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2020_日本代表(親善マッチ)・・こんな強い相手に対しても、攻守にわたる、ダイナミックな「やれてる感」をブチかましつづけた森保ジャパンに乾杯!!・・(日本vsコートジボワール、1-0)・・(2020年10月13日、火曜日)

サスガに強い、コートジボワール。

数日前のカメルーン同様に、優れた「個の能力」をベースに、攻守ハードワークとリスクチャレンジあふれる、優れた「組織サッカー」を展開するんだ。

とにかく、人とボールの、スピーディーで組織的な動き(そのリズム!)が秀逸だった。

そんなだから、彼らが、ハイレベルな、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションで、日本守備ブロックのスペース(穴)を脅かすのも道理。

そう、そんな強いコートジボワールだからこそ・・

またまた、価値ある学習機会(体感)を得た!?

いや・・というか・・

森保ジャパンが、世界トップクラスの相手と対峙しても、立派に「自分たちのサッカー」を主張できるまでに成長しているっちゅう表現の方が、相応しいよね。

彼らは、個人でも、チームとしても、本場のフットボールネーションでのハードな体感を積み重ねているんだよ。

だからこその、立派な勝負マッチ。

たしかに、局面デュエルで競り負けたり、巧いスキルで置き去りにされるシーンもあった。

でも、最後のトコロでは、(最後の半歩ディフェンスなど!)組織的な連動カバーリングが、とても忠実に、そしてダイナミックに機能しつづけていたんだ。

そんな局面デュエルの内実が優れていたからこそ・・

ゴール機会という視点では、森保ジャパンの方に、軍配が挙がったのさ。

最終勝負プロセスという視点では・・

コートジボワールは、やっぱり「個の勝負」が、最終勝負の流れを創りだしていたと思う。

それに対して森保ジャパンは、組織と個が、とてもハイレベルにバランスしていたんだ。

そのポイントが、大事。

皆さんもご存じのように、これまで日本サッカーでは、組織プレーが前面に押し出されていた。

だから、責任の所在が、限りなく「ファジー」になり易かった。

ミスをしても、その因果関係については、集団主義的に「片付ける傾向」が強かったんだ。

だから、ある意味の「甘えの構造」も、その背景には見え隠れしていたんだよ。

それが・・

プロサッカーの導入はもちろん、選手たちも、海外で、本当の意味で「活躍」できるようになりはじめたことで、そこから生み出され、発展してきた「文化的なバックボーン」が、日本サッカーに、本当の意味での「闘う意志」を浸透させてきたって思うわけさ。

プロ意識・・!?

当たり前さ。でも、その本質的な意味合いは!?

そう、その本質は、彼ら全てが「個人事業主」だっちゅう事実なんだよ。

このゲームを観ながら、そんなジャパニーズ・プロフェッショナル連中の「正しい覚悟」を、ヒシヒシと感じていたモノさ。

たしかに、うまく表現できないけれど・・

とにかく、攻守にわたって、以前(まあ、昔かな!?)とは比べものにならない程の、「やれてる感」があふれていたんだよ。

スミマセン・・ね、昔と比べる・・なんてハナシまで持ち出してしまって・・

でも、とにかく、彼らがブチかましつづけた、素晴らしい実効レベルの「クリエイティブ守備」を観ながら、日本サッカーのアイデンティティ(誇り)さえも感じていた筆者だったのだよ。

彼らは、最後の最後まで、サボらず、攻守ハードワークを「探しまくって」いた。

そりゃ、そんな「意志のプレー」に、アイデンティティ(誇り)を感じないわけがないでしょ。

もう朝方だから、今日は、こんなところでラップトップを置きますが、明日、もう一度ゲームを見直すことで、別な視点を見出したら、何か書くことにします。

最後に・・

攻守にわたって、本当に素晴らしい汗かきプレー&クリエイティブプレーを披露した遠藤航に、心からの拍手をおくります。

あっと・・もう一つ・・

今週末の日曜日(10月18日)、22時30分から、BSテレ東(BS171)で放送される、「Challenge Spirits 〜 スポーツの未来を考える〜」っちゅう番組に出演します。

テーマは、「スポーツとメディア・・」。

さて、どうなることやら・・


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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