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2022_ACL・・この両ゲームについては、「差の本質」を、なんとかうまく表現することにトライしました・・(広州vsフロンターレ、0-8)、(レッズvs山東、5-0)・・(2022年4月18日、月曜日)

まず、広州vsフロンターレ。

ダゾン解説を担当したのは、お馴染みの福西崇史・・

内容が、サスガに、とても濃かった・・

・・あそこで、(事前に!)2歩だけ左に移動しておくと、より良い体勢でボール奪取プロセスを仕掛けられた・・

・・あそこじゃ、とても良いイメージで、相手を置き去りにする決定的フリーランニングをブチかませた〜・・

・・だから、イメージが大事なんですよ、イメージが・・

・・等など。

すこし、専門的に過ぎるかもしれないけれど、私にとっては、とても興味深い「指摘」のオンパレードだった。

あっと・・

このゲームだけれど・・

わたしは、両チームの「差の本質」を体感しようとゲームを観はじめた。

そりゃ、フロンターレと広州では、実力の差はアリアリだろうからね。

そして、まず意の一番に気づいたのが・・

攻守にわたる局面デュエルの内実。

攻撃側としては、一発コントロールや、相手を翻弄するスキル等などでフロンターレが圧倒しつづけていた。

もちろん「それ」は、とても目立つグラウンド上の現象だから、誰もが、明確に体感しつづけていたでしょ。

そして、決定的なパスと、パスレシーブ。

そう、人とボールの「動き」に、決定的な「差」が現れていたんだよ。

特に、ボールがないところでの人の動き(パスレシーブの動き)がね。

そう、それこそが、選手たちの「イメージング」が、どの程度のレベル連動しているかを測るうえで、決定的なファクターなんだ。

そして広州ディフェンスは・・

最終勝負シーンで、繰り返し、フロンターレ選手たちの決定的フリーランニングに「置き去り」にされてしまった。

そう、彼らは、フロンターレがブチかます、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションに代表される、人とボールの動きを、抑制し切れていなかったんだ。

まあ、たしかに・・

そう、後半は、少しは良くなったけれど、それでも・・ね。

さて、次は、これから3時間後にキックオフされる、レッズvs山東。

このゲームも、総合力の差がアリアリ(のハズ)だから、同じようなテーマで観戦することにします。

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さて、ということで、レッズvs山東・・

山東は、第一戦(テグ戦)で大敗を喫しただけじゃなく、相手が強豪のレッズということで、守備ブロックを堅めてきた。

対するレッズは、メンバーを大幅に入れ替えてゲームに臨むコトになった。

さて・・

ということで、テーマだけれど・・

まあ、両チームの「差」については、広州vsフロンターレ戦と、同じような傾向にあったと思う。

そう、個のスキルも、そうだけれど、やっぱり、組織プレーの内実(攻守イメージングの内実と、そのシンクロ!)が、もっとも目立っていたっちゅうことだ。

なかでも、私は・・

ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションに代表される「組織プレー」と、個の勝負プレーの高質なバランスに、もっとも大きな「差の本質」があったと感じていた。

そう・・

リカルド浦和レッズ選手たちの「イメージング」が、とても軽快に「連鎖」しつづけていたんだ。

あっと、ここじゃ、攻撃にスボットを当てています。

要は、スペースを攻略するプロセスでの、パサーのイメージングと、レシーバーのイメージングが、気持ちよくシンクロしつづけているっちゅうことだね。

そう、パスと、スペースへのフリーランニングが、ピタリと合うっちゅうわけだ。

そんなだから・・

ダイレクトパスを織り交ぜた、素早く効果的な組織コンビネーションに、山東ディフェンスが置いてけぼりになってしまうシーンがつづくのも道理(足を止めた状況ウォッチャー!)。

まあ、とはいっても・・

そう、山東ディフェンスブロックは、人数をかけてカバーリング網を強化している。

だから、一人を置き去りにしても(ハガしても)、次、その次の山東プレイヤーが、スペースを潰しにきちゃう。

そりゃ、難しいよね。

だからこそ、リカルド浦和レッズが前半に先制ゴールを決めたコトが大きかった。

それによって、山東も、より積極的に攻め上がらざるを得なくなったわけだからネ。

そう、守備ブロックの、人数&ポジショニングバランスが、少しずつ「緩み」はじめるんだ。

もちろん、山東が、より積極的に攻め上がることで、守備ブロックが「開き気味」になりはじめたっちゅうコトだよ。

そして・・

ある程度の個のチカラがある山東だから、ボール奪取プロセス(カバーリングなど)が遅れたら、そりゃ、チャンスの流れを創られちゃうのも道理。

とはいっても・・

そこは、リカルドに鍛えられたレッズだから、選手が替わっても、ボール奪取プロセス(守備)が緩むことは、ほとんどなかった。

とにかく、全員の「守備意識」が、とても高質なんだよ。

そして、それこそが、いまの、リカルド浦和レッズの強さの原動力でもあるっちゅうわけだ。

言うまでもなく、ね。

ここから、最後の視点・・

それは、チーム内での、健全なライバル関係の充実というテーマ。

そう、新加入のプレイヤーたちが、活き活きとプレーしているというコトさ。

その意味でも、今回のトーナメントが、ものすごく貴重な、チームの進化&深化の機会になっている!?

そう、トーナメントという貴重な学習機会・・

それを、存分に活用できるかどうかというポイントで、監督と選手との関係性の内実が、問われてくるっちゅうわけだ。

まあ、優秀なプロコーチ、リカルド・ロドリゲスのことだから・・

とにかく、期待が膨(ふく)らみつづけるじゃないか。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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