トピックス
- 2020_J2_第9節・・ヴェルディは、この貴重な学習機会を通じ、2試合つづけて「自信リソース」に実を詰められている!?・・何たって、相手が「あの強い」長崎だからね・・(長崎vsヴェルディ、0-0)・・(2020年8月2日、日曜日)
- 手に汗にぎる、エキサイティングな勝負マッチだった。
相手は、「あの」強烈ストロングハンド、手倉森誠が率いる、とても優れた「意志のサッカー」を魅せつづけるリーグ首位の長崎だから・・ね。
その長崎だけれど、もちろん私は、そんな彼らのサッカー内容もフォローしている。
そして思っている・・
彼らもまた、試合のイニシアチブを握りながら結果も出す、「美しい質実剛健サッカー」を志向しているってね。
もちろん・・「結果」を出すための「勝負強いゲーム運び」という視点も含めてネ。
ということで、このゲームの前半・・
そのゲーム展開を観ながら、こんなコトを感じていた・・
・・長崎は、「したたか」なボール奪取イメージを共有し、それが、具体的、効果的に「有機連鎖」するように、とても能動的に協力し合っている。
彼らは、ヴェルディにボールを保持「させる」なかで、うまく最終勝負プロセスへ「追い込み」ながら、その「流れ」を読んで(・・というか、その流れに引き込んで!?)、とてもクレバーにボールを奪い返しちゃうんだよ。
そんなだから、ヴェルディが、最終勝負プロセスを完遂できず、何か、中途半端という印象が残る状態でボールを失ってしまうシーンが続出してしまうのも道理。
そして長崎は、躊躇することなく、とにかく直線的にヴェルディゴールへ迫っていく。
まあ・・
ヴェルディ守備の、人数とポジショニングのバランスが整理されていない・・という意味じゃ、長崎が、効果的なカウンターをブチかましつづけた・・ってな表現も、成立するかもね。
でも私は、ここでは、「直線的に素早く・・」なんて表現の方が相応しいって感じるんだよ。
とにかく・・
長崎の攻めでは、スピード、パワー&高さ、そして何といっても、手倉森誠がリードする(!?)フッ切れた(勇気あふれる!?)最終勝負のダイナミズム(闘う意志ポテンシャル!)が特筆だよね。
もちろん、そこでの「心理・精神的パワー」が具体的に表現されるのが、最終勝負に入ったときの、周りのサポートの量と質ってわけさ。
とにかく前半は・・
強烈な「ストロングハンド」、手倉森誠がブチかます(!?)優れた心理マネージメントが、その真骨頂を魅せつけた・・ってな印象だったわけさ。
「さあ、いくぞっ!!」となったら、まさに、脇目も振らずに、最終勝負プロセスを「やり切ろう」とする長崎の強者ども・・。
そんな長崎に対して、ヴェルディ選手たちの仕掛けプロセスには、まだまだ、「失敗したくない・・」ってな「後ろ向きマインド」が、見え隠れしていたんだよ。
でも・・
そう、端戸仁と佐藤優平が出てきた後半は、ドミネーション(ゲーム支配)の内実だけじゃなく、勝負の流れで「も」、ヴェルディに追い風が吹きはじめるんだ。
彼らは、(もちろん積極ディフェンスをベースに!!)ゲームのイニシアチブを手中にするだけじゃなく、しっかりと勇気をもって、タテへも仕掛けていったんだよ。
もちろん、見方によっては、後半でも、タテへ勝負する仕掛けプロセスが「足りない」って感じられた方が、いたかもしれない。
それでも、前半から比べれば、中途半端な「ボールロスト」が減ったことも含めて、最終勝負を仕掛けていく「意志のポテンシャル」が、大きくジャンプアップしたと感じたわけさ。
着実に、自信&確信リソースを充実させていくなかで、しっかりと結果も残せるようになってきたヴェルディ・・ってな感じ。
もちろん、志向ベクトルからすれば、まだまだ、守備でも攻撃でも、課題は山積み。
それでも私は、選手一人ひとりが、その課題に、積極的に向き合おうとしている姿勢(プロとしての向上心!?)を感じ、ホッと胸をなで下ろしているわけさ。
そして私は・・
不確実な要素が満載のサッカーは、究極の「意志のボールゲーム」っていう真実と対峙しつづけるんだ(あっ・・気取った表現でスミマセン)。
だからこそ監督には、プロ選手たちが、勇気をもって、自分主体で考え、決断してリスクへもチャレンジしていけるための「覚悟のポテンシャル」を、限界まで引き上げる強烈パーソナリティー(究極の心理マネージメント!?)が求められるんだ。
あっと・・またまた蛇足・・
ということで私は・・
そんな視点でも、前節「アルビレックス戦」とこのゲームは、ヴェルディの(主体的な!!)進化&深化をうながす、ものすごく貴重な学習機会だったと思っているわけさ。
まあ、今日は、こんなところですかね。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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