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2022_AFC_U23 アジアカップ・・ゴールという刺激をブチかまされ、やっと、本来の積極的&攻撃的サッカーを表現できるようになった大岩剛ジャパン・・トーナメント初 戦・・この苦労は、確実に、次につながる・・(UAEvs日本、1-2)・・(2022年6月3日、金曜日)

やっぱり、監督によって、チームは別物になる・・

UAEは、スペイン人プロコーチ、デニス・シルバに率いられ、創造的イメチェンを果たしている。

そう、彼らは・・

とても、スマートなサッカーを展開できるようになっているんだ。

ボール奪取プロセス(守備)にしても、スペース攻略プロセス(攻撃)にしても。

特に、スペース攻略プロセス(攻撃)での人とボールの動きに、モダンな「テイスト」を感じる。

各ステーション(パスレシーバー)で、ボールの動きが「変に」停滞する気配さえない。

「スッ、スッ・・」ってな感じで、スムーズに、そしてクレバーに、人とボールが動きつづける。

もちろん、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションも含めてネ。

それに対して大岩剛ジャパンの仕掛けは、うまく「勢い」を乗せていけない。

解説の水沼貴史も語っていたけれど・・

仕掛けプロセスでの人とボールの動きが、プロコーチ大岩剛のイメージどおりに「加速」していかないというコトなんだろうね。

そう、スペース攻略プロセス(仕掛け)に、十分に、人数をかけられていないんだ。

サポートの動きが、鈍重なんだよ。

まあ、その背景には、ボール奪取プロセス(守備)における協力プレスへの集散が、うまく機能していないという要因もありそうだね。

そんなだから・・

次のスペース攻略プロセス(攻撃)での人とボールの動きも、うまく加速させられない。

フム〜〜・・

・・なんて、少し、重たい気分になっていた後半16分・・

相手のミスでうまくボールを拾った鈴木唯人が、見事な「ゴールへのパス」を決めちゃうんだ。

でも、逆に・・

その先制ゴールの2分後には、UAEの一発タテパスが、日本ディフェンスの連係ミスを誘い、ヤセル・アルブルーシに、豪快なダイレクトシュートをブチ込まれちゃうんだ。

これで、1対1のドロー。

でも・・

やっぱり、ゴールの勝る「刺激」はないっちゅうことさ。

そう、そこから、大岩剛ジャパンのサッカーに、俄然ダイナミズムが乗っていくんだ。

ボール奪取プロセス(守備)にしても、スペース攻略プロセス(攻撃)にしても・・

とにかく、そのプロセスが、積極的&攻撃的にジャンプアップしていくんだよ。

そこでの究極の「達成イメージ」は、常に、数的に優位なカタチを創りだすコトだよね。

そう、選手たちが、攻守にわたって、「より」積極的&攻撃的に、「仕事」を探しまくりはじめたっちゅうことさ。

だから、攻守にわたって、素晴らしい「主体性プレー」が機能しはじめるのも道理。

そう、それだよ、それ〜〜・・

オレが、大岩剛ジャパンに期待している理想イメージサッカーは・・

素晴らしくダイナミックなサッカーを観ながら、そんな言葉が口をついていた。

そして・・

相手のPKを、スーパーに阻止したGK鈴木彩艶と、これまたスーパーな決勝ヘディング弾をブチ込んだ細谷真大に、感謝の拍手をおくっていた。

あっと・・鈴木彩艶が止めたPK!?

その経緯については、他のメディアをご参照あれ。

とにかく・・

トーナメント初戦に、多いに苦労するなかでペースアップし、しっかりと勝ち切れたコトには、殊の外、貴重な「意味合い」が内包されている。

ホント、良かった〜〜・・


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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