トピックス
- 2020_J2_第30節・・サッカーは究極の「心理ゲーム」・・だからこそ、優れた意識と意志に支えられた自己主張こそが!・・(アルビレックスvsヴェルディ、2-2)・・(2020年11月1日、日曜日)
- 惜しかったネ〜・・
そんな印象が残った、良い内容のヴェルディを観ながら・・
「この、高い意識と意志をバックボーンに努力をつづければ、来シーズンに向けて、継続的に、サッカーの内容を拡充させていけるに違いない・・」
そんなふうに・・
サッカー進化&深化の(心理・精神的な!?)ベースになる、「継続こそチカラなり・・」という普遍的コンセプトに思いを馳せながら、希望に満ちた感性に包まれていたんだよ。
そう、美しい質「実」剛健サッカーの体現を目指して・・
ところで、そんな希望のバックボーンだけれど・・
それは、後半に魅せた、攻守にわたる積極サッカーに集約されていたよね。
そのコノテーション(言外に含蓄される意味)を換言すれば・・
強烈な闘う意志(!?)に突き動かされる、勝負のイメージングが連動する(!!)優れたボール奪取プロセスの機能性だったとも言えるでしょ。
そんな優れた後半だったけれど・・前半は・・
「待ちの姿勢」ばかりが目立つ、「受け身の」ボール奪取プロセスに終始していた。
そこでの意識と意志は、まったく誉められたモノじゃなかったよね。
それが、後半になって、大幅に積極的なモノへと変容したんだ。
永井秀樹による「檄」が効いた・・!?
まあ、実際のところは、外様にゃ、分かるはずがない。
とにかく・・
そんな、攻撃的なボール奪取の姿勢をバックボーンが、次の攻撃のダイナミズムをアップさせないはずがない。
その、もっとも大きな実効(アクション)ファクターが・・
ボールがないところでのサポートの動きが活性化したことだったんだ。
それがあったからこそ、人とボールの動きも、格段にアップしていったんだよ。
ヴェルディ選手たちは、皆、とても巧いよね。
だから、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションと、タメやドリブルといった「個の局面勝負」とのコラボレーションも「格段に」高揚していったんだ。
ということで、後半は・・
全員が、攻守にわたって、おしなべて良い創造性プレーを披露したわけだけれど・・。
なかでも、攻撃的ハーフからボランチまで、幅広く「力強さと巧さ」を魅せつづけた井出遥也には、賞賛の拍手を惜しまなかった。
昨シーズンも、こんなコトがあったよね。
それは、佐藤優平(=このゲームでも素晴らしいプレーを魅せた!)の基本ポジションを、守備的ハーフに据えたこと。
そして彼が、攻守にわたって、素晴らしい輝きを放ちつづけるんだ。
そう、佐藤優平の攻守プレーが、一回り大きくなったって感じさせられたんだよ。
だから・・
そう、才能たっぷりの井出遥也も、今日のゲームを通して、より活発に、攻守ハードワークとリスクチャレンジを探しつづけられるように成長することを願って止まない筆者なのだよ。
この・・
「才能に、重要でハードな攻守タスクを負わせる・・」というのは、もしかしたら、永井秀樹の「心理マネージメントの真骨頂」なのかもしれないね。
そんな井出遥也だけじゃなく、森田晃樹、山本理仁も含め・・
来シーズンへ向けてヴェルディのミッドフィールダーが、攻守ハードワークとリスクチャレンジを、主体的に探しまくる(!)姿勢を、大きく高揚させることに期待します。
あっと・・
「あの」、攻守にわたる「爆発男」、井上潮音だけれど・・
彼に対しては、ヴェルディ中盤のイメージリーダーとして、ひきつづき意識と意志を高くもちつづけてもらいたいのは、言うまでもない。
最後に・・
このコラムで、来季という言葉をつかってしまったけれど・・
まあ、勝ち点シチュエーションという「現実」では、仕方ないトコロまで来てしまった。
残念ではあるけれど・・ね。
だからこそ・・
今シーズン残りの1試合、1試合が、彼らにとっての「大いなる挑戦」になるわけさ。
その過程で、攻守ハードワークとリスクチャレンジへの意識と意志を(主体的に!!)高揚させられない選手は、自然と、淘汰されていくっちゅうことさ。
とにかく私は、今後とも、永井秀樹ヴェルディに対して、大いなる希望をもって、期待しつづけるつもりです。
もちろん、自分自身の学習機会としてね・・
追伸:
またまた、ダゾンのカメラワーク(ズーミングワーク、フレームワーク!?)について。
要は、後方からの組み立てプロセス段階における、カメラワークのことです。
この試合では、後方からの組み立て段階でも、最前線の、攻守にわたる「イメージのせめぎ合い」まで視認できた。
もちろん、たまにゃ、「寄り過ぎ」のシーンもあったけれど、大体は、とてもハイクオリティなカメラワーク(ズーミングワーク)だったと思いますよ。
願わくば・・
この内容のカメラワークが、ダゾンでの「共通指針」として意志共有されることを願って止まない筆者なのです。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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