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- 2021_J2_第15節・・正しい進化ベクトルに乗るヴェルディ・・たしかに今日は、相手のクレバーなゲーム戦術に沈められてしまったけれど・・でも、継続こそチカラなりだ!・・(ヴェルディvsジュビロ、0-2)・・(2021年5月23日、日曜日)
- サッカーの内容が、良くなっているヴェルディ。
その、ポジティブなベクトルは、変わっていない。
また、全体的なゲーム内容でも、しっかりと、強いジュビロと「タメを張れて」いた。
でも・・
そうなんだよ。
肝心の、ボール奪取プロセス(守備)の内実だけではなく、ゴール機会を創り出すという視点でも、少しだけ、ジュビロの後塵を拝したんだ。
そんなグラウンド上の現象のバックボーンだけれど・・
たしかにヴェルディは、ボールのキープ率(ポゼッション)では上回った。
でも、その「反動」的な意味合いも含む(!?)、シュート数では、ジュビロに凌駕されてしまったんだ(4本vs15本)。
そう、ボール奪取プロセス(守備)でジュビロが展開した、ポジショニングバランス・オリエンテッドなやり方が、素晴らしくうまく機能したんだ。
だからヴェルディは、ボールを支配していても、うまく、タテへ仕掛けていけなかった。
とてもクレバーに(効果的な間合いで!?)、ヴェルディの前線パスレシーバーたちのアクションを「抑制」してしまうジュビロ守備ブロック。
そして、ヴェルディのボールホルダーや「次の」パスレシーバーに対しても、ギンギンに輝く「猛禽類の目」で狙いを定める。
だからヴェルディのボールホルダーも、そう簡単には(安易には!?)ボールを動かせない。
そんな展開だから、どんどんと状況が「寸詰まり」になっていくのも道理。
そして、シュートにつながるスペース攻略も、まったくといっていいほど達成できない。
でもヴェルディは・・
そんな「寸詰まり」の状況からでも、勇気をもってタテへ仕掛けていこうとするんだ。
そう、それは、ジュビロ守備の「思うつぼ」だよね。
そして・・
トラップの瞬間を狙ったジュビロ選手が、スパッとボールを奪い返し、タテへ仕掛けていくんだ。
もちろん、そんな感じの「勝負サッカーの流れ」をマネージしていたのは、「あの」遠藤保仁。
とはいってもジュビロは・・
決して、「しっかり守ってカウンター」ってな低級(戦術)サッカーじゃないよ。
それでも・・
この試合での彼らのやり方(ゲーム戦術イメージング!)は、いまの、自分たちのサッカーに「自信を取り戻しつつあるヴェルディ」に対して、ピタリと「はまった」・・っちゅうコトなのかもね。
・・ヴェルディの調子は上向いている・・
・・彼らは、積極的にボールを奪い返し、巧くキープしながら攻撃を組み立てる・・
・・たしかに、全体的には、ヴェルディに支配されるだろうけれど・・
・・でも、決して、スペースを攻略させない(シュートは打たせない)!!・・
・・逆に、彼らがボールを支配し、全体的に前へ押し上げてくるのは、チャンスだ・・
ジュビロには、そんな思惑(ゲーム戦術プラン)があった!?
フムフム・・
たしかに、このゲームは、残念な結果に終わった。
でも、ヴェルディが魅せはじめた、攻守ハードワークとリスクチャレンジの姿勢(強い意志!)を前面に押し出す「いまの積極的&攻撃的サッカー」は正しい。
とにかく今は・・
そのベクトルを、もっと突き詰め、特に、仕掛けでの組織プレー(ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション!?)を活性化させていくべきだと思う。
そうすれば、必ず、大きなステップを踏めるまでに進化&深化していけるはず。
ガンバレ〜、永井秀樹ヴェルディっ!!
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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