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- 2021_EURO_2・・すごい勝負マッチだった・・攻めあぐみながらも、最後はドイツが追い付いた・・フ〜〜ッ!!疲れた・・(ドイツvsハンガリー、2-2)・・(2021年6月24日、木曜日)
- ・・まあ、あれだけ連続して仕掛けられたら、ハンガリーの守備も(そのポジショニングも!?)乱れてきますよね〜・・
WOWOW解説、風間八宏の「冷静な」言葉が、低く、響きます。
へへっ・・
それは、84分、ドイツが「2-2」となる同点ゴールを叩き込んだシーン。
この試合・・
とにかく、最後まで、手に汗にぎった。
何せ、「このまま」じゃ、「あの」ドイツが、ロシアW杯同様に、予選リーグ敗退っちゅうことになってしまうわけだから。
このまま・・
ミュンヘンでは「1-2」と、ハンガリーにリードを奪われているドイツ。
同時刻にブダペストで行われていた「フランスvsポルトガル」は、その時点で「2-2」。
そう、このままだと、ドイツが(死の!?)グループ最下位になってしまうわけだ。
そんなときに唐突に訪れた、歓喜の「同点ゴール」だったっちゅうわけさ。
この「唐突に・・」っちゅう背景ニュアンスが、このコラムの骨子マインドかな。
それほど、ハンガリーの守備パワーが、「ゲームの盛り上がり」を抑え込んでいたんだ。
ということで、手に汗握らされた、このゲーム・・
まず何といっても、サバイバルのためには勝つしかないという、ハングリーなハンガリーが相手というポイント。
そのハンガリーが、前半11分に、先制ゴールをブチ込んじゃうんだ。
一発クロスからの「一発ヘディング」。素晴らしい先制ゴールではあった。
ゲッ!!
そのとき、解説の風間八宏も言っていたように、「簡単なゲームにはならない」って、誰もが感じたはず。
そして・・
そう、まさに、その通りのゲーム展開になっていったんだ。
ブロック守備を固めるハンガリー。
そりゃ、「マジック・マジャール」という称号を世界に轟かせたことのあるハンガリーだからね。
その、長く、深い「伝統」を背景に、ギリギリまで身体を張って頑張るわけさ。
そう、不確実なファクターが満載されたサッカーが、究極の「心理ゲーム」であるコトの面目躍如ってな感じ。
そんなだから、ドイツは、持ち味の「人とボールを動かしつづける組織サッカー」が、まったくといっていいほど機能しない。
そう、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションからの「スペース攻略・・」ってなシーンを、まったく創りだせないんだ。
フラストレーションが溜まる。
でも・・
そう、66分、フリーキックから、フンメルスが競り勝ち、それが、ハヴァーツの「押し込み同点ゴール」につながるんだ。
歓喜するドイツ。
でも、その2分後・・
あろうことか、ハンガリーが、勝ち越しゴールをブチ込んじゃうんだ。
ドイツの同点ゴール後、「直線的」に攻め上がっていくハンガリー。
そして最後は、シェーフェルが、併走するドイツのディフェンダーと、ゴールから飛び出してくる、「あの」スーパーGKノイヤーの「鼻先」で、最初に、アタマでボールに触るんだよ。
ハンガリーの「勝ち越しゴール!!」。
・・あの全力スプリントの勢いは、すごかったね・・ハンガリーの執念が見えた・・
そんなニュアンスの内容を、これまた「冷静」に解説する風間八宏。
へへっ・・
さて、これは大変なことになった。
地力で有意差があるドイツとはいっても、強化ブロック守備をしく強豪ハンガリーだから、そう簡単にゃ、スペースを攻略していけない。
そう簡単には!?
いや、実際には、「まったく」ハンガリー守備ブロックを崩せない・・という時間帯がほとんどだったんだよ。
だから、大変なコトになったってな実感が・・
そして、時間ばかりが、刻まれていく。
そこで、この試合では「唯一」とも言えそうな、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション(まあ、単純なワンツーね!)で、ドイツのトニー・クロースが決定的なゴール機会を創りだすんだ。
でも、トニーのシュートは、まさに数センチ、ハンガリーゴールの右ポストを外れていく。
81分のことだった。
落胆とフラストレーション。
でも最後は・・
そう、冒頭の、「歓喜」の同点ゴールシーンが訪れたっちゅうわけさ。
堪能したけれど、徹夜したこともあって、本当に、疲れた。
でも・・
そう、天国と地獄を行き交う、そんな「ギリギリの感性」は、やっぱり、いいね。
あっと、決勝トーナメント・・
この結果、決勝トーナメント1回戦で、ドイツがイングランドとブチ当たることになった。
それも、場所は「あの」ウェンブリー。
そうなんだよ、場所も対戦カードも、1966年W杯(ドイツ語ではWM・・ネ)決勝の再来。
やっぱりサ、年寄りサッカーファンの方々にとっちゃ、忘れられない勝負マッチだったからね(この決勝については、ネットに、山ほど情報が載っています)。
すぐに、そのときのコトが思いだされるっちゅうわけだ。
いまから、楽しみで、仕方ありません。
フ〜〜ッ!!
それにしても、疲れた。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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