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2021_日本代表(WM)・・仕掛けイメージを共有できているからこその、効果的な、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション・・(日本vsミャンマー、10-0)・・(2021年5月28日、金曜日)

さて、「どちら」を観ようか・・

NHKのBS1か、日テレか・・

でも、やっぱり、「キーちゃん」と「牛若丸」のコンビが解説する日テレを観ることにしました。

エネーチケーの解説は、福西崇史。

こちらは、後からビデオで、ジックリ聞くことにしよう。

ということで、キーちゃん牛若丸コンビ・・

面白かったね〜。

そう、いろいろな「気づき」が素晴らしかったんだよ。

前にも書いたことがあったけれど・・

ドイツ時代に教えを請うた、故ヘネス・ヴァイスヴァイラーも、選手や戦術について、サッカー的なモノだけじゃなく、プライベートまで、事細かに「気づき」つづけていたよね。

いつも「考えている」からこその、内容のある「気づき」。

それって、コーチング(特に心理マネージメント!!)にとっての、本質的なバックボーンなのかもしれないね。

あっと・・ゲーム・・

まず、ミャンマーが、(現在の社会状況にもかかわらず!?)ホントに、よくトレーニングされたチームだというポイントを指摘しておかなきゃ。

監督は、「アントワーヌ・ハイ」というドイツ人だそうな。

たしかに、積極的なボール奪取プロセスでも、ブロック守備でも、その機能性は、侮(あなど)れない。

そして・・

ミャンマーの守備が、そのように、しっかりしているからこそ・・

森保一ジャパンが魅せつづけた、組織的なイメージングが高質に「共有」された仕掛けの内実に対して、心から賞賛できるわけさ。

なかでも・・

キーちゃん牛若丸コンビも、異口同音に語っていた、ダイレクトパス

ミャンマーは、押し込まれながらも、「前でのボール奪取」を狙う、積極的な守備を目論んでいた。

多くのシーンで、数的に優位なカタチを創り出すミャンマー守備ブロックだったんだよ。

でも、時間の経過とともに、そんな堅牢なミャンマー守備を振りまわしてスペースを攻略できるようになっていった森保一ジャパン。

ここでキーちゃん牛若丸コンビが、素敵な内容をコメントするのさ。

「あれだけ素早く人とボールを動かされたら、ミャンマー守備も、どこでボールを奪うかのイメージできないですよね・・」なんて・・ね。

いいね〜・・

そう、その「ミャンマー守備を惑わす人とボールの動き」のバックボーンこそが、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションだったというわけだ。

「ワン・ツー・スリー」ってなリズムのコンビネーションが理想的ね。

でもまあ、私は、「ワンツーを積み重ねることで演出する組織コンビネーション・・」なんていう表現を使うけれど、とにかく、人とボールが「よどみなく」動きつづけるっちゅうコトだね。

ところで・・

この試合の森保一ジャパンは、「外国人」だけを選抜したわけだよね。

選手たちは、まったく違った国やチーム戦術でプレーしているわけだ。

でも・・

そう、やっぱり、フットボールネーションでは、成功に結びつくエッセンスを凝縮した「イメージングの底流コンテンツ」は、ある意味、共通しているっちゅうコトなんだろうね。

あっと・・

もちろん「そこ」じゃ、森保一という「ストロングハンド」の高質マネージメントも、「各イメージング」をうまく「擦り合わさせる」ことに貢献しているんだけれど・・

とにかく、この試合は・・

ミャンマーの、エネルギッシュで堅実な(戦術的にも、ある程度のレベルの!)ディフェンスがあったからこそ、森保一ジャパンにとって、貴重な学習機会になったということだね。

最後に・・

長友佑都。

何なんだ、この34歳は。

攻守にわたって、疲れを知らずに、エネルギーを炸裂させつづけたじゃないか。

チト、驚かされた。

でも、実は・・

そう、彼については、FC東京時代から、後藤健生さんと、意見が一致していたんだ。

「この選手のキャリアは、とても長いモノになるはず・・そしてそこで、こんな最高パフォーマンスを維持しつづけちゃうに違いない」・・なんてね。

もちろん、その几帳面な素直さ、チャレンジ精神、インテリジェンス等などについての基本情報を知った上での評価だったんだよ。

そして今・・

とにかく、長友佑都の、レベルを超えたモティベーションと高質パフォーマンスのバックボーンについて、その秘密を探りたくなった筆者だったのであ〜る。

へへっ・・


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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