トピックス
- 2022_東アジア選手権・・池田太ナデシコ・・素晴らしく美しい質実剛健サッカーだった・・今日の彼女たちは、まさしく日本サッカーのアイデンティティだった・・(ナデシコvs中国、0-0)・・(2022年7月26日、火曜日)
- 引き分けでも、東アジア選手権の優勝がきまる・・!?
なにを、言ってやがる・・
我らが、池田太ナデシコは、そんなコトなんて、アタマの片隅にもなかった。
でも逆に・・
「それ」があったからこそ(!?)、ガンガン、積極的&攻撃的な「主体性プレー」をブチかましつづけられた・・と、言えるかもしれないね。
また、アジアカップ準決勝のリベンジという意味合いも含む(!?)意地もあったでしょ。
いいね〜、魂の闘い・・
たしかに、立ち上がりの数分間は、中国がブチかましつづけた「前からプレス」に、少しだけ押し込まれた「感」はあった。
でも実際、ナデシコは、余裕をもって、攻撃的にボール奪取プロセス(守備)をブチかますことで、自力でイニシアチブを奪い返していったんだ。
そんなトコロにも、彼女たちのホンモノの意地を感じていた筆者だったのサ。
そう、池田太ナデシコは、内容でも、中国を凌駕して勝ち切るゾッ(!!)ってな、積極的&攻撃的なプレー姿勢(意識と意志の闘い!)を、ブチかましつづけたんだ。
そんな、素晴らしく「美しい質実剛健サッカー」を観ているコチラにとっちゃ、彼女たちは、まさに、日本サッカーの「アイデンティティ」だった。
わたしは、アイデンティティを、「誇りのリソース」って定義するんだよ。
そんな日本サッカーのアイデンティティを率いるのは、池田太。
彼は、2018年にフランスで行われた「U-20」W杯を、これまた素晴らしく美しい質実剛健サッカーで制し、ワールドチャンピオンに導いた名将だ。
今回の先発メンバーでは、その優勝メンバーから7人が選ばれた。
宮川麻都、宝田沙織、高橋はな、林穂之香、長野風花、宮澤ひなた、植木理子。
そして彼女たちもまた、池田太が寄せる信頼に輪を掛けた(!?)、攻守ハードワークとリスクチャレンジを、主体的に(!!)探しまくっていた。
ホント、素晴らしいパフォーマンスだった。
ところで、池田太・・
彼は、選手たちから「熱男」って呼ばれているそうな。
フムフム・・
そんなコーチング姿勢(ストロングハンド!)は、ナデシコ選手たちの「意識と意志とイメージング」の内実にも、明確に、投影されているって感じる。
特にボール奪取プロセス(守備)での「イメージング」の質が、特筆モノで素晴らしい。
だからこそ・・
攻守の切り替え(トランジション)、「ゲーゲンプレス」への素早くハードなチェイス&チェックや局面デュエル、マーキングやカバーリング、協力プレスへの集散、そして、もっとも大事な、最終勝負シーンでの「最後の半歩」でも、抜群のパフォーマンスを魅せつづけるんだ。
ところで、ここでいう「最後の半歩」だけれど・・
それには、決定的クロスやシュートを「ブロック」するだけじゃなく、決定的ピンチでのマーキングやカバーリングへの「明確なイメージングを描けるコト」なども、含まれるんだ。
素晴らしい、「意志のプレー」じゃないか。
また、そんな素晴らしく美しい質実剛健サッカーを魅せつづけた池田太ナデシコは、「質」だけじゃなく、「実」でも、何度も「結果」を掴みかけた。
そう、彼女たちが創りだした「ゴール機会」の量と質は、完璧に、中国を凌駕しただけじゃなく、世界とも闘えるバックボーンを提示していたんだよ。
とにかく、良いモノを魅せてもらった。
堪能した。
池田太ナデシコの皆さんには、日本サッカー人の一人として、心からの称賛と感謝の拍手を、おくります。
- ============
- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
- -------------------
- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
-
============
最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
===============
重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
==============
ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
-
[ トップページ ] [
Jワンポイント ] [湯浅健二です。
]
[ Jデータベース ]
[トピックス(New)] [
海外情報 ]