トピックス


2020_J2_第33節・・美しい質「実」剛健サッカーを、主体的に(!!)追い求めつづける永井秀樹ヴェルディ!?・・(京都サンガvsヴェルディ、1-2)・・(2020年11月11日、水曜日)

実は・・

まず、「浮嶋敏ベルマーレvsアンジェ・マリノス戦」をコラムに落としてから、「J2」の観戦&コラム執筆・・ってな「流れ」を考えていたんですよ。

でも・・

そうなんだよ・・

浮嶋敏ベルマーレvsアンジェ・マリノス戦の(低級な!)ダゾン・カメラワークによって、そんな作業イメージが、完璧に崩れてしまったんだ。

そう、やる気ポテンシャルが地に落ちちゃったんだ。

とにかく、ダゾンのカメラワーク(ズーミングワーク)が、中途半端に「寄り過ぎ」だったんだよ。

それじゃ、ボールから離れたゾーンでの(パスレシーブの!)、攻守にわたる、それぞれのイメージングと意志のせめぎ合いを、まったく体感できない。

ということで今日は、ヴェルディの、次のシーズンへ向けての、「良いサッカーイメージ体感を積み重ねていく作業」を観察することにしたっちゅう次第(こちらのダゾンカメラークは、とても良かった・・このカメラワークのレベル差は、何なのでしょう??)。

そう、クルクルと個々のポジショニングとタスクを受け渡しながら、攻守ハードワークとリスクチャレンジを積極的に「探しまくるプレー姿勢」のことね。

あっと・・

状況に応じて、とにかく積極的に、様々な「やるべきタスク」を探しまくるってな「ポリヴァレントなプレー姿勢」こそが、イビツァ・オシムが日本サッカーに残した遺産の本質だったじゃないか。

そしてだからこそ、「走ること」の本質的な意味と意義が、日本サッカーに深く理解され、浸透していった(!?)のだと思うわけさ(まあ・・希望的観測だけれど・・へへっ)。

あっと・・蛇足・・

とにかく、今日については、「J2」を観戦することにしたんだよ。

そして、そのことが、とても素敵な学習機会につながったっちゅうわけさ。

まあ、怪我の光明!?

へへっ・・

ということで、京都サンガvs東京ヴェルディ。

両チームともに、攻守にわたるサッカーの内実(チーム総合力!?)では、まあ互角とするのがフェアなんだろうね。

でも・・

そう、ゴール機会を創りだすプロセスの内実という視点では、やっぱり、ヴェルディに一日の長がある・・と、感じた。

だから、しっかりと目を凝らして観戦しながら、その内実の差のコノテーション(言外に含蓄される意味)を探そうとしていたわけさ。

もちろんサンガも、ピーター・ウタカを中心(ターゲットマン!?)に、とても危険な仕掛けをブチかましてくる。

でも・・

そう、微妙なんだけれど、彼らの仕掛けプロセスでは・・

ゴールゲッターとして(またパサーとしても!)優れた才能のピーター・ウタカが、様々な意味合いを内包する「諸刃の剣」的なニュアンスでも機能しちゃってる・・って感じたんだよ。

ピーターに頼り過ぎている!?

まあ、そんなマインドもあるだろうね。

だから、仕掛けプロセスでは、ピーターを「探す」イメージが強すぎ、「個の仕掛け」をブチかましていく意識と意志が、チト弱いシーンも散見された。

もちろんソレは、ヴェルディ守備にとっては、ターゲットを絞りやすいというアドバンテージになる。

とはいっても・・

そう、逆に、「ソコ」を意識しすぎて集中した次の瞬間には、「チョンッ!!」ってな感じで、ピーターが、ダイレクトでのスルーパスを通しちゃったりするんだよ。

そんな、こんなで・・

もしかしたらピーター・ウタカは、両チームにとっての「諸刃の剣」だったりする!?

フ〜〜ッ・・

まあ、いいや・・

とにかく・・

そんな、チト、勝負イメージが「偏り傾向」にあるサンガに対して、ヴェルディは・・

ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションに代表される、素早く軽快で、スマートなリズムの、人とボールの動きを絶対ペースに、そこに、とても高質な「個」の勝負プレーを、巧みにミックスしていくんだ。

この試合での「個の存在感」としては、藤田チマと井出遥也、そして後半から登場した山下諒也が目立っていたよね。

あっ・・もちろん佐藤優平と端戸仁の、スーパーな「組織プレー」は、賞賛に値するさ。

とにかく、様々な意味合いを内包する、仕掛けプロセスの「変化」という視点で、ヴェルディに一日の長があるっていう評価は、フェアだと思うのさ。

そう、相手守備のウラにある「決定的スペース」を攻略するという視点でネ。

とにかく、サッカー内容で上回ったヴェルディが、結果まで引き寄せたのは、これからの彼らにとって、とても大事な体感だったと思うよ。

それは、もちろん、「J2」という、ものすごくハードな勝負シーンで、粘り強く「勝ち点を積み重ねていく・・」という視点でね。

そう、美しい質「実」剛健サッカー・・

とにかく、来シーズンへ向けて、いまが、ものすごく大事な時期にあたるんだ。

そう・・

様々な意味を内包する・・

良いサッカー(美しい質実剛健サッカー!?)への理解と意識、そしてそれを、主体的(!!)に追求していくインテリジェンスとパーソナリティー(意志の総体!?)の高みを極めていくんだよ。

そう、来シーズンでの、「ブッちぎりの昇格」という大いなる目標を達成するためにね。

ガンバレ〜ッ!!

永井秀樹ヴェルディ〜〜ッ!!

______

追伸:応援している浮嶋敏ベルマーレが勝ったらしい・・チト、嬉しい・・でも、相手は、これまた心からサポートしているアンジェ・マリノスだから、チト、微妙・・へへっ・・


============

ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

-------------------

あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


============

最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


===============

 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

==============

 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





[ トップページ ] [ Jワンポイント ] [湯浅健二です。 ]
[ Jデータベース ] [トピックス(New)] [ 海外情報 ]