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- 2020_J1_第29節・・やっぱり、「解放サッカー」のぶつかり合いこそが、サッカー発展のホンモノの礎になる・・ということで、とことん楽しんでいた筆者なのであ〜る・・(マリノスvsコンサドーレ、4-1)・・(2020年8月26日、水曜日)
- 新型コロナ・・
そのために、とても不規則なスケジュールでリーグをマネージせざるを得なくなっているらしい。
だから今日は、24節(ヴィッセルvsフロンターレ)、26節(FC東京vsアントラーズ)、そして29節(マリノスvsコンサドーレ)のゲームを前倒しして実施することになった。
分かりにくいけれど、まあ、仕方ない。
その3ゲームのなかで、私は、迷わず・・
そう、後ろ髪を引かれない、フッ切れた攻め合いになる「はず」の、マリノス対コンサドーレ戦を、レポートすることにした次第。
3試合のなかで「このカード」を選ぶのには、まったく時間は掛からなかった。
そう、両指揮官を知っている筆者は、彼らが、決して「引かない」ことを、よく理解しているつもりなんだ。
とにかく彼らは、自分たちのサッカー(美しい質実剛健サッカー)を、外連味なく(変な戦術アイデアで選手たちの意志を阻害することなく!!)ブチかまし合うはずなんだ。
そして実際に・・
そりゃ、清々しいこと、この上なかったですよ。
ということでゲーム・・
あっと・・、でも、その前に・・
「やっぱり、そこはコンサドーレ・・積極的に、殴りにいく〜〜っ!!」。
いいね〜、ダゾンのアナウンサー、下田恒幸さん。
彼の、サッカーに対する深い造詣と、愛情あふれたアナウンスぶり。
気に入りました〜。
そして、ゲームは・・
そう、その下田恒幸アナウンサーが、ゲーム展開の「正しいニュアンス」を散りばめていたとおり・・
ミハイロ率いるコンサドーレは、何があっても、どんな状況でも、決してゲームを諦めず、攻守ハードワークとリスクチャレンジを、最後の最後までブチかましつづけたんだ。
まあ、それでも、「この試合でのマリノス」は、別格に強かったよね。
その、強さのバックボーン・・
ここじゃ、あまり深く、細かいポイントには入っていかないけれど・・
とにかく・・
積極的に前から連動させつづける協力プレス守備を絶対ベースに・・
人とボールが活発に動きつづける、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションが冴えわたっていた。
たしかにコンサドーレも、前からプレス守備をブチかましてきた。
でも、この試合でのマリノスは、そんな「圧」を、とてもスマートに、かわし続けるんだ。
そしてボールを奪い返してからの、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションと、チャンスを見計らった「個の勝負」を、とてもハイレベルにコラボさせるのさ。
そう、このゲームじゃ、「組織」ばかりじゃなかったんだ。
そこで目立っていた「個のチカラの表現者」たち・・
それは、松田詠太郎、前田大然、そして何といっても、ジュニオール・サントスで組むスリートップだったよね。
彼らが、チャンスを見計らってブチかます「個の勝負」は、レベルを超えていたんだ。
そして・・
その三人ともに、攻めだけじゃなく、最前線からの守備でも、強烈な意志と勇気をもって躍動しつづけるんだ。
ストロングハンド、アンジェ・ポステコグルーによる優れた心理マネージメントの内実が、見える、見える・・
だからこそ、中盤での前からプレス守備が、殊の外うまく機能するし、次の攻撃でも、中盤からのサポート(オーバーラップ)も、とても機能的に連動しつづけていた。
何か、ホントに・・
美しい質実剛健トータルフットボール・・!?
言い過ぎか??
とにかく、(この試合では!?)とても強かったマリノスだったんだ。
でも・・
そう、ミハイロ率いるコンサドーレは、そんな「強さ」を体感しているにもかかわらず、決して、攻守ハードワークとリスクチャレンジへの意志が萎(な)えることはなかった。
立派な、とても立派な「闘う姿勢」だった。
ということで、このコラムでは・・
日本サッカー発展への貢献に対する感謝も含め、両チームに(両監督に)対して、心からのエールをおくりたい筆者なのであ〜る。
へへっ・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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