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2021_ 日本代表(WM2次予選)・・森保一がドライブするフル代表とオリンピック代表は、チーム(組織的な!)コンセプトを完璧に共有している・・もちろん「個 性」による微妙な変化という「強み」も含めてネ・・(日本vsキルギス、5-1)・・(2021年6月15日、火曜日)

・・日本にも、良い選手がいるということを証明しよう・・

森保一が、そう、選手たちをピッチへ送り出したそうな。

フムフム・・いいね〜・・

優れた心理マネージャー、森保一の面目躍如。

そして・・

オナイウ阿道、小川諒也、山根視来、川辺駿、坂元達裕などなどの・・

国内組が、積極的&攻撃的な、攻守にわたるチャレンジプレーをブチかました。

要は・・

運動量豊富に、攻守にわたって、フルスプリントをブチかましつづけたということ。

この、爆発スタート&フルスプリントというテーマについては、「The Core Column」で以前に発表した「このコラム」もご参照あれ。

そんな主体性プレー(ハイレベルな意識と意志とイメージング!)があったからこそ・・

人とボールの動き(ワンツーからのダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション等など)だけじゃなく、突破ドリブルに代表される個の勝負プレーも冴えわたったというわけさ。

ところで、オナイウ阿道が、ヘディングでブチ込んだ3点目。

エネーチケー解説の山本昌邦も言っていたけれど・・

ゴールを決めたファイナルポジションに収まるまでのプロセスが秀逸だった。

そう、ニアポストゾーンへフルスプリントをブチかましたことで、相手マーカーが、まさに「そのニアポストスベース」へ引っ張られてしまったんだ。

もちろんオナイウ阿道は、直後に、(相手マーカーの視野を盗むように!!)スッと、ファーポストゾーンへ抜け出していった。

秀逸だったのは、そんなオナイウ阿道の「意図」を、正確な「勝負クロス」を送り込んだ小川諒也が、しっかりと「イメージ」できていたこと。

わたしゃ、山本昌邦の解説に、完璧にアグリーだったね。

そうそう、その山本昌邦の解説だけれど、森保一ジャパンの5点目シーンでも、冴えわたっていたよね。

後方からのファール気味のアタックにも決して倒れず、そのまま「突っ掛けドリブル」をブチかましつづけた古橋亨梧。

そして、最後の瞬間に、右の決定的スペースへ「抜け出して」いった浅野拓磨へ、右足アウトサイドで、素早いラストスルーパスを送るんだ。

山本昌邦は、そんな、素晴らしく「粘り強い」突っ掛けドリブルから、ズバッというラストスルーパスを決めた古橋亨梧だけじゃなく・・

その直後に浅野拓磨が魅せた、ワンタッチ・トラップにも賞賛の拍手をおくっていたね。

そう、浅野拓磨は、まったくスピードを落とす必要のない方向と強さに、正確にトラップしたんだ。

そして、飛び出してくる相手GKの動きを見極め、余裕をもって、ゴール右隅への「パス」を決めたんだよ。

この試合じゃ、この二つのゴールが内包するコノテーション(言外に含蓄される意味)が光り輝いていたっちゅうわけさ。

ということで・・

攻守ハードワークとリスクチャレンジの内実、人とボールの動き、組織プレーと個の勝負プレーの高質なバランス・・等など。

森保一ジャパンのサッカーコンセプトは、フル代表でもオリンピック代表でも、完璧に共有されているって感じる。

森保一が率いていた当時の「強いサンフレッチェ」というテーマについては、またまた、「The Core Column」シリーズで発表した「このコラム」もご参照あれ。

とにかく、最終予選への期待が、ふくらみつづける。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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