の、強いウルサンとの決戦に欠けるようなコトがあったら・・
その汚いファールシーンは、何度も、スローモーションで映し出されたけれど・・
まさに、ディエゴの足をねらい撃ちした、ホントに「醜いファール」だったし、蹴られた「ふくらはぎ」だけじゃなく、グニャっとねじれた足首が、とても心配になったモノさ。
いまは、大事に至らないことを祈るしかない。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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