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2022_J2_第3節・・堀孝史ヴェルディは、とても貴重な体感を積んだ・・彼らは、それをホンモノの学習機会として活かさなきゃいけない・・(徳島vsヴェルディ、1-1)・・(2022年3月6日、日曜日)

前からプレス基盤のボール奪取プロセス(守備)・・

リカルド・ロドリゲスからチーム(徳島ボルティス)を受け継いだスペイン人プロコーチ、ダニエル・ポヤトスは、とても良い仕事をしている。

昨シーズンもそうだったけれど・・

とにかく、選手たちの「主体性プレーの内実」からも、ポヤトスのプロコーチ(心理マネージャー)としての優れたウデがうかがえるじゃないか。

・・チカラのある徳島から、勝ち点1を持ち帰れたことは、ポジティブに捉えている・・

ダゾン試合後インタビューで、堀孝史が、そんなニュアンスの内容をコメントしていた。

そう、全体的には、「勝負の流れ」と「サッカー内容の流れ」は、かなり高いレベルでシンクロしていたんだよ。

とにかく・・

徳島プレイヤーたちがブチかましつづけた、寄せ、カバーリング、マーキング、協力プレスへの集散といった守備ハードワークは、レベルを超えていたんだ。

・・最初のプレスでかわされても、しつこく、しつこく、追いつづける・・

・・周りのチームメイトたちも、その粘りのファイトに合わせ、ガンガンと協力プレスの輪を縮めてくる・・

・・そんな前からプレスの勢い(強烈な意識と意志)は、チーム全体にみなぎっていた。

対する堀孝史ヴェルディ・・

前節の栃木戦では、彼らがブチかましてくる前からプレス基盤のボール奪取プロセス(守備)を、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションや個の巧みなプレーで、うまく振り回せていた。

でも、「あの」ポヤトスが鍛えている徳島に対しては・・

うまく「かわせず」に、押し込まれ、何度も、ゴール機会まで創られた。

徳島は、次、その次と、プレスの輪を、とても効果的に構築し、機能させちゃうんだ。

もちろん、その絶対ベースは、「解放」された、選手たちの「主体性プレー」。

彼らは、積極的&攻撃的に、攻守ハードワークや、攻守リスクチャレンジのチャンスを探しまくっていたんだよ。

だから・・

堀孝史の、「チカラのある徳島・・」という表現は、もちろん彼の誠実さもあるんだろうけれど、かなり本音に近かったろうね。

かく言うわたしも・・

そう、ポヤトス徳島がブチかましつづけた、積極的&攻撃的、そして危険な「主体性プレー」に、舌を巻いていた。

まあ、大したモノだ・・

ということで、このゲームは、堀孝史ヴェルディにとって、貴重な、ホントに貴重な、次につながる(!!)学習機会だったと思っている筆者なのだよ。

学習機会としての体感だけれど・・

試合のなかでの堀孝史ヴェルディは・・

徳島の、積極的&攻撃的なサッカーと対峙したのだから・・

彼らに輪を掛けた「勢い」の、前からプレス(カウンターパンチ!?)をブチかましていかなきゃ、いけなかったんだ。

でも彼らは、前節の栃木戦で、とてもスマートに、相手のプレスを「いなせた」というイメージに邪魔された!?

とにかく堀孝史ヴェルディは・・

すぐにでも、「あっ・・徳島は、栃木とは違う・・」って気づき、チーム全体の「意識と意志」を統一して高揚させられなきゃ、いけなかったんだ。

そうだね・・

そのプロセスじゃ、チームが内包するリーダーシップの「内実」が問われるよね・・

大声での「檄」は、難しいにしても・・

徳島の人とボールの動きを、ものすごい勢い(鬼の形相で!?)で抑え込んじゃうような、個々のプレイヤーの「意志の炸裂」が・・さ。

そう、そんな、実際のプレーでチームを鼓舞するリーダーシップ・・

まあ、とはいっても・・

この試合でのトリプルボランチ(山本理仁、石浦大雅、梶川諒太)には、そのレベルのリーダーシップを期待するのは、今は(!?)、難しいんだろうね。

とにかく・・

大いなる「課題」を体感したヴェルディは、堀孝史を中心に、チームの進化&深化を目指し、その体感を、ホンモノの学習機会として、次に活かしていかなきゃいけない。

今日は、そんなところです。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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